普通の生活が出来るよう、「何も起こらない」日々を過ごすために
食生活を根本から、今までの常識を疑いながら、改めていきましょう。
ってな事を、長々と書いてきました。
テレビでホリエモンこと堀江貴文が、仮釈放してから出演していたテレビ番組で、
自らが刑務所で行った仕事の話をしていました。
刑務所での配属は、1人では入浴できない身体の不自由な方の介助だったり、
下の世話などいわゆる介護の現場に近い所だったそうです。
そのような介護が必要になった人たちを見て、こう思ったそうです。
「やはり(大切なのは)予防ですね。60歳70歳で歯が全部抜けて、でもう
お尻もゆるくて・・・みたいな方々。生活習慣が悪くてそうなってる方が
ほとんどなんです。それを予防するような医療制度を立ち上げて・・・・」
・・・ってコメントしていました。
「好きなものを食べて何が悪い!」「肉だけが好き。野菜は食べない。」
ってな事を、元気なうちに言うのは簡単だと思うのですが、やはりその
ツケは後々、自分の身体で払わなければいけないのでしょう。
「健康寿命」というのを皆さんご存知でしょうか?
介護を受けたり病気で寝たきりになったりせず、自立して健康に生活できる
期間を示すのが「健康寿命」だそうです。
その「健康寿命」を厚生労働省が初めて算出したそうです。
2010年の男性の「平均寿命」は79・55歳。「健康寿命」は70・42歳。
女性の「平均寿命」は86・30歳。「健康寿命」は73・62歳だそうです。
よく、「農薬とか添加物やファストフードなど問題にするけど、何を言ってる!
日本人の平均寿命は、高いじゃないか!」みたいな発言を見たり聞いたり
しませんか?・・・・・でも、健康寿命で見てみると・・・ヤバくないですか。
男性70歳でもう人の手を借りなければ、生きていけないんです。
これが現実です・・・ただ欲望の赴くままに、好きなものだけ食べて飲んで
・・・その結果がこの有様です。そしてその後、人の手を10年も煩わせて
生きていくなんて・・・(人それぞれ価値観は違うでしょうから、介護してもらって
までも、生きたい人もいるでしょうが)・・・そんな生き方は、ワタシは嫌です。
もちろん、どうもならない事情でそのような身体になってしまう可能性は、
誰にでもあります。だからこそ最低限、手の打てる事は自らやっておきたい。
出来る限り人様に迷惑をかけないで生きて行きたい、と考えるのが
人情じゃありませんか。
文明が進化したからと言ったって、人の身体も同じ速度で進化しては
いません。縄文時代から我々の体質は、さほどの大きな変化も進化も
していません。遺伝子も迅速にアップ・グレードしてくれません。
有名人もこう言ってます。
「人がそんなに便利になれるわけ・・・ない・・・。」by セイラ・マス
ガンダムか!ちゅうねん・・ニュータイプの話か!と、突っ込まれそうですね。
まあ、ニュータイプになればそんな心配も、無用かな?
最後に今一度、はるか2500年前の、偉人お言葉です。
『人は食べたそのものである。一切の疾病は宿食を本とす』
by お釈迦様
すべての病気は間違った食生活が原因であり、結果である。
病気になるのも、健康も食事次第、貴方次第である・・・という
有り難いお言葉で〆たいと思います。