愛知県長久手市 まんまる堂では無添加食材のみ使用! お子様連れでも、妊婦さんでも安心してお食事して頂けます

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無添加ラーメン屋の家族の食事は・・・⑤

カテゴリ : 無添加ラーメン屋の家族の食事は

さて、前回に続き子供たちの苦手な食べ物のお話。

これまた残念なお話です。

 

 

ある日うちの奥さんが、遅くまで働いてて、晩御飯を作る時間が無い!

なので仕方なく、スーパーのお惣菜でミンチカツを買って、家に帰ったのでした。

そのミンチカツを、何事も無かったようにさりげなく普通に、食卓に出しました。

 

 

同じように時間が無くて、ご飯にふりかけと少量のおかずだけの時でも、

「かーちゃんのご飯はおいしいね!」

と、文句も言わず、普通に食事を平らげる子供たちが、

「かーちゃん、これ全部は食べれないな。残してもいい?」

と上の息子。すると割と俗っぽい味覚の、下の息子までも、

「オレも、これは全部は無理!」

と言って、残す有様。(ええーーー。マジーーーー。)

 

 

普段なら、「残さずに全部食べなさい!」と言う場面なのですが、

なんせほら、事情は事情として、結果手抜きの極めつけ、スーパーのお惣菜。

そんなものを、シレっとした顔で出してる後ろめたさから、

「ん~。じゃあ残しても良いよ。」と言って、後で残り全部、自分で食べたと言うお話。

 

 

その話を聞いて自分が子供の頃は、更にそれにケチャップやマヨネーズや

ウスターソースを、たっぷりミンチカツにかけて大満足で食べてたぞ。

やっぱり、その辺違ってくるもんやな、と思いました。

 

 

よくよく聞けば、既製品だから食べれないのではなくて、

パン粉を付けた揚げ物が苦手なようです。あと天ぷらも苦手。

から揚げは食べれるし、大好きなんですよ。

やはり違いは、食べ物に含まれる油の保有量の違いなんでしょうね。

上の息子はマヨネーズも苦手です。ちなみにケチャップも好みません。

好みの調味料は、「ポン酢」・・・・・・・・・。渋いね!

 

 

あと、食卓に牛肉が出ることが、滅多に無い家です。

せっかく買うなら、ちゃんとした生産者の物を買いたいですが、

貧乏なので、やはりなかなか買えない・・・・。

そんな貧困家庭に義母が、和牛レストランの金券をプレゼントしてくれました。

これ幸いと、子供たちにも、牛肉をたらふく食べさせてあげれるいい機会だと思い、

ランチ時に嬉々として出かけて行きました。

 

 

我々大人は若い頃、焼肉は大好きでよく食べに行ってました。

特にタン塩、シマチョウ(ホルモン)の部位が好きで、食べ歩いてたぐらいです。

しかし久々に食べる焼肉、しかも真昼間、セットしかなくカルビなどの部位が中心。

 

 

食べ進んでいくうちに、「ビールも飲まずに焼肉は、結構キツイなー。」

という状況に陥ってきたので、焼けてるカルビをさりげなく上の息子の皿に

置いた瞬間、「エ!」という顔でこっちを見て、「いや、もういらない。」と。

「えーなんで!君ら憧れの牛肉やで!しかもそんなに食べてないぞ。」

と言うと、「そっちの赤い方(もも肉)は美味しいけど、これは(カルビ)は

もういいや。気持ち悪くなる。」ですって。

 

 

これはマズイと思い下の息子に、「これ(カルビ)食べるやろ?」

と振ってみると、「いや、もう肉いらないし!」と言って、この提案を

まさかの拒否!

いやー、マジですか!この残りの肉、ビールも飲めずに、大人たちで

平らげなくてはいけないんですか!

普通もっと食べたいとか言って、困らせるんと違うの!子供は。

と思いながら、すっかり量を食べれなくなってしまった大人達で完食。

 

 

そうやって考えると、『脂っこいもの、甘すぎるもの、味付けの濃いもの。』

て、先天的に好むものではなく、後天的な嗜好じゃないかな、と。

その嗜好に仕立ててしまうのは、やはり日常の食事だと考えるのが妥当であると。

でも、一度壊れてしまった味覚を取り戻すのも、そんなに困難ではないんじゃないかと、

過去の自分と現在の自分を比較して、そう思います。

 

 

もっと身体も大きくなり、外に世界が広がっていけば、それは色んなものを

食べるようになるでしょう。今は苦手な焼肉も、フライ物も、生クリームも。

でも子供の頃に培った繊細な味覚が、行き過ぎを制御してくれると思うんですよね。

 

 


それが我々親が、子供に残してあげられる、財産のひとつかな、と。

健康な肉体を維持する為の、健全な免疫力。

その道筋を間違わない、正しい味覚を財産に・・・・。

ま、貧乏なので本当の財産は、残してあげれないんですけどね。エヘへ・・。

 


 

2012-01-31 15:04:15

無添加ラーメン屋の家族の食事は・・・④

カテゴリ : 無添加ラーメン屋の家族の食事は

次は「甘み」について・・・、と言ってから、大分間が空いてしまった。

どのレベルの甘さを、子供たちに提供するっかて話でしたよね。

 

 

『美味しんぼ』の何巻か忘れましたけど、海原雄山がお菓子の甘さの上限は

干し柿の甘みである、と。

お菓子にそれ以上の「甘み」を、加えてはいけない。みたいな台詞が

あったように、記憶しています。

 

 

「なるほど、至言やなー。」と思い、まず子供たちには、自然の甘みを、

覚えてもらおうと、思いました。

特に白砂糖については、言いたい事が山ほどあるのですが、

それはまた、別の機会に・・・・。

 

 

たまにキャンプなど行っての食事、そのデザートは「ただ焚き火に掘り込んで

蒸し焼きにしただけのサツマイモ!」です。

これがまた、本当に「甘く」て美味しい!

子供たちも口を揃えて「美味しい。美味しい。甘くて美味しい!」と。

まずこの「甘さ」を、うちの家庭の「甘みの上限」にしています。

 

 

要するに子供たちには、砂糖の甘さではなく、果物や野菜の自然な甘さを

舌でそして身体で、覚えてほしかったのです。

その為の環境づくりです。「お菓子が日常的に備蓄されてない家。」

手に届く所にお菓子があると、お互いに「ま、ええかー。」みたいな

感じで、ついつい食べてしまいますもんね。

 

 

刺激的な砂糖味を、なるべく遠ざけて育ててきた結果、子供たちは

「甘み」に対して割と敏感だな、と思うようなエピソードが多々あります。

 

 

たとえば誕生日、ケーキ屋さんに行って、

「誕生日やから、好きなのを選んでいいよ。」

と言って選んだケーキ。下の息子が、結構高めのやつを選んだりしやがるので、

こちらも顔を引きつらせながら「これでいい?」と。

そしたら満面の笑顔で「うん!これがいい。」とヌカしやがるので、

心の中で(ボッケェー。数字も読まれへんくせに、エエ勘しやがって)

と思いながら、泣く泣くお買い上げ。

 

 

そして食後のデザートタイムで、皆で購入したケーキを頂くのです。

「ケーキ久々やなー。美味しいなー。」とか言いながら頂いていると、

下の息子が「ねー、とうちゃん、とうちゃん。一口食べる?」

と、言ってくるので、「誕生日やねんから、自分で全部食べていいんやで。」

と言うと、ちょっと困った顔をしてるので「もしかして、食べられへんの?」

と聞くと、「うん、ちょっと甘すぎる。」と一言。

(え~~!!高いの選んどいて、食べられへんとは何事やねん!!!)…絶句!

 

 

そのケーキを食べてみると、そこまで甘いとは感じられない程度の甘さ。

これを甘いと言って食べれないのであれば、結構食べれるケーキ

限られてくるぞ。と思ったエピソードがあります。

ちなみに上の息子は、生クリームがとっても苦手です。

理由は、『アブラっこ過ぎて気持ち悪くなる。』からだそうです。(マジかよ・・・)

 

 

今は二人とも小学生で、学校の給食も同じ物を食べてるので、

(学校給食については、言いたいことが山ほどありますが、また別の機会に)

たまにどんなものが出たのか、聞いてみたりします。

その時に出たデザートについて二人して、

「あれはちょっと甘すぎて、食べるのきつかったよなー。。」と上の息子。

「甘すぎて無理!食べれない!」と下の息子。

 

 

このように、本来子供と言うのは、そんなに過剰な「甘さ」は

好きではないんじゃないかと、思うんです。

白砂糖の「きつい甘み」を定期的に与えてしまえば、やはりその「甘み」に

慣れてくるのだと思います。

その「甘み」に慣れてしまった為に、自然の「甘み」が物足りなくなるという事が、

とても恐ろしい。

なので甘さの上限が「白砂糖」であっては、いけないと考えています。

 

 


家庭での日常的な「おやつ」は、穀物類のでんぷんなど自然の「甘み」を中心に与えて、

正しい味覚を育てたうえで、「ハレ」の日には特別に、プロが作るデザートを

楽しむ、というのがいいんじゃないかと、思います。

ま、高いデザート買わされたうえに、食べれないなんて残念な結果が

待ってるかも、しれないですけど・・・・。

 

2012-01-24 01:21:30

無添加ラーメン屋の家族の食事は・・・③

カテゴリ : 無添加ラーメン屋の家族の食事は

私は化学調味料や、その他の添加物をたっぷり味わって育ってしまったのですが、

うちの子供たちには、あんまり味あわせない方向で育ててみようと、考えました。

最初から、ある程度まともな物を食べさせて行くと、どんな味覚になるのかなーと。

健康面その他色んな所で、違いが出て来るのかなーと。

自分と、どのように違ってくるのか、興味津々でした。

 

 

てなこと言ってると、さぞちゃんとした食事ばかりなのかと勘違いされそうですが、

前にも書いたとうり、8.5割程度の無添加レベルです。

っていうより、流行ってないお店の家庭なので、基本貧乏です(トホホ・・・)。

お金を掛けない(掛けれない)中での、まともな食事レベルなので、大した事はないです。

 

 

既成品のお菓子なども普通に食べてはいます。

家庭では、出来る範囲内で安全面に気を使いながら、チョイスしてはいますが・・・。

それでも知らない所で市販のお菓子も、普通に美味しく食べているでしょう。

皆が食べているものを「食べない」なんて、そんな不自然なことを強要できないですよ。 

幸いアレルギーも無いので、気を使わなくても大丈夫なのですけど・・・。

 

 

あまり過敏な反応ばかりして、逆効果になってしまっては元も子もないですよね。

「安全」ばかり強調して規制に走りすぎても、

妙な反撥心だけを植えつけてしまうだけですから。そしてつまらぬ「憧れ」も。

過激にそっち方面に走りすぎて、その反動で間逆に突っ走るなんて事、よくありますからね。

 

 
どの道、家庭の財政に余裕は無いので、たまにしか買わないです。

買ったとしても、残念ながら家にお菓子があると、食い意地の張った我々が

子供の口に入る前に食べてしまうので、お菓子「買い置き」など不可能です。

しかもまともなお菓子は、やはりそれなりの値段ですし・・・。

 

 

なら「自分ちで手作りしろや!」と言うご意見もあろうかと、思います。

しかし残念ながら、うちの奥さんはこう言い切ります。

「デザートは作るものにあらず!食べるものである!」

と言う座右の銘により、たまーーーーーに簡単な、素材その物をいじくらない

おやつを作って頂いてます。

(でも、店の杏仁豆腐を作ってるのは、この人です。)

 

 

でも結局、この位が「正解」のような気がします。

ようするに「甘み」を、どのレベルで子供たちに提供するか、ということですよね。

本当に生まれもって子供たちは、市販のお菓子レベルの「甘み」が好きなのでしょうか?

結局、その過剰な「甘さ」に慣らされてしまっただけのようなに、思えるんですよね。

以外に子供って、行き過ぎた「甘さ」は好きではないと、この頃実感しています。

 

 

ん~。何故かいきなり「甘み」の方向に、話が流れて行ってしまった。

この流れは意図してなかったなー。まあいいか!

という流れなので、次回も「甘み」についてやっちゃいます。

 

2011-12-19 12:52:21

無添加ラーメン屋の家族の食事は・・・②

カテゴリ : 無添加ラーメン屋の家族の食事は

さて子供時代、添加物盛りだくさんで育ったワタクシは、

大人になっても風邪っぴきで、免疫力が弱かったのでしょう。

今から考えると、30代前半ちょっと身体がやばくなってる兆候が、色々と出てました。

もし、あのままの食生活を続けていたら、今頃は・・・。

と考えると、ゾっとします。  

 


それに比べてある程度ですが、安全性に気を使った食事で、育った子供たちは

自分と比べると、やはり健康だし、風邪もほとんど引かないですね。

 


この話題は非常に難しくて、食事だけで語れるほど、単純な問題では無いこと位、重々承知しています。

もって生まれた免疫力の強さとか、家庭環境、ストレス等、その他、色んな要因が重なり合って

本来語られるものでしょう。

あくまでも、主観ですし、風邪っぴきだった私との比較なので、信憑性は無視してください。

何にも裏づけされてない、適当なお話です。

 



さあ、前置きもしたし、適当にいきまーす。

ホント助かっていますよ、健康体で!

やってられないですからねー。奥さんも働かなくてはやっていけない自営業は。

自分も、奥さんも、子供たちも皆が病気をしない前提で、成り立っていますから。

この歯車が一つでも狂うと、途端に店全体の営業のシステムが、崩壊します。

そうゆう意味では、子供たちもお店のシステムの一部なんですよね。

大変ですよ!自営業なんて!人にはお勧めできないなー。



 

いやいや、適当すぎて脱線してしまった。

母乳を与えられ、無理やり玄米中心の食生活を強要された、かわいそうな子供たち。

まあ、まだ子育ての途中なので、なにも結論なんて出てないのですが、

 

親が子供に与えてあげれる物の一つとして、強い免疫力と正しい味覚なんてどうでしょう?

これは親元を巣立って行った後も、その人の人生において後々まで、

かなりの武器になると思いませんか?

 



病気に罹りにくい身体。 そしてその要因を受け付けない味覚。

身体に襲い掛かってくる、病原菌に全勝する免疫系。

大量にそして無作為に身体に入り込んでくる添加物に、違和感を感じ取れる味覚。

これさえあれば、元気にそして健康に暮らせていけるような、気がしませんか?

 



頼んでも無いのに、このような食生活を強要された対価として、子供が得れるもの。

それが我々親が、子供にそして代々続くであろうその子孫にまで継承される「健康」という

大きな財産になるのではないかと・・・。  ちょっと大げさかな?

 

次はそのお家での食事について、適当に書かしてもらいます。

2011-12-05 15:02:06

無添加ラーメン屋の家族の食事は・・・①

カテゴリ : 無添加ラーメン屋の家族の食事は

さて、店でマニアックな食事を、出しているからといって、

家ではどうなんだ。 まともな物を食しているのか?

と、思われる皆様に(だれも思わない?)お送りする、「お家」編です。

 


家での食事は、ありていに言えば、「8~9割程度の無添加レベル」でしょうか。

普通に作って出す食事に関しては、「ほぼ10割の無添加レベル」だそうですが、

お菓子や、たまに買うお惣菜などもあるので、家でも完璧という訳では無いです。

 


もちろん、外食もたまには行きます。その時は、近くに「まんまる堂」は無いので

少しでもまともな物にお金を使いたい、とは考えますけど、それはそれと割り切っています。

 


子供を連れて食事に行くときは、近くに「まんまる堂」は無いので(しつこい?)

あまりダメージを喰らわないようなお店を、出来る限りチョイスするように心掛けています。

とは言ってもなかなかに難しいですけど。近くに「まんまる堂」も無いし(もうええって!)

 

いいなー皆さんは!ある程度リーズナブルな価格の外食で、安心して食事したければ

「まんまる堂」があるもんなー。とても羨ましいなー。いつも困るもんなー、外食。

 

そうやって考えてみると、自分が行きたいお店の形を、自分で作ってるんだな、と。

でも自分ではそこに行けないという、ジレンマ。

(もちろん、お金を出せれば、安心ないいお店はたくさんあると思いますが。)

 


おっと、話が逸れてしまった・・・(汗)。

考え方としては、まず家での食事がある程度まともなら、他は余り気にせず、です。

現世に生きている以上、完璧を求めるのは、難しいと思います。

食の安全の原理主義もまた、無理が出てくると思います。かなりの制限が掛かりますしね。

 


家の食事でしっかり免疫力を高めて、たまのおやつ、たまの外食は目をつむって楽しむ。

学校給食も、当てにならないですからねー。やはり基本は家の食事。

 


さて、頼んでも無いのに、こんな食事で育てられてしまった、子供は?

という話は、また次回に・・・。

 

2011-11-29 23:48:33