『人は食べたそのものである』・・・大変、含蓄のあるお言葉です。
それにまつわる、こんなお話を・・・。
サッカーの話なのですが、今、英国のマンチェスター・ユナイティッドで
活躍している香川真司が、ドイツのドルトムントで最初の頃に活躍していた頃に、
放映していたテレビ番組を見ていました。
普段どんな食事をしているかをレポーターに聞かれて、
「好きなものしか食べない。」みたいな事を言ってたので、内心
「ん~。食事に無関心かー。・・・身体、大丈夫かな~。」と心配していたのです。
それからしばらくしての代表戦で、右足小指を疲労骨折してしまい
全治3ヶ月の怪我で、戦線を離脱を余儀なくされてしまったのです。
「いやー・・・エライことになってしまった・・・」と、ワタクシは内心その出来事に、
ひどく落胆したものです。
またテレビで、今度はリハビリから復活まで、みたいな番組が放送されたので
見てみると、香川選手が怪我が起こってしまった原因について自ら、
「~が原因かもしれないし、~も原因かもしれないし」、と考えられる
要因を述べていた中の、「~食事が原因かもしれないし~」という発言を聞いて、
「おー!すごいぞ!好きなものしか食べないと言ってたのに、故障の要因の
の一つとして食事にも気を配るか・・・これなら復活後も楽しみやな!」
と、勝手に大喜びしてました。
そして、今度はその食事に関連して、前まではほとんど外食ばかりだったのが、
今現在は栄養士の指示に従い、自炊している映像が流れました。
「お!どんな食事なんやろう。」と、期待して見てみると・・・。
詳しい内容は忘れましたが・・・白いご飯に、肉、卵、野菜みたいな感じでした。
「あー・・・やっぱりこっち方面なのかー・・・まあ、でも、外食で好きなものばかり
と比べれば、雲泥の差やな・・・ん~少し残念やけど、大きな進歩か・・・・」
と、複雑な面持ちで見ていました。
そりゃー、食事の改善やアドバイスを貰うのは、当然栄養士になりますわなー。
すると必然的に、現代栄養学のノウハウが詰め込まれた食事になるよねー。
よくテレビで、スポーツ選手がどのような食事を食べているのか?
お家拝見!みたいな番組を幾度か見たことがあるのですが、
大抵肉中心の料理に、健康のため野菜も少々・・・みたいなスタンスの食事が
ほとんどだったような気がします。
個人的な感想ですが、身体を大きくする為に西洋人ばりに、肉中心の
食事を取ってるスポーツ選手達が、世界の大舞台で活躍してたりします。
一時の大きなパワーは得られるのでしょうが、どうも故障がちで休みがちで、
選手生命も短いような気がするのは、ワタクシだけでしょうか。
花粉症の選手も多いような気がするのですが・・・(あくまでも個人的な感想です)
体質に個人差があるので迂闊には言い切れませんが、日本人のアスリート
には肉(動物性のタンパク質)で身体を作る方法は、合わないと思うんですよね。
トップアスリート達は、元々の身体能力とが我々一般人とは違うでしょうから、
あのような食事でも頂点近くにいるのでしょう。
でももし、穀物がベースで野菜やお豆などが副菜で、伝統的な発酵調味料を使い
身体を作っていたら、もっとすごい事になっていたのでは・・・と勝手に妄想して
しまいます。
もちろん、ワタクシが知らないだけでそのような食事を実践しているアスリートも
いらっしゃるのでしょうが・・・。
続きは次回で・・・。