物足りないでお馴染みの・・・。
カテゴリ : 長久手の無添加ラーメン屋日記
味付けが物足りないでご存知、まんまる堂がお送りしています。
さてしかし当然ながら、味付けをしているワタシが
「ん〜・・・少し物足りないかな?」
と、思いながら味を決めてはいないです・・・当然ながら。
いや、じつは本当に真逆で、
「ん〜・・・少し味が多いかな?」
なんて思いながら味決めしているなんて、信じてもらえ
ないかな・・・物足りないでご存知なのに。
なぜこのように世間の一般的な味覚と、まんまる堂の
味付けの印象が解離してしまうのでしょうか?
逆にこの現象を、ワタシが多くの外食などで感じる
「味の物足りなさ」で表現してみましょう。
そうなんです・・・実はワタシには味付けが物足りなく
感じるのです。ほとんどの外食では。
味付け自体は濃いのですが、味の表面だけで
深みがないというのか、味が薄っぺらいと言うのか・・・。
ん〜・・・伝わりにくいな・・・・。
とくにラーメンとかスープ物でありがちなんですが、
ダシは効いてないのに、味に圧迫感がある・・・
とでも言えば良いのかな?
そしてアフタービートで舌が重たくなり、口内に嫌な後味が
残り続け、まるでその後も軽く麻酔がかかったような感じで
食事を続けているような感覚なんです。
この恐るべき事態を「味の余韻が続く」とか、
ラーメンで言う「味のインパクト」だとか「ガツンとくる後味」
みたいな表現になってるような気がするのですが・・・どうでしょう?
実態は、ただただ舌が痺れて麻痺しているがけなんですけどね。
しかしこの麻痺が日常であれば、当然麻痺という状態を
もたらさない料理を食べれば、「物足りなく」感じるのは
必然ですよね。
残念ながらこの差は埋まらないんです。
だから「物足りないでお馴染みの」まんまる堂なんです。
しかし、あえてこの汚名は潔く受け入れよう!
だって、インチキは出来ないもんな〜・・・。
2016-11-22 18:42:36
未来に向けてのお勉強
カテゴリ : 長久手の無添加ラーメン屋日記
やはり食べ物屋を営んでいる以上、勉強と言う名の食べ歩きは
欠かせません!
・・・と、ほざいておりますが、ほとんど食べ歩いて来ませんでした!
1つめには、経済的な理由から・・・。
特に豊橋時代は苦しかったな〜〜。
今も苦しいことには変わりないですが、比ではなかったですね。
生活のために外食などの贅沢は、勉強と言えども厳しい・・・
という負け犬根性が、なかなか抜けない悲しい理由からです。
2つめには、時間がないという理由・・・。
やることが目白押しなので、買い物ついでに車内で食べて、
移動時間を合理的に使うのが、習慣化してしまっているのです。
昼飯は車中・・・というのが、お約束なのです。
3つめは、不愉快な思いをしたくない!
食後の口の中に残る不快感を、わざわざお金使って時間割いて
までして、味わいたくない!・・・というのが大きな理由です。
しかしコレではいけない!・・・と、思い直し近頃は少し時間を
割いて、いつも行く安心できるお店ではなく、新店を開拓して
いこう!・・・と、張り切っています。
少しでも不愉快な思いはしたくないので、ある程度は下調べして、
化学調味料を使っていないだとか、地元の野菜でとか、謳っている
ようなお店を選んでいくのですが・・・。
まあ、仕方ないですね・・・。
商売は、続けられてナンボの世界ですから・・・。
化学調味料も直接その白い粉を入れなければ、不使用・・・
ということなんでしょう。
使用している調味料に入っているのは、不可抗力なんでしょう。
たんぱく加水分解物や酵母エキスは、化学調味料ではないという
理屈もわかります。
でも、やはり・・・悲しいな〜。
意気揚々とお店に入って、意気消沈してお店を出て行くこと
のほうが、多い今日この頃です。
味付けが物足りないで噂のまんまる堂なので、殆どの店が
ワタシにとって、味付けが物々しい?と感じてしまうのでしょう。
そう、所詮はマイノリティーの戯言。
残念ですが、弱者の声は届きません。
でもめげずに、これからも勉強するぞ!
2016-11-01 22:25:58
久々の限定メニューです。
カテゴリ : 長久手の無添加ラーメン屋日記
定番の「冷やしつけ麺」以外に、久々の新作限定メニューです。
「温菜めん」は秋の定番メニューです。
毎年少しずつ内容を変えて、提供していました。
二人体制から一人体制になって約一年と半年・・・。
仕込みの体制の見直しとか、スタッフの成長により少し、
時間を捻出出来るようになったのです。
「少し休息の時間を取ったほうが良い」「身体を休めなきゃ」
と、頭では分かっているのですが・・・。
どこか、限定メニューをやってない後ろめたさはあったのです。
工夫に工夫を重ね、やっと少しの時間を捻出できたのに、
その時間を、メニュー開発に費やすのか?
また限定メニューが出来たとしても、その仕込みに追われる
日々に逆戻りだぞ・・・。
と、自問自答を繰り返した結果、手を出してしまうんですね〜。
でもかなり限られた時間での、メニュー開発だったので
大変でした。
今までの「温菜めん」の流れを汲みながら、新しいチャレンジを
と、工夫を積み重ねて、なんとか納得の出来るものに仕上げれた
と、勝手に思っています。
まあ、もうすでにラーメンでは無いですし、何かと言われても
答えようも無いメニューです。
遊び心の分かってくれるお客様にしか、理解してもらえない
ような代物かもしれないです。
並で890円・・・決して安くもありません。
それなりに原価は掛かっているものの、わかりやすさの
ハードルは低くはありません。
まんまる堂らしいメニューですが、両手を開いてオススメは
出来ません。
遊び心を一緒に共有してやろうか!という、
心の広い奇特な人は、チャレンジしてください!
こんな変わったものしか創造出来なくて、ホント、スミマセン。
2016-10-25 00:12:37
変化し続ける、お店の味なんです。
カテゴリ : 長久手の無添加ラーメン屋日記
まんまる堂も足掛け10年以上にもなりますが、
どのメニューもコレで完成!・・・という物は
ひとつもありません。
ちまちまと、味付けは変化し続けています。
特に「のーまる」・・・という変わったネーミングの
しょう油ラーメンですね。
こいつは本当に微妙な変化を繰り返している、
最も得体の知れない奴なんですね。
いまだに正体を見極められない、不思議な関係です。
豊橋から長久手に移転した時に根本的に作り方を変え、
そしてこの7年間、常に味が微妙に変わり続けています。
もちろん他のメニューも同様に変化しているのです。
でもその変更の回数が「のーまる」は他より多いんです。
「ここまで来たか!」と言う思いもあるのですが、
「もっと先があるかも・・・」と、思ってしまうと、
あれこれ微妙なバランスを調整したくなるんですね。
まあ、なかなか皆様に大きく分かるほどの変化では
ないと思いますが、毎日味みていると、微妙に分かる程の
変化なので、ご安心ください。
だいたいスープなど、毎日同じに作ろうなんて、はなっから
思っていませんから。
だって、使う野菜が四季折々違います。
その季節ごとに野菜も変化するのに、スープの味が同じ訳ないですもの。
その微妙な変化が、スープ作りの妙なわけです。
だから、四季折々野菜と同じようにスープも変化するものだと
認識して、楽しんでいただけたら幸いです。
そう!味の変更といえば、ぎょうざです。
豊橋時代からぎょうざには「にんにく」を入れて作るものだと、
何の疑いもせずに、つい最近まで過ごしてきました。
微妙な違和感を感じ、「にんにく、いる?」・・・と思いはじめ、
入れないで作ってみようと、チャレンジしてみました。
「にんにく」無しに対応できるように、ニラの量を増やし、味付けを変え
なんとか納得行くレベルになって、お出しできるようになりました。
たぶん国内でも珍しい、「国産無農薬のにんにくを使ってる無添加の
ぎょうざ」という価値は失いますが、にんにくによる口臭の不安は
解消されます。
味見も繰り返しましたが、にんにくが無いからと言って
物足りない・・・と言う感じはないです・・・本当に。
ニラと味替えで十分カバーできてると思います。
まあ、すべての味が物足りない・・・という噂のまんまる堂ですから。
今更、物足りないものが一つ増えたからと行って、問題ないでしょう。
2016-10-04 22:11:25
夏の旅行記 その2