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人は食べたそのものである⑪

カテゴリ : 人は食べたそのものである

肉をせっかく食べるなら、その内容にもこだわりたいですね。

健康のためにと、毎日、毎日肉を食べなくても良くなった訳ですから、、

安っすい外国産の、得体の知れない肉を買う必要性はなくなりました。

 

 

毎日、毎日、肉を食べなければいけないと考えるから、家計に響かないように

外国産の安い肉を買っちゃうんです。

よく有機の野菜などの話になると、「いや・・・高いでしょ・・・手が出なくって。」

などと言われるので、「イヤイヤ、肉のほうが高いでしょ!」と、言ってたのですが、

その安いはずの野菜よりも、安い肉もあるんですよね。(たとえばグラムでね)

 

 

だいたい食物連鎖の観点から考えても、草や穀物よりも肉の方が安いなんて、

ありえない話ですよ。だってそれを食べて大きくなるんですから・・・動物。

でも、現実にはありえる訳で・・・って考えると恐ろしいですよね。

 

 

その肉は、いったい何処から来たのか?本当に食べていいものなのか?

どんな餌を食べて大きくなったのか?どんな薬を使って生かされていたのか?

本当に、この地球上に存在する生命体なのか?・・・と???ばかりです。

 

 

思い出してください。利益を追い求めるために、牛たちに起こった悲劇を。

牛にとって共食いである肉骨粉などを、強制的に食べさされた牛たちの変貌を・・・。

そしてその悲劇は、当の人間にも降りかかりました・・・自然を不自然に操ると、

しっぺ返しを喰らうのでしょう・・・それは人知では計り知れない、領域なんでしょう。

 

 

そして今もなお、常識はずれな安さの肉が市場に出回っています。

そのような肉から、第二第三の狂牛病がでて来る危険性は否定できないと

思います。今、表に出てないだけで、すでに広がりつつあるのかも?

 

 

そのような安すぎる肉(食品全体)を見れば、「これは常識に照らし合わせれば

有り得ない安さだ。恐ろしくて手が出せないな。」と、考えるようになりたいですね。

肉って食べ物は慎重に選ばないと、かなりリスキーな食品だと言う事です。

 

 

だからこそ、せっかく肉を食べるんだから、安全な肉を食べたいですよね。

じゃあ、国産の肉が外国産より安全か?と聞かれれば、すべてそうだとは

言えないのが現実でしょう。

でも、やはり我々は特殊な例を除いて、国産で、真剣に畜産に取り組んでいる

、まともな生産者の商品を選びたいものですね。

 

 

調べればたくさんあると思いますが、最低限、抗生物質入りの餌を与えていない

物を選びたい・・・・欲を言えば、遺伝子組み換え入りの飼料を使ってなければ、

より安心して召し上がれますね。

 

 

たとえば、まんまる堂とお取引のある、ゴーバルさん。

いや~、ここの商品は我々まんまる堂のスタッフにとっては、憧れです。

自慢じゃないですが我々、「クソ貧乏」なので、なかなか手が出ないのですが・・・。

ここぞ!と言う時は、間違いなくゴーバルさんの商品で勝負します。

恒例の忘年会然り、夏のバーベキュー然り、誕生日など特別な日然り・・・。

 

 


市販のソーセージ、ハムなど、添加物の温床です。恐ろしくて買えない・・・。

冗談じゃなく、「本当」のハムや、ソーセージを知らなぬまま、口にしないままで、

一生を過される不幸な方も、いらっしゃるかもしれません。

 

 


かの悪名高き、「プリンハム」のように、水増ししたハムや、水分などでパンパンに

膨らんだソーセージの食感が、すでにそれが『普通』になっていませんか?

『虚像』がいつの間にか『本物』と入れ替わって、『普通』となっている・・・・。

本来、我々消費者は、こんな茶番を許してはいけないのです。

 

 

こんな風に偉そうに言ってますが、ホント、まさにワタクシは子供の頃に

「真っ赤なソーセージ」を「おいしく」食べて、大きくなったクチです。

そう、ほんのこの間まで、これぞ本物と言うソーセージは食べてこなかったのです。

・・・・悲しい人生ですね、ニセモノしか知らなかったなんて・・・。

 

 

だからこそ、本物を知ってしまった以上、もう元の生活には戻れない・・・・。

いや、戻りたくもないけど、やはり本物は偽者に比べて、やや値段が高めです。

それは当たり前ですね。飼料の値段、動物一頭(一匹)に与えられてるスペース、

そしてそれらに乗っかってくる、人件費と・・・etc.etc・・・・・。

 

 

まともな動物に育てようとすると、やはり食費にお金が掛かるもんなんです。

人間も同じですよね。だって同じ霊長類なんですから・・・。

 


この続きは、次回へ・・・と。


 

2013-05-20 22:24:01

人は食べたそのものである⑩

カテゴリ : 人は食べたそのものである

お前、肉が身体に悪い悪いとぬかしやがって、コラ!」

「じゃあ、なにか、オレに肉を・・・オレが愛してやまない肉を、食うなと

言ってるんじゃないやろうな・・・・喧嘩売ってるのかこのヤロー!」

と、お怒りの方もいらしゃるかと(いない?)、思います。

 

 

いえいえ、もちろんそんなご無体なことを、言ってるのではありません。

もちろんワタクシも食べますし(なんせラーメン屋ですし)、家族の

食卓にも出てきますし・・・普通に好きですよ、肉(溺愛はしてませんが)。

 

 

ただ、「肉モリモリ=元気モリモリ」であったり、「(動物性)たんぱく質=健康」

などの、間違ったプロパガンダを信じて、健康の為だからといって肉中心の

誤った食事をしている人たちが、それが原因で病気になるなんて、本末転倒な

ことにならないように、警鐘をならしているだけです。

 

 

健康体でも、たんぱく質の過剰摂取は腎臓にかなりの負担をかけます。

大体、たんぱく質なんて無理して摂ろうと思わなくても、砂糖と油脂以外の

食品に含まれているんです・・・野菜にも穀物にも果物にも・・・。

普通に和食を食べていても、腎臓に負担をかけない程度の、身体にとって

十分な量のたんぱく質は摂取してるのです。

 

 

我々は、昔では考えられなかった、いろんな国の食べ物を口に出来ます。

せっかく、この時代に生まれてそれらを食べる事が出来るなら、

食べてみたいですよね、様々な国の魅惑的な食べ物・・・。

肉もその内の一つですね。元々日本では食べる習慣のなかった物ですから。

 

 

なにも健康のためにとか、栄養を摂らなければとか、そう思って肉を食べる

から、おかしな話になるのです。

最初っから、そのような目的で肉を食べるのではなく、ただ美味しいものが

食べたいという欲求で、または、ハレの日に嗜好品を食べるような感覚で、

肉と接すればいいんじゃないでしょうか。

 

 


ケーキやお菓子などに、栄養や健康なんて求めないですよね。(求める?)

それと同じで、ただ単純に美味しいものが食べたい、という欲求が生み出す

衝動であると・・・それ以上でもないし、それ以下でもないのです。

ケーキなどのお菓子類を食べ過ぎたら、身体に良くないのは誰もが知ってます。

それと肉は同じである・・・と、思っておけば間違いないです。

 

 

たまのバーベキューなんかで、たっぷり肉を食べたら、「あー、ちょっと食べ

過ぎたなー。」と自覚して、しばらくは肉を抜けばいいだけの話です。

ケーキなどのお菓子類も食べ過ぎたら、そう思うでしょう?(エ、思わない?)

ケーキバイキングなんかで、食べ過ぎたら体調崩しません?(エ、平気?)

 

 

だいたい、生きる為に肉を食べなければいけない環境の人達は、

牛なら牛、豚なら豚でその動物の文字どうり、頭から内臓から血や骨まで、

一頭丸ごと食べつくします。

 

 


それに比べ我々日本人の多くは、筋肉だけを食べてそれを「肉」と呼んでます。

「ワシは肉食じゃい!」とうそぶくなら、一頭丸ごとすべての部位を食べつくして

から言えと!血をすすり、内臓に喰らいつき、脳味噌まで食べてから言えと。

 

 

「いや・・・実は、筋肉を少々たしなむ程度で・・・。」と、小声で少し恥ずかしそうに

言えるレベルなんです、肉食文化の人たちと比べたら、我々日本人なんて・・・。

(もちろん、該当しない猛者もいるでしょうが・・・)

 

 


肉を食べる事が良くないのではなくて、肉を食べ過ぎる事が良くないのです。

毎食、毎食、食卓に上げなければいけないという思い込みは、捨てましょう。

家族のためにとか、栄養を摂るためにとか・・・間違った思い込みは捨てましょう。

 

 

食べる量にもよるでしょうが、3日に一回位でいいんじゃないでしょうか。

野菜炒めに調味料として少量とかなら、もっと多くてもいいのでしょうが、

焼肉とか、カツにして食べたりするなら、3日は空けたいですよね、間を。

 

 

そしてせっかく食べるなら、その肉の内容にもこだわりたいですね。

それはまた次回・・・。


 

2013-05-13 19:16:47

お店からのおしらせ

カテゴリ : お店からのお知らせ
5月30日は、真に勝手ながら、お昼11時~14時までの
営業になります。ご了承ください。
2013-05-07 19:57:48

人は食べたそのものである⑨

カテゴリ : 人は食べたそのものである

『体内エネルギー』について、かなり私的な見解を書きました。

色々と異見などもあるかと思われます。

「ワシは、アスリートじゃない!肉をどれだけ食べようが、勝手やろ!」

「ワシが元気かどうかなんて、お前とは関係ないやろうがー!!」

との、ご意見もあろうかと思います。

 

 

まさしくその通りで、大のおとなに、その人が稼いだお金で何を買って

なにを食べようが、ワタクシごときがあれやこれやと、口出しするなんて

恐れ多い事だと思います。

ただし、このような格言もございます。

 

「人というものは、自分達の悪習慣について、良い情報だけを聞きたがる。」

 

本当にその通りですよね。身に沁みますね。

人ごとではないです。ワタクシも思い当たる節は、沢山あります。

 

 

ただですね・・・体の出来上がった大人ならいいでしょう。

自分の意思で、食べ物もライフスタイルも、選択する事が出来るのですから。

たとえ食事が原因で病気になろうが、早死にしようが・・・自分の意思ですから。

それはそれで、他人がとやかく言うことではないですよね。

立派な大人の自由意志は、尊重しなければなりません。

 

 


ただ、その選択の自由のない子供に、押し付けるのはどうでしょうか?

大人が、自分達の好きな食べ物だからと言って、ただ自分達が食べたい

からといって、子供達の健康とって有害な食べ物を、なんの配慮もなく

与えることは、立派な大人がすることでしょうか?

 

 


たとえ、子供が好きだからといって、身体に悪いであろう食べ物を日常的に

食卓に出し続けるのは、その子の未来にとって本当にいい事でしょうか?

子供の好きな食べ物やデザートなど、子供の喜ぶ顔が見たくてついつい

日常的に食卓に出してしまう・・・気持ちは分かりますが、本当に大切な

その子供の未来にとって、いい結果にはならないと思います。

 

 


身体に合わない食事が子供に与えるダメージは、想像よりも深刻でしょう。

小さく小さく積み重ねていったダメージが、こどもの未来にどのような影響を

およぼすかは、計り知れません。

それらが原因で、アレルギーなども増え続けているのかもしれないですし、

心の病もそれらが原因かもしれません・・・ようするに現代病ですね。

 

 

誰しも、人の親になればこう思うはずです。

「健康で丈夫な身体でありますように・・・。」、と・・・。

その為には、まずこの常識を疑ってみましょう。

「健康の為に(動物性)たんぱく質を、毎日たくさん摂りましょう。」

 

 

お母さん方へ・・・。

毎日毎日健康のためにと、食卓に肉を出しつつけなくてもイイんですよ。

毎日食卓に肉を出さないと、健康の為に良くないと勘違いしてませんか?

その逆です。我々日本人に、肉の過食は百害あって一理無しでです。

食卓に肉がない日があってもいいんですよ!

って言うか、そんな日を是非設けましょう!

 

 


え?子供や旦那が肉がないと文句を言うですって?

その様な事を言われたら、こう言い返してやりましょう。

「なにー。文句あるんやったら食うなー!」と言って、ビビらしてやりましょう。

 

 

え?本当に食べなかったらどうするんだ・・・ですって?

上等じゃあーりませんか。食わさなければよろしい。

奴らの意見など聞かなくてよし!一日二日食べなくたって死にません。

 

 

え?ワタシも好きなんです・・・ですって?

いやいや、もちろんワタクシだって好きですよ。食べますよ。

だって・・・職業「ラーメン屋」ですよ。味見もしないのか・・・って話にも

なりますしね。

やはりその肉を食べるという考え方にも気を付けたいですね。

それはまた次回!


 

2013-05-07 19:50:22

人は食べたそのものである⑧

カテゴリ : 人は食べたそのものである

穀物がベースで野菜やお豆などが副菜で、伝統的な発酵調味料を使い

身体を作っていたら、もっとすごい事になっていたのでは・・・の根拠なのですが。

前にも書きましたのですが・・・改めて。

 

 

我々日本人の身体は、動物性のたんぱく質や脂質を分解する消化酵素を、

体内で少ししか作る事が出来ないのです。

その為に肉を消化するだけでも、膨大な『体内のエネルギー』を消耗して

しまうのです。

だから疲れるんです。肉(動物性のタンパク質)を食べ過ぎると。

そして「高たんぱく」の食事の後、膨大な体内のエネルギーを消耗する事で、

活力が無くなり疲れて眠くなる・・・と。

 

 

注目したいのは、この『体内のエネルギー』です。

一般人とアスリートではどっちが風邪を引きやすいか・・・と、「ほんまでっかTV]

でやってましたが、アスリートの方が風邪を引きやすいそうです。

何故なら、痛んだ筋肉の修復に多くの『エネルギー』が使われるので、

免疫系にあまり『エネルギー』が廻らず、結果として風邪を引きやすい・・・と。

 

 

ここからはワタクシの勝手な解釈なんですが、個人差は当然あるとして、

その個人個人が、それぞれ『体内にエネルギー』を持っています。

その『エネルギー』の量は、個人差はあれども一定量だと考えてください。

要するに、そのエネルギーを「どう」使うかが、問題になってくるのではないかと、

勝手に推測しています。

 

 

たとえば「動物性高たんぱく」の食事の消化に、膨大な体内のエネルギーを

消耗したり、添加物や農薬の毒消しなどでエネルギーを消耗したりすれば、

痛んだ筋肉の修復や、免疫系などに廻る『エネルギー』量も、更にどんどん

減っていくと考えられます。

 

 

本来、身体の元を作ったり、成長に使われたり、『身体にとってプラス』に

作用する事に『エネルギー』を使いたいのに、消化や毒消しなどに『体内の

エネルギー』を多く使ってしまえば、『身体にとってプラス』に廻るはずの

『エネルギー』の量が、どんどん減っていくと考えられます。

 

 


『身体にとってマイナス』にならない様にする為の、体内の『エネルギー』を

出来る限り使わず、『身体にとってプラス』に廻る『エネルギー』量を増やせば、

より身体の機能が研ぎ澄まされるのではないでしょうか?

たとえばアスリートの人が、後0.01秒の壁を破る事が出来るようになったり、

難易度の高い技の成功の確立が上がったりするのではないか・・・

と勝手に推測しています。

 

 


よく、スポーツで『スランプ』なんてよく聞きますが、これも「こうやれば出来る」

と脳が記憶している身体の動きと、身体の変調による(加齢も原因の一つでしょう)

微妙に「ズレ」てきた「こうやれば出来る」動きを、脳も本人もその「ズレ」に

気付かず、修正しないままに深まっていった、脳と身体の微妙な「ズレ」の蓄積が、

原因の一つではないかいな、と・・・勝手に推測しています。

 

 


身体の機能は、加齢と共に衰えていくでしょうから、少しずつ「ズレ」は進みます。

でも、『体内のエネルギー』を動物性のタンパク質の消化などで多く使わず、

身体の修復や免疫などに多く使う事が出来れば、加齢による身体の衰えの

進行具合を、緩やかにする事が出来るのではないかと・・・。

 

 


やはり現役を長く続けて結果も出している選手は、食事も含めた自己管理(節制)

に長けた選手ばかりじゃないでしょうか?

持って生まれた身体の丈夫さだよりでは、選手生命を長く保つことは非常に

難しいのではないかと思います。(もちろん例外もあるでしょうが・・・)

 

 


あと『ストレス』って奴も、かなり『体内のエネルギー』を多く消耗し、食事と同等か

それ以上に、『身体にとってマイナス』みたいです。

 

 

そうやって考えると、トップアスリート達は、我々の想像以上に『ストレス』を受け、

多くのモノを背負って、その緊張の中「結果」を出さなければいけないなんて・・・。

考えただけでその大変さは、ワタクシのような極々平凡な一般人からは

想像も出来ない、大変さなのでしょう。

だからこそ・・・食事に関しては『身体にとってプラス』に作用するように、

『体内のエネルギー』を使って欲しいものです。

 


まだ、続きます。

2013-04-30 14:49:42

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