愛知県長久手市 まんまる堂では無添加食材のみ使用! お子様連れでも、妊婦さんでも安心してお食事して頂けます

RSS

食事が変わると,どうなる?人体実験の有様④

カテゴリ : 食事が変わると,どうなる?人体実験の有様

これも、むかしお店を始めた当初、あるお客さんに、こう言われました。

「お前ところのラーメン、店出る頃には、すかり味が消えて、

何食べたか、思い出すことも、出来ないわ! それ位、後味がしないぞ。」

と、罵声を浴びせられた事が、ありました。



 

その当時は、こちらも、お店の方向性、味等に五里霧中状態だったので、

「ちゃんとした、食事を出してるのに、なんでこんなひどい言われ方、するのかな・・・。」

と、悲しい気分になりましたが、今なら胸を張ってこう言います。



「ありがとうございます! それはまさしく、うちのお店が目指している、後味の良さです。

最大の褒め言葉として、受け取らさせて、いただきます。 ご意見ありがとうござました!」
と、してやったりの気分になり、ますます自信を深めるでしょう。

 


この化学調味料等の添加物による、食後、口の中に後々まで残る後味。

その後味の原因が添加物であると、一度気づいてしまえば、嫌な後味だと認識が変わります。

その後味が普遍的すぎて、その状態が「普段の普通の、疑いようも無い、日常の後味」

になってしまってる事が、大企業の思惑道理なんですよね。 味の余韻だとさえ、思わされている。

 


その後味は決して、味の余韻ではないし、本当は、そんな後味は無いのです。

でも、こんな事実を知ってる人なんて、過去の私も含めて、少数だろうなー、と。

化学調味料を使わないで、ラーメン屋をやるというのは、まさに無謀なんだな。

っていうか、こんなお店って成り立つのか?と、今現在も不安な思いは、捨てきれません。



 

日本酒で言う「味キレのいい」無添加で作るらーめん。

こんなマニアックなコンセプトで、始めてしまったからには、徹底してやるしかないな。

必ず需要はある。 信じて、その道を極めてやろう。 あらゆる角度から、勉強のし直しやな。

と、「ほ○だし」君は、自分の程度が低いにも関わらず、無謀にもチャレンジしていくのでした。

 


添加物まみれで、味覚を育ててきた、こんな「ほ○だし」君でさえ、ほんの短期間で、

後味の悪さが、認識できるレベルには、戻ってこれたと思います。

戻ってきて思うのですが、意外と簡単に、まともな味覚を、取り戻すことが出来るんだなと。

一度、この不快感を味わって、記憶してしまうと、もうあの頃には、戻れない身体になってしまった
「ほ○だし」君でした。

2011-11-25 01:15:31

食事が変わると,どうなる?人体実験の有様③

カテゴリ : 食事が変わると,どうなる?人体実験の有様

添加物断ちの日々を過ごして、半年位経ったのでしょうか。

やはり、他店のラーメンの味の構成も、勉強しないとな、と思い、

なけなしのお金で、とあるラーメン屋の暖簾をくぐったのでした。

 

スープの香り、味。麺の食感、味。  その他etc・・・。

色々参考にしながら、食べ進んで行くうちに、なんとなく「ん?」と違和感が。

 


最初、「舌、やけどしたかな?」。でもスープはぬるいしなー。

火傷っぽくないな、症状がちょっと違う。 舌先がビリビリする感じ。

「なんなんだ、この変な感じは?」と、疑問に感じていたのです。

 


「まてよ。これはもしや、あの・・・。」と、ピーンときましたね。

舌の痺れ、口内の違和感・・・。 これは、もしや噂に聞いた!

「やったー!化学調味料発見!」と心の中で、ガッツポーズ!

 


「そうか!これが、かの有名でかつ悪名高きお方・・・化調でしたか~。」

と、その未知なる出会いに、感動すらしました。

 


本では何度も拝見させて頂き、その最たる症状も、頭には、入っていたのですが、

当然、そんなこと「ほ○だし」君は、今まで感じたことが無かったのです。

しかも「ほ○だし」君、お店を始める前は、ヘビースモーカーでもありました。

食後は、とりあえず一服が常識でしたから。  更に感じなかったのでしょう。

 


しかし、そんな悲しい過去を持つ「ほ○だし」君が感じるなんて! 感動!

「そうか!こんな俺でも、見抜く事が出来るんだ!」と、興奮しました。

 


それ以来、すっかり添加物の違和感を、感じ取れるようになった「ほ○だし」君でした。

2011-11-21 20:21:38

食事が変わると,どうなる?人体実験の有様②

カテゴリ : 食事が変わると,どうなる?人体実験の有様

さて、今度は「味覚」についての、お話。

 

ふとある時、実家で食べてた雑煮を作りたくて、母親に

「雑煮の出汁って、カツオ節やったっけ?」と聞いてみると、

「なに言うてんの、<ほ○だし>やん。」と、言われてしまいました。

 


<「ほ○だし」って・・・。 俺の味覚のベースは「ほ○だし」かー。>

<これは、大したことないなー。>  と、ため息が出ました。

さて、こんな「ほ○だし」君が、無謀にも、化学調味料を使わないラーメンに

チャレンジするという、暴挙に出てしまうわけです。

 


案の定、 オープンは失敗 → 味が決まらず迷走 → お客さんはどんどん減り続け →

売り上げは減少 → どんどん貧乏に。  という、お決まりのパターンに、突入です。

絵に描いたような貧乏暮らしが、やって来ました。



 

でもそこは、飲食店の強み。食料はある。なんとか、食べていける。

休みの日は、店で味の調整、試食の繰り返し。(それは、今も同じか!)

普段の日も、財政難のため、店の食材を利用して食事。

当然、外食など出来るはずもなく、コンビニ等にも、出入りなし。

精神的にも追い込まれてるので、外に出て活動する元気もなし。

 


結果、貧乏が引き起こしたこととは言え、添加物を一切摂取しない食事を、

長期に渡って、続けるという、実験めいた日々が、出来てしまった訳です。

 


狙ってそうなったわけでなく、偶然なのですが、なかなか意識しても難しいと思いますよ。

普通に生活してて、化学調味料その他の添加物を、身体に入れないなんて。ほぼ、不可能。

 


人生で初めての、添加物断ちの生活。

さて、この異常な生活が「ほ○だし」味覚君に、どのような変化を、もたらしたのでしょうか?

 

2011-11-18 01:28:43

食事が変わると,どうなる?人体実験の有様①

カテゴリ : 食事が変わると,どうなる?人体実験の有様

さて。無添加でラーメンなんて、偉そうにやっているけど、

そんな君の味覚は確かなのか?お前味について語る資格あるんか?

と、疑問に思われる方もいらっしゃるのではないかと・・・

 


そこで体験に基づいた「味覚」と「健康」について少々。

 


時は高度成長期の真っ只中。食卓は洋風な物が中心でした。

朝はパン食中心で、ハム、卵、牛乳、サラダ、果物etc・・・。

調味料は、マヨネーズ、ケチャップ、ソース、マーガリンetc・・・。      

添加物をモリモリ食べて成長したと言えるでしょう。
肥満児でもありました。

 


外遊びが好きな、元気で活発な少年時代だったと、思います。

ただ、風邪はよく引いていた記憶があります。高熱を出して寝込む。

この間母親と会った時に「あんた風邪引きやすいんやから、
気ぃつけや。」と言われたばかりです。

母親もワタクシが風邪っぴきなイメージなんでしょう。

 


成人してからも元気ながら、相変わらずの風邪っぴきでした。

季節性の風邪やインフルエンザはかなりの確立で喰らってました。

高熱が出ても仕事は休めない・・・風邪っぴきの悲しさ。

 


「風邪を引きやすい体質なんだ。」と、思い込んでいました。

そんな体質は無いんですけどね・・・風邪を引きやすい体質。

実家は出ていましたが、日々の食事は職場での賄い中心でした。

 


ようするに、免疫力が弱かったという事なんでしょう。

もちろん、体質による強弱もかなり影響するのでしょうが、

自分の場合やはり食事が原因での免疫君の弱体化なんでしょう。

だって今、本当に風邪引かなくなりましたからね。

2011-11-14 15:50:48

11月11日は・・・

カテゴリ : 長久手の無添加ラーメン屋日記

なんと、まんまる堂が豊橋でオープンしたのが、2000年の11月11日でした。

今日は、まんまる堂の誕生日なのです。

懐かしの写真と共に、その日を、振り返ってみたいと思います。

 

本当は、あまり思い出したくない、悲惨な日なのです。

 

何度もラーメンは試作して、それなりに味には、自信をもって挑んだのでした。

オープンしてから、次から次へとお客さんが入ってきます。 「よし、やったるで!」

その当時、ラーメンのメニューは、のーまると唐まるしかなく、スープは一本でした。

 

どんどん時間が経っていくうちに、あらビックリ! スープの色が徐々に、変わってきたのですよ!
味見してみると、変な酸味が出てるじゃあーりませんか。
乳白色に近かった色が、茶色っぽい色に変化していくのでした。

「どうしよう・・・」と思ったのですが、引っ切り無しに、お客さんは入ってくるし

「ヤバイ!どうしよう・・」と途方にくれました。
引っ切り無しにお客さんは入ってくるし
初めてのケースなので、対処の仕方もわからないし、大パニック!!!

具体的な対応策も思いつかぬまま、まるで、坂道を転げ落ちるかのような
気分で初日を突き進んでいくのでした。

 

「これは、終わったな・・・」と、オープン初日に打ちひしがれたのを、思い出されます。

その当時、一本のスープに、節類、乾物類、野菜等全部入れて、火にかけてたので、

時間がたつと、変色し、酸味が出、スープの味が全く別物になってたんですよね。

後に気づくのですが、当日はさっぱり解りませんでした。 

 

いやー、今思い出しても、冷や汗物です。

その前に働いていたラーメン屋のスープは、水道の蛇口を捻れば出てくるものでしたから。

火にかけ続けると劣化するもんだなんて、考えも付かなかったですよ!

 

当然すぐに解決できず、それからながーい苦難の始まりだったのです。

オープン初日に、用意してきた武器を失い、一からやり直しなんて!

ね、皆さんだったら、どうします?  考えただけでも、身の毛がよだつでしょ。

こんな、悲惨なオープンだったのでした。

 

お!なんか見慣れぬ物体を、一体発見!

今のまんまる堂のロゴの、モデルだと噂の人物が!!!  狸ではないですよ。

 

2011-11-11 23:39:11

前へ 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 次へ