愛知県長久手市 まんまる堂では無添加食材のみ使用! お子様連れでも、妊婦さんでも安心してお食事して頂けます

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『ラーメン』VS『らーめん』?①

カテゴリ : 『ラーメン』VS『らーめん』?

ラーメン屋のブログなのに、『ラーメン』の話題が出てこない!

と、お怒りの皆様に(誰も期待してないか。)今回はラーメンについて

熱く?語ってみたいと思います。

 

 

豊橋のお店を一旦閉めて、長久手で再オープンする時に

屋号をどうするかで、内々で議論がありました。

『まんまる堂』という屋号は、全く変えるつもりはなかったのですが、

冠の『自家製らーめん』も豊橋時代から使っているのですが、

これは何か別の冠に変えてやろうと、思ってました。

 

 

まず最初に、『らーめん』を名乗るかどうかの議論からです。

『らーめん』を名乗らない選択もあるな、と。

たとえば、『麺とスープの店 まんまる堂』とかにして『らーめん』を

名乗らずに、『ラーメン』屋であることを放棄する選択もあるなと、考えもしました。

 

 

結局、「ただでさえ分かりにくい事をやってるのに、さらに分かりにくくなる。」

という反対意見にワタクシが屈した形で、やめになりました。

まあ確かに、お客さんからしたらこの店、何屋?となるでしょうね。

 

 

ただでさえ、『濃厚』とか『ガッツリ』とか『ジャンク』とか言われる

『ラーメン』が主流を占めるなか、頼まれもしないのに『無添加』なんてね。

『らーめん』の文字を見て、上記のようなものを期待して入ったはいいけど、

食べれば「なんや、へなちょこかい!」とガッカリさせるのも、申し訳ないな、

という気持ちから、『らーめん』を名乗らないでおこう、と考えたのです。

 

 

たぶん、ガッカリされたお客さんはオープン当初(現在もいらっしゃるでしょうけど)

多かったんじゃないかと思います。、

何故ならオープン当初と、口コミ等で店の趣旨を理解してやって来られる

現在とでは、お客さん層がかなり違ってきてるからです。

「けっ!ラーメンを名乗ってるくせに、このへなちょこ具合は許せんな。」

と感じたお客さんには、本当に申し訳ない!と心から思います。

 

 

ただ『ラーメン』の良い所は、このジャンルのもつ多様性を基本的に容認する、

という懐の深さなんですね。要するに、何でもあり!

店主が、「これはラーメンである。」と言い切れば、誰がなんと言おうと

『ラーメン』なんだ。文句あるか!と、ワタクシが言ってるのではなくて、

ラーメン発見伝に描かれていました。

ラーメン発見伝は業界のバイブルなので、この考えがラーメン業界の

定説になったらしいです。(嘘です。)

 

 

化学物質と塩分と脂の塊の、【嗜好品】としての『ラーメン』。

天然の素材と無添加調味料の、【食事】としての『らーめん』。

前者が大砲なら、後者は竹やり。

まあ、勝負にはなりませんが、竹やりには竹やりの戦い方があります。

 

 

今回もまた、『らーめん』を名乗ってしまったからには、『ラーメン』からは

逃げれないな、と言う気持ちは持ってます。

化学物質にたよってないから、所詮はこんな程度のお味です。なんて

逃げ口上を言うつもりは毛頭ございません。

 

 


まぁ、本当の事を言えば、同じ土壌で戦ってるとは考えてないですけど。

それでも『らーめん』と名乗ったからには、その『ラーメン』がもつ美味しさからは、

逃げてはいけない!と肝に銘じております。

濃厚魚介や二郎系には負けへんぞー!(すでに大敗してますが、心意気だけ。)

 

 

次回も、引き続き『らーめん』のお話を、熱く?語っていきたいと思っています。


 

2012-02-28 01:05:46

人間は自然の一部である・・・のか?

カテゴリ : 長久手の無添加ラーメン屋日記

この現代社会、食べ物についての情報は溢れていて、

どの情報が正しくて、何を信じたらいいのか分かりにくい

ですよね。

 

 

これがいい的な新しい情報が流布すると、すぐに広まり

ブームになる。

・・・今、トマトですか?ナントカと言う成分がダイエット効果が

あるとかで、メッチャ売れてるそうですよ。

 

 

トマトの旬とは間逆の冬に、このエコな時代に温室で石油を使って作られ、

旬の時期でも無農薬、無化学肥料のトマトはそんなに出回らないほど

栽培の難度が高い農作物なのに、農薬の使用量を考えるとゾッとしますね。

しかも旬の時期と比べると、やはり栄養価も低いと・・・。

 

 

だいたい、トマトを多く食生活に使っている国の人たちの体型を、思い出そうよ!

トマトだけで痩せれんでしょ!と、思ってしまいましたね。

 

 

ま、こんな風に自分達の食生活に確固たる『核』が無いと、情報に翻弄されて

いろんな食べ物にフラフラと、手を出してしまう羽目になる。

で、やがてブームは去り忘れ去られてしまう・・・・・。

 

 

なんかまた偉そうに御託を並べているけど、じゃあその『核』てなんやねん、

て、いう話ですよね・・・・・・・・・・・これまた説明が難しい・・・・・・・・・・。

 

 

ま、でも誤解を恐れずに、たかだかラーメン屋のこの『ワタクシ』が、

色々と語ってしまいたいと、思います。

 

 

自分なりに色んな書物を読んだり、実践したりした中で、こう考えるようになりました。

・・・・・・・・・『やはり人間は自然の一部である』、と・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・(ちょっとカッコいいでしょ、このフレーズ)。

この考えを出発点にすれば、案外簡単に正しい食生活への導きに、

役立つのではないかと、思っています。

 

 

身近にある自然の恵みを食べれば、まず間違ないはずです。

じゃ何をどれ位の分配で、食べれば正解なんでしょうか?

だって人間も自然の一部なんですから、身体が教えてくれるはずです。

 

 

食べ物は口に入れて歯で噛みますよね。

すると身体に必要な食べ物を細かくするために、歯の形状が決まっているはず。

だって人間は、自然の摂理の中の一部なんですから。

 

 

我々の歯は親知らずを含めると全部で32本あるそうです。

その中で20本が臼歯、8本が門歯、4本が犬歯。


臼歯は、穀物をすりつぶす歯。

門歯は、野菜を噛み砕く歯。

犬歯は、肉や魚を引き裂く歯。


この割合に合わせてものを食べれば、正解ということですよね。

つまり穀物が5、野菜が2、肉や魚が1の割合が正解だと

自然の一部である身体が教えてくれます。

 


ようするに、日本で生まれたからには、米をたくさん食べろ!と言う事ですよね。

なんか、炭水化物断ちダイエットとか耳にした事がありますけど、

この摂理からすると、人間として大丈夫か?と心配してしまいますけどね。

 


僕はこの歯の話を読んだ時、深イイ~話だな、と感じました。

見落としがちですよね、この視点。

色んな食にまつわる情報が錯乱してるなかで、この視点さえ持っていれば

正しい情報と、嘘の情報の判別に役立つな、と思いました。

 

 

どうですか?こんなお話?

共感を得られるかどうか、まったく自信の無いままに話を進めてます。

これからますますディープな世界へ皆様を、いざなって行きたいと思います。

 

 

2012-02-20 22:49:18

放射能だけですか?②

カテゴリ : 放射能だけですか?

長崎に原子爆弾が落ちた時、自らも被爆しながら患者さんを診た、

秋月辰一郎博士という方のお話があります。

幼少期は病弱で、よく肺結核や胸膜炎を患って、20歳まで生きる事は

できないとまで、言われていたそうです。

 


ご両親は秋月少年が虚弱体質と言う事もあり、肉や卵、牛乳などを

与えて、健全な身体になってもらいたいと、偏食させたそうです。

 


自らの病や体質を克服する為に、医学の道に進んでいきます。

そして現代医学や西洋医学では、自分の病や体質を克服する事は

不可能ではないか、と悟るようになりました。

 

 

結核を発病し病床に伏したときに、自らの食生活を見直して

「玄米食・野菜食・味噌汁」からやり直し、体質を改善していったそうです。

 


長崎に原爆が投下されたその爆心地から、たった1.8km所で博士と

病院関係者は全員被爆したそうです。

比較的被爆の軽かったスタッフは、玄米、わかめの味噌汁で原爆症の発症を

食い止め、ご自信も80歳近くまで生き延びた、と言う現実のお話があります。

 

 

秋月博士のお言葉から、

「人間の体質を作り変えて、病気にかからなくてすむ身体、また病気にかかっても

軽くて治る身体になること。また、慢性疾患に罹患していても、体質をかえて

いつの間にか病気が離れる身体になる。人間の体質を作り変えることが医学の

本然の姿である。」

 

 


・・・・ラーメン屋の分際で何を知った顔で、偉そうに書いてるんじゃ!

と突っ込まれそうですが、まぁ、何も玄米や味噌汁を食べないと、

病気で死んでしまいますよ!と、ヒステリックに叫びたいのではなくて、

食べ物には意外と力があるんじゃないかな、と言いたかったからです。

 

 

そしてこの前にも書きましたが、放射能の事ばかり気に病んで

それと同じくらい危険であろう添加物、農薬などに対して余りにも危機感が

無さすぎるのではないかいな、と思っています。

 


逆に今回の放射能騒ぎで、『子供の健康』にスポットが浴びたのはよかった。

今、放射能で言われている人体に及ぶ危険性をそっくり添加物、

農薬などに置き換えればわかりやすい。

身体の出来上がっていない者が、ダメージをより多く受けると言う事も同じです。

 

 

我々大人は未来ある子供たちに、秋月博士の言葉通りの『体質』を与えるために

食べ物について、多少の知識はどうしても必要になってきます。

 

 

無添加で作るラーメン屋みたいな、マニアックなお店をやってるおかげで、

それなりに知識はつけようと努力してきました。

その知識を実践しようと、自分の家族も巻き込んでの実験中です。

 

 

自分なりに知識が偏らないように、色んな角度から食べ物について、勉強中です。

これが意外と面白い!なるほどな~、と思う事たくさんありまっせー。

ラーメンだって、やりようによっては結構やれるぞ!とも言いたい!

『まんまる堂』的なディープな世界へ皆さんをご案内・・・・・・・・・・

・・・・なんて大した事はできませんが、少しのお役に立てれば幸いです。

 

 

2012-02-13 22:44:28

放射能だけですか?①

カテゴリ : 放射能だけですか?

『無添加でらーめんなんて!』で、過去の自分の食生活のことや、

家族の食事などについて書いてきました。

 

 


全く食事に気を使っていなかった「ワタクシ」でも、意外と簡単に

化学調味料や添加物の違和感を、感じ取れるようになると言うこと。       

そして、多少食事に気を使えば、子供も自分の身体に必要の無い

行き過ぎた甘みや、アブラなど受け付けなくなるという事。

を、実体験の中からお伝えできたらな、という思いで書かせてもらいました。

 

 


その気になれば食の安全について、調べようと思えば本はたくさんあります。

でも、なかなか興味はあっても、お金を出してまで調べるなんて・・・

という人も多いんじゃないかと思います。

その食の安全とは真逆の位置に属する、「ラーメン」というカテゴリーで商売を

やってる者として、うちのお店が食の安全に興味を持つ、『入り口』になれないものか

と思いまして、僭越ながらこのような駄文を書かせてもらっています。

 

 

今放射能の事で、子供の健康のことが盛んに言われてますが、

その記事やニュースを見る度に思う事があります。

「放射能だけか!農薬も添加物も一緒やぞ!」と言いたい。

子供は身体が小さいから大人よりもダメージを喰らうんでしょ。

一緒じゃないですか!農薬も添加物も。

遺伝子を傷つけて癌になるリスクが高まるんでしょ。

一緒じゃないですか!農薬も添加物も。

しかも20年後位に発癌のリスクが高まるって・・・。

それじゃ今の子供たちの問題から見れば、放射能よりタチが悪いかもしれない。

 

 

子供の健康の為に放射能汚染から遠ざかった所で、ファストフードやスナック菓子、

コンビニのお弁当や、清涼飲料水を子供に与えているんだったらそれは喜劇です。

その放射能被爆でさえ、『食事』で発病を抑えた例も、過去の事実としてあります。

残念ながら放射能に「マ○ド○ルド」やコンビニ食では戦えない。

もちろん「ラーメン」も・・・。

 

 

たまたま見てたニュースで、その当時(広島・長崎)の被爆者を食事による治療で、

発病を抑えたお医者さんが、

「仕方がないじゃないですか、入ってしまった(放射能)ものは。それに打ち勝つ身体を

しっかり食べて作っていけばいいんですよ。」と、言ってました。

作っていこうじゃありませんか。放射能にも負けない強い免疫力を持った身体を!

そして未来のある子供たちの為に、正しい食事の知識を手に入れようじゃありませんか。

いや、偉そうに言ってしまいましたが、意外と面白いですよ。

 

 


 

2012-02-06 23:35:35

無添加ラーメン屋の家族の食事は・・・⑤

カテゴリ : 無添加ラーメン屋の家族の食事は

さて、前回に続き子供たちの苦手な食べ物のお話。

これまた残念なお話です。

 

 

ある日うちの奥さんが、遅くまで働いてて、晩御飯を作る時間が無い!

なので仕方なく、スーパーのお惣菜でミンチカツを買って、家に帰ったのでした。

そのミンチカツを、何事も無かったようにさりげなく普通に、食卓に出しました。

 

 

同じように時間が無くて、ご飯にふりかけと少量のおかずだけの時でも、

「かーちゃんのご飯はおいしいね!」

と、文句も言わず、普通に食事を平らげる子供たちが、

「かーちゃん、これ全部は食べれないな。残してもいい?」

と上の息子。すると割と俗っぽい味覚の、下の息子までも、

「オレも、これは全部は無理!」

と言って、残す有様。(ええーーー。マジーーーー。)

 

 

普段なら、「残さずに全部食べなさい!」と言う場面なのですが、

なんせほら、事情は事情として、結果手抜きの極めつけ、スーパーのお惣菜。

そんなものを、シレっとした顔で出してる後ろめたさから、

「ん~。じゃあ残しても良いよ。」と言って、後で残り全部、自分で食べたと言うお話。

 

 

その話を聞いて自分が子供の頃は、更にそれにケチャップやマヨネーズや

ウスターソースを、たっぷりミンチカツにかけて大満足で食べてたぞ。

やっぱり、その辺違ってくるもんやな、と思いました。

 

 

よくよく聞けば、既製品だから食べれないのではなくて、

パン粉を付けた揚げ物が苦手なようです。あと天ぷらも苦手。

から揚げは食べれるし、大好きなんですよ。

やはり違いは、食べ物に含まれる油の保有量の違いなんでしょうね。

上の息子はマヨネーズも苦手です。ちなみにケチャップも好みません。

好みの調味料は、「ポン酢」・・・・・・・・・。渋いね!

 

 

あと、食卓に牛肉が出ることが、滅多に無い家です。

せっかく買うなら、ちゃんとした生産者の物を買いたいですが、

貧乏なので、やはりなかなか買えない・・・・。

そんな貧困家庭に義母が、和牛レストランの金券をプレゼントしてくれました。

これ幸いと、子供たちにも、牛肉をたらふく食べさせてあげれるいい機会だと思い、

ランチ時に嬉々として出かけて行きました。

 

 

我々大人は若い頃、焼肉は大好きでよく食べに行ってました。

特にタン塩、シマチョウ(ホルモン)の部位が好きで、食べ歩いてたぐらいです。

しかし久々に食べる焼肉、しかも真昼間、セットしかなくカルビなどの部位が中心。

 

 

食べ進んでいくうちに、「ビールも飲まずに焼肉は、結構キツイなー。」

という状況に陥ってきたので、焼けてるカルビをさりげなく上の息子の皿に

置いた瞬間、「エ!」という顔でこっちを見て、「いや、もういらない。」と。

「えーなんで!君ら憧れの牛肉やで!しかもそんなに食べてないぞ。」

と言うと、「そっちの赤い方(もも肉)は美味しいけど、これは(カルビ)は

もういいや。気持ち悪くなる。」ですって。

 

 

これはマズイと思い下の息子に、「これ(カルビ)食べるやろ?」

と振ってみると、「いや、もう肉いらないし!」と言って、この提案を

まさかの拒否!

いやー、マジですか!この残りの肉、ビールも飲めずに、大人たちで

平らげなくてはいけないんですか!

普通もっと食べたいとか言って、困らせるんと違うの!子供は。

と思いながら、すっかり量を食べれなくなってしまった大人達で完食。

 

 

そうやって考えると、『脂っこいもの、甘すぎるもの、味付けの濃いもの。』

て、先天的に好むものではなく、後天的な嗜好じゃないかな、と。

その嗜好に仕立ててしまうのは、やはり日常の食事だと考えるのが妥当であると。

でも、一度壊れてしまった味覚を取り戻すのも、そんなに困難ではないんじゃないかと、

過去の自分と現在の自分を比較して、そう思います。

 

 

もっと身体も大きくなり、外に世界が広がっていけば、それは色んなものを

食べるようになるでしょう。今は苦手な焼肉も、フライ物も、生クリームも。

でも子供の頃に培った繊細な味覚が、行き過ぎを制御してくれると思うんですよね。

 

 


それが我々親が、子供に残してあげられる、財産のひとつかな、と。

健康な肉体を維持する為の、健全な免疫力。

その道筋を間違わない、正しい味覚を財産に・・・・。

ま、貧乏なので本当の財産は、残してあげれないんですけどね。エヘへ・・。

 


 

2012-01-31 15:04:15

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