数日前、まんまる堂のオープン時に空調設備を担当していただいた
会社の営業担当が店にやってきて、「そろそろ新しい設備に代えませんか?」
などと、ギリギリでやってるお店に、プレッシャーをかけて来ました。
前にも書きましたが、いまの店舗の場所で、我がまんまる堂がラーメン屋として
、飲食店として4代目なのです。
借りるときは居抜き物件で、空調設備もあったのですが、今のカウンター側の
空調設備はかなりの年代物だったので、新しいのに変えてオープンしたのでした。
まだその当時は、テーブル席側の空調設備はまだマシでしたので、
そのまま使い続けてきたのです・・・10年間。
そして空調設備の担当者さんは、自分たちが設置したカウンター側の
空調を新しいのに変えないか・・・という提案だったのです。
しかし、ギリギリでやってる我がまんまる堂・・・とてもではないが
まだ新しくも見えるこの空調を変えて、ローンを組んで・・・なんて
まるで詐欺まがいな提案など、おととい来やがれ!・・・的な発想で
とても享受に値する提案ではなかったのです。
しかし・・・・これは何か、危機管理的なお告げ的な要素も含んでいる
のではないか・・・・と、深読みしたんですね。
そして見上げてみると・・・ああ・・・もしかしたら、コイツがそろそろ
限界なのかな〜・・・と思い直し、まだ元気に運転している何年前から
あるかもわからない空調を、新品に変えることを決断したのです。
・・・・それは断腸の思いであったことは、あえて付け加えて置きます。
そして契約も済ませ、こうじの日取りが7月23日に決まった4日後、
その悲劇が突然訪れたのでした。
7月15日、日曜日のおひるの12時頃・・・突然、買い換えることが
決まってる空調設備から、結構な量の水が吹き出す・・・という大惨事。
しかも気温38度の灼熱の中での、空調トラブル!
もちろん営業中、もちろん空調の下の席にはお客さん有り・・・という
非常事態が発生・・・ホールのスタッフ大慌て・・・ワタシは事態がよく
わからないまま調理に追われる・・・空調側のテーブル席封鎖・・・
水は止まらないが、不幸中の幸いで冷房はなんとか使えてる・・・。
という大ハプニングを喰らいまして、急遽連休明けに担当者に連絡を取り、
最短で7月20日という工事日程を頂きました。
このままではいつ止まるか分からないし、この灼熱の中、空調一基失って
営業できる保証はないので、泣く泣く20日の金曜日の昼営業は
空調工事の為、お休みとさせて頂きます。
夜営業までには工事は終わるみたいなので、夜は営業します。
水・木は頑張って営業しますが、テーブル席が一つ潰れてしまいます。
2名がけでは対応できる可能性も残しつつ、なんとか凌いでやります。
・・・という未来は予見できたが、間に合わなかったため、7月20日の
昼営業は出来ない・・・というちょっと惜しいが、結果何も役に立たなかった
ワタシの予知能力のお話でした。