本日は12月8日ですね。
1980年12月8日にニューヨークで凶弾により亡くなった
ジョン・レノンの命日です。
ワタシにとっては忘れることの出来ない特別な日です。
もうあれから34年経つんですね。
長久手でのまんまる堂のオープンは明日の12月9日です。
日取りの関係で8日には出来なかったのですが、少しでも
近い日にとの思いはありました。
余りクリスマスとは縁の無い生活をしてきたものですから、
クリスマス自体に思い入れはないのですが、特に1980年の
クリスマス前はジョンの「ハッピークリスマス」がテレビ、ラジオそして
街中に流れまくっていた思い出があります。
今でもこの時期に「ハッピークリスマス」が流れると「あ~・・・そろそろ
クリスマスなんだなー・・・」と、当時を思い出して感慨深いですね。
実はジョン・レノン、40年の短い人生の晩年はマクロビオティック食
だったそうです。
ジョンレノンの『ニューヨークイヤーズ』という本の中で、ジョンの
プライベートフォトグラファーだったボブ・グルーエンという
カメラマンがこのようなエピソードを紹介しています。
『いろんな裁判などでストレスを溜めたジョンとヨーコは細菌性の
胃炎にかかり、 それをきっかけに野菜と果物のジュースだけを
摂る断食を始めた…。
体調が良くなると、2人の態度も以前に比べずっと冷静で、
物事をよりしっかり把握するようになった…。
その後ジョンは、初対面の際にヨーコから紹介された
自然食品だけを基本としたマクロビオティックの食事に戻った…』
『ジョンの食べ物と健康への新たな関心は、その後一生続いた。
彼の人生後半に撮った写真を見てもよくわかるが彼は以前より
ほっそりして、ずっと健康になった。
ある時、私が夕食時に訪ねるとジョンがガスレンジの前で
玄米と焼き魚、蒸し野菜を入れた鍋料理を作っていた。
この料理は味も素晴らしく、栄養たっぷりで作ったジョンに
感心させられた。』
と言う具合です・・・どうです?ジョンが玄米に焼き魚ですよ。
親近感が増しませんか?
まあ、奥さんが日本人なので・・・ともいえますが、今から40年も
前にすでにマクロビなんて・・・洒落てますよね。
しかも、一回の食事で1000回噛むことを心掛けていたそうです。
・・・まあ、忙しい我々には到底無理ですね・・・1000回は。
そして相方のポールマッカートニーも、つい最近ベジタリアンに
なったそうです。
週に一回、月曜日は肉を食べるのをやめよう・・・というキャンペーン
を最近やってます。
食肉生産が温室効果ガス排出の14.5%を占めるため、週1回肉を
食べるのを止めることでそれを減らそうと訴えています。
ベジタリアンになった理由をこう述べています。
『きっかけはある日曜日、家族でランチをしていた時のことだった。
僕らはキッチンの窓の外で幸せそうに遊んでいる仔羊達を見たんだ。
そして、ふと今まで食事をしていた皿を見下ろしたとき
僕らは気が付いたんだ。
自分たちが食べていたのは、動物の、
つい最近まで野原で遊んでいたであろう彼らの脚だったってことに!』
『僕らはお互いに顔を見合わせ、こう言ったんだ。
「ちょっと待って。僕らはみんな、あの優しい羊たちが大好きだよね。
それなのにどうして 僕らは彼らを食べているんだろう?」
それ以来、僕らは肉を食べるのをやめたんだ。』
・・・突込みどころ満載ですね。
まず、そんな事を気付くのに70年もかかってしまうのか?
今まで散々酒池肉林をやりつくした挙句、年をとって胃腸が弱って
からのベジタリアンへの転身?
さすがです・・・こうでなければ長生きは出来ません。
元気に現役でワールドツアーなど回れません。
誤解の無いように言っときますが、ポール大好きですよ。
こんなことを平気で言ってしまうのも込みで、大ファンです。
・・・天国でジョンも苦笑してるでしょう・・・ポールらしいと。
最後にポール大先生のありがたいお言葉で閉めます。
『もし地球を救いたいのなら、みんなは肉を食べるという事を
止める必要がある。
肉を食べないことは、唯一君が出来ることでそして何よりも最も
重要な事なんだ。』
『君が「肉を食べないということ」について考えるとき、それはすごく
漠然としているかもしれないけれど菜食はたくさんのことを
一つで賄ってしまうんだ。
環境問題、飢餓問題、残虐行為がそれさ』
・・・・今更こんな事、言う?