中国産チキン問題の続きです。
だいたい今の騒ぎになる1年半くらい前にも中国産チキンは、
一度問題になっています。
前回書いたような内容の話ですが、中国国内のマ○ドナ○ドや
K○Cで、抗生物質や成長ホルモン剤を過剰に投与した鶏肉が
使用されていたことが発覚して、大問題になりました。
しかも病死した鶏までも食品に転用していたそうです。
恐ろしい話ですねー・・・・。
しかもこの中国の企業から日本のマ○ドナ○ドやK○Cは鶏肉を
仕入れていた疑惑がもたれていたのです。
日本マクドナルドに中国の仕入れ先企業名を尋ねると、
「情報は提供できない、心配なら購入を控えて貰うしかない」との返答。
これでは黒だと暗に認めているのと、同じですよね。
前回書いたように 不自然な育成法について行けずに死ぬ鶏も多く、
「鶏に近づいたハエが毒死した」との報道もあったそうです。
こんなものを商品として人間に食べさせようと考えるんです、企業は。
K○Cも同様です。
社内検査によって抗生物質が大量に検出された鶏肉も、検査結果を当局に
報告しないで使っており、そういった養鶏場とも危険だと知った上で
取引を続けていたんです。
まあ、今ではほぼすべてで国産の鶏肉を使っていると主張してますが・・・。
国産だから安心だなんて幻想は、もたない方が良いでしょう。
そしてファストフード企業は、その危険な鶏肉(牛・豚なども)を食品工場で、
大量の添加物や保存料、着色料、危険な油脂類などで商品にして、
店舗で売りさばいているんです。
今回の問題の「前」と「後」もこんなに恐ろしいのに、その間がひどい
からといって、今更騒ぎ立ててもどうなんだろう???と、思ってしまいます。
だって、すべてが酷いのですから・・・・。
そして今回の事件だけでなく何よりも本当に恐ろしいのは、健康被害
が出る可能性があると知っていながら、自社の利益のみを追求する
企業の姿です・・・確かに、下手な正義感出して、大企業を潰してしまう
訳にはいかないのでしょう。
その為には薬漬けだろうが、発がん物質があろうと、死肉だろうが
商品にして売るのです。それが大きな経済の中で企業が生き残る
すべなんです。
だから今回の事件を、中国の問題だとしてしまうのは間違ってると
思います。中国で起こった事件なので、日本国内では何も不正は
行われていないんですよ、と言いたい企業の思惑が見え隠れします。
中国の問題だけ改善すれば、流通している商品はすべて安全だ
みたいな、空気がでてるのが気にかかります。
違います!これは日本国内でも同じようなことが・・・程度にこそ
差はあれども、行われている可能性もあるのです。
対岸の火事だと勘違いしてしまうと、気づいた時には遅すぎたという
事態になりかねません。
最後に、20年近く前の話ですが、ある漬物の工場でアルバイト
してた人から直接聞いた話です・・・。
あくまでも、聞いた話ですよ・・・。
結構深いタンクの中での仕事で、作業をするのに垂直の階段で
結構な時間をかけて、下まで降りて行くそうです。
そこでスコップを持って、漬物の野菜をかき混ぜる作業だそうです。
しばらく作業をしていたら、尿意を催したので上にいる作業員に、
「あのー・・・トイレに行きたいんですけど・・・。」
と上を向いて少し大きめの声でそうたずねたら、
「大きいほう?小さいほう?」
と聞かれたので、
「小さいほうでーす。」
と言ったら、
「あそう。じゃあ、ソコでしていいよ。」
「・・・・・・・。」
と普通に言われたそうです。
仕方なくソコでしたそうですが、ソコの漬物は二度と口にすることは
なかった・・・・と言うお話です。
この話の信憑性は・・・自らの体験ではないので100%事実とは
とても言い切れません。でもこのような話は他にも聞きますよ。
まあ、信じるも信じないも皆様次第でございます・・・。
一昔前の日本も、こんな事影では平気でやっていたような気がします。
さすがに今こんなことをしたら、すぐツイッターなどで書かれて
ばれてしまうので、やってないでしょうが・・・。
でも、国内の食品の偽装問題は、今も後を絶たないですね。
なんか国産品は安全だみたいな幻想は、持たないほうがいいでしょう。
そう思い込んでしまうことのほうが、今回の事件同様に恐ろしいことだと
思います。
と、言うことでこの話は終了とさせていただきます。