愛知県長久手市 まんまる堂では無添加食材のみ使用! お子様連れでも、妊婦さんでも安心してお食事して頂けます

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ラーメンとうどんの「間」

カテゴリ : 長久手の無添加ラーメン屋日記
やっと夏休みも終わって一段落・・・という訳にもいかないのです。
まあ、もうかなり終盤ではありますが、子供と過ごす家族でのの時間は、
やはり夏休み・・・と言う事になってしまいます。


ということから逆算しまして、もう7月の初頭からハイペースで
冷凍の効くものから8月分の仕込みにかかり、仕入れも
食材以外は8月買い物に行かずに済むように、買いだめしたりして、
7月もかなり無理をしながら過ごします。


そして8月もやれ帰省だ、旅行だ、キャンプだと・・・仕込み
仕入れをしながら、なんとか乗り切るのです。


そしてやっと9月・・・少しからだも休めて・・・とは行かないのです。
もう今日から年末年始までは、やることが目白押しなのです。
もうすでにアラフィフのワタシ・・・まだまだやれるのでしょう。
自己暗示自己暗示・・・オレハ・ヤレル・・・オレハ・ヤレル。


話題を変えまして、8月もこんなマニアックなお店なのに、
常連さんを中心に、それなりにお客さんが来店してくれました。
流行っているお店とは全く比べ物にはならないでしょうが、
なんとか、黒字で経営出来ています。


タレやスープが変わる度に、商品の試食をするのですが、
毎回思うのですが、「本当にこの感じで良くやれてるよな〜」
と、思います。


もちろん、料理としてはとても美味しい・・・と自画自賛もしますが、
ラーメンとしては・・・???のような気がしてしまうんですね。
「コレはラーメンとして美味しいと、感じてくれるのかなー???」
と、毎回思います。


まあもう何年も「本当の」ラーメンを食べてないワタシが、コレを
ラーメンとして美味しいかどうかなど、判断も出来ないのでしょうが・・・。


でもなんとなく、黒字でやってこれたので今もお店が存続している
のですが、果たしてラーメン屋として存続させてもらえてるのか、
麺料理屋として存続させてもらえてるのか・・・微妙。


ウチのスタッフから聞いたお客さんの会話。
まんまる堂のラーメンを食べながらこう言ったそうです。
(たぶん、まんまる堂初来店のお客さんでしょう)

「なるほど・・・ちょうどラーメンとうどんの間ね。」
と、言ったそうです。


言い得て妙ですね・・・聞いて「なるほど!」と、思いました。
そう!・・・この「間」のラインで生き残れたら良いな・・・と、
思いました。


まさに「まるそば」なるメニュー・・・これ、結構出ます。
これぞ、本当に「間」なるメニューではないかと、思います。


本格的なラーメンは、他所様におまかせして、ウチはこの「間」産業で
躍進していきたいと、思いました。


アラフィフのワタシ・・・まだまだ頑張りますぜ!


2017-09-05 00:41:57

今年の夏の野外活動

カテゴリ : 長久手の無添加ラーメン屋日記
今年の夏はなにせ天気が悪うございましたね。
猛暑になる、と言われていたように、記憶していますが・・・。


割りと気温が上がらず、わがまんまる堂の人気メニュー「冷やしつけ麺」
も、例年よりは出てないです。

それは置いといて・・・例年、家族での野外活動は小規模ながら、
なんとなく続けていたのですが・・・。
下の息子も中学に入り、やれサッカーのクラブチームだなんだで、
夏休みも予定が組みにくくなってきました。


在所に帰ったりとか、欠かせない予定もあるので・・・なかなか、
野外活動も出来るのか出来ないのか、近々にならないと分からない
ようになりました。


でもなんとか、この日に行けるかも・・・みたいに分かるのが、
1週間前とか・・・なんです。


前は用意周到、朝昼晩の献立を考え、早めに仕込みをし、当日を
迎える・・・特にピザ生地などは、1週間前から仕込んだり・・・。
気合い入れてやってました(懐かしい!)


しかし、ワタシ自身も時間に全く余裕もない有様で・・・。
でもせっかくなので、ダッチオーブンでカンパーニュ焼いてみたり、
(形は崩れましたが、味はgood!でした)チャレンジはしましたが、
画像を残す余裕もなく、昔ほどの充実感はなかったです。


でもせっかくなので、定番ではありますが、「わしら怪しき野外活動隊」
の朝飯だけ、紹介したいと思います。


「鶏ごぼう飯」

① まず薪で火をおこして、中華鍋に少量のごま油で、鶏皮を炒める。


② 鶏皮から鶏油をたっぷり抽出し、鶏皮自体もカリカリにし、さらに
少量のにんにくを加えて、鶏もも肉、ごぼう、玉ねぎを加え、強火で炒める。



③ 火が通れば、醤油、酒、砂糖少々で味をととのえる。



④ ある程度煮詰まったら鍋を火からおろして、ご飯をドーン!っと!



⑤ 入れて素早くかき混ぜる!



⑥ そして、取り分けて出来上がり!


前日の、かぼちゃのごま油炒めの残りも加えて、出来上がり!
美味しそうでしょ?・・・このメニューは誰が作っても、美味しいです。


元ネタは「美味しんぼ」の和歌山編で出てきたものを、パクってます。
が、ワタシの悪いところなんですが、なんとなくで作っています。
特に、玉ねぎを入れるのは「邪道」だそうです。


でも、ワタシは砂糖を余り使いたくないので、玉ねぎ使います。
砂糖は、味を整えるのに使いますので、ごくごく少量です。


酒でも甘みは出ますしね・・・でもこの時日本酒がなかったので、
バーボンを使った、アメリカンな「鶏ごぼう」ですが・・・。


それに前日の残り物など、平気で入れますしね・・・形式にはこだわりません。
・・・美味しければなんでも良いんです。


この鶏ごぼう・・・冷めてもいいので、大量に作っておむすびにして、
海苔でも巻けば、別物です。


コツは鶏皮を細かく刻んで、鶏油を出し鶏皮自体も少し色づくまで炒める事。
そして、鶏が臭いと美味しくないので、鶏自体は国産のまともな鶏肉を
使って下さい・・・それでかなり美味しさが、違いますよ。


我々、「わしら怪しき野外活動隊」は、椎名誠隊長率いる、
「わしらあやしい探検隊」のパッションを継承し尊敬して
います・・・(知らないかな〜あやしい探検隊)


小洒落たダッチオーブンなども使いますが、やはり主力の調理器具は
「中華なべ」と、焚き火です。

これはこれからも継承していかなければならない、とても「大切」な
事です。・・・・皆さんも「野外活動」には是非、「中華鍋」を!

そして、「鶏ごぼう」も是非皆様の野外活動のお供に、お使い下さい!




2017-08-29 23:57:58

冷やしつけ麺始まっています。

カテゴリ : 長久手の無添加ラーメン屋日記
さあ!冷やしつけ麺です。
このメニューは毎年恒例なのです。
初見の方はコチラでお確かめください。


お客さんからのリクエストが多いので、メニューを恒例にしています。
本当は、「冷やしぶっかけ」にしても面白いかな?・・・って毎年、毎年
考えては見るのですが。


たぶん、勝手に変えるとがっかりするお客さんが多いのかな?・・・
と思い、今回も変更なしで行こうと決断しました。


なぜ変えれないのだろう・・・と、今回考えてみました。
やはりこれだけリクエストが多い理由があるはずです。


多分、食べ方のバリエーションを個々にカスタマイズ出来ることが、
また食べてみたいと思える理由かな・・・と、考えてみました。


特に「鶏そぼろと温泉卵」をどう使うか・・・が、カスタマイズ化の鍵でしょう。

もちろん、つけ汁に全く使わない人も大勢います。
途中から投入するのが、基本でしょう。


しかし、面白い食べ方で「鶏そぼろと温泉卵」をそのまま麺にぶっかけて
食べる・・・と言うやり方・・・意外と多いんです。

もっと「なるほど・・・これは思いつかなかった」と言う食べ方に、
「鶏そぼろと温泉卵」の小鉢に直接麺を入れて、その味をダイレクトに
めんを絡み合わせて食べる・・・と言うやり方です。
このやり方も、度々見かけるので愛好者は多い・・・のでしょう。


このように好みに合わせて自分の色に染められるのが、人気の秘訣なんでしょう。
まあ、まんまる堂の限定自体基本は「お好みで味が変えられる」というのが、
基本コンセプトの一つなので、ウチらしいといえば、まさしく!・・・ということですね。


余力があれば、真夏にもう一品出来れば・・・という気概ではいますが、
体力と時間と冷蔵庫との相談になるので、これから焦らずに考えていこうと
思っています・・・もちろん!期待しないでくださいね!


2017-06-12 23:16:38

ココナッツについて。

カテゴリ : 長久手の無添加ラーメン屋日記
春の限定「ま〜るカレー」を始めて約2週間経ちました。
正直「こんな変テコな料理、受け入れられるかな?」と、かなり
不安だったのですが・・・今のところ、残されてはいないので
少しホッとしているところです。


しかし毎回の不安事項として、ココナッツを苦手な人が多い!
という事実なんです。


まあ、今回の仕込み分のエビココナッツは、少しエビを効かせすぎたかな?
という思いもあったので、エビなのかココナッツなのか、どちらが苦手なのか
分からないのですが・・・全部を使ってもらえない事が多いかな?、と。


次回の仕込み分からは少しエビを控え目に・・・と考えています、が。
やはり、まんまる堂のカレーにはココナッツが欠かせません!
苦手な人が多くても、続けていこう・・・と、思っています。


ココナッツは、男性のほうが苦手な人が多いように思います。
あの独特の香りと、甘さ加減が苦手なのかな、とも思います。


他の理由の1つとして、ワタシが考えるに、子供の頃に食べた
粗悪なココナッツ菓子のトラウマから、苦手さを刷り込まれている
人が多いのではないかと、勝手に想像しています・・・だってワタシも
昔食べたココナッツ菓子にいい思い出がないからです。


もったいないな、と。・・・ワタシは西洋料理よりもエスニック料理のほうが
好きなので、もっと皆さんにココナッツの良さを分かって欲しいなと、
思っています・・・味覚世界が広がりますよね。



最初にタイ料理のカレーを食べた時の衝撃は忘れられません。
全く食べたことのない、未知の味覚領域だったからです。
今と違って、タイ料理が全く市民権を得ていない時代の話です。


新しい知らない世界があることを、味覚を通して知りました。
その後、タイ、マレーシア、スリランカと旅行しそれぞれの国で、
ココナッツを使った料理を沢山食べました。
すっかり虜になってしまいましたネ!


やはり温かい気候とココナッツは合います。
四季のある日本の風土に一年中マッチすることはないのですが、
これからの季節からは、いい感じです。

「ま〜る」な季節がやって来ますね!


ってな感じで、少しカレーについて次回も語ってみたいと思います。




2017-04-11 22:41:35

「ま〜るカレー」って。

カテゴリ : 長久手の無添加ラーメン屋日記
いやいやいや・・・・。毎回限定メニューで苦しんでいるワタシです。
今回は・・・いや今回もかなり迷走しました。
なんかもう、ラーメンらしいものを創作出来なくなったワタシです。


いや・・・何か「ラーメン界にイノベーションを起こすんだ!」みたいな
虚栄心など、一ミリもございません。
ただただ、こんな分かりにくいものしか、出来なくなってしまったワタシ・・・。
もっと多くのお客さんに、分かりやすいものを!・・・と、胸に刻み込んで
いるのに・・・だのに〜♪・・・なぁ〜ぜ〜♪・・・。


まず限定メニューを考える時、大前提として時間が足りない・・・。
まず多くの資料を眺めて、アイデアをまとめて、なんとなくの方向性が
決まったら、一発撮りみたいに味を見ながら試作を仕上げて・・・
みたいなやり方で、限定メニューの土台を作ります。



この試作を元に、どの方向性にもって行くかを考えるのですが、
とーにーかーくー時間がー足りない♪・・(ユニコーンの「すばらしい日々」より)


今回の試作で作ったカレーは、最初からカレーとしては美味しかったのですが、
麺で食べにくいという難点がございました。
そして次の試作では麺と絡みがいいように、少し汁気をふやしたのですが、
これが今ひとつ、しっくりこなかったのです。


汁気を増やすことによって麺で食べやすくなったけど、
試作本来の良さが失われる・・・というジレンマに陥りました。


そして苦肉の策で麺だけでは食べにくいので、ご飯も最初から
入れてしまうという暴挙に出たところ、意外にも試食での
評判もよかったので、思い切ってそのスタイルでやってしまいました。


そうアジアの料理の本質は「皿の上での混沌」だと思っています。
要するに「ごちゃ混ぜ」ですね。


そして、とーにーかーくー時間がー足りない♪ので、この限定メニューに
合いそうなお皿を締め切り間際にカタログで選びました。
そうするとビジュアルは良かったのですが、少しお米が食べにくいんですよね・・・・。
しかしもうすでに締め切り間際の後の祭りで、このままやるしかなかったのでした。


そしてこの料理の名前・・・ごはんも付いてるのに「カレー麺」
とは、もうすでに呼べない・・・。
そしてスタッフに「どんなネーミングがいい?」と聞いたところ、
二人が「まるカレー」と提案しました。
確かに・・・のーまるでありみそまる・・・「まる」がつきますよね。


「まるカレーか・・・」、すこしインド感が足りない感じがしました。
韻といいましょうか、音の並びといいましょうか・・・。



「そうだ!まるじゃなくて、ま〜るだな!」・・・と。
だって、「キーマカレー」「スープカレー」「ま〜るカレー」みたいな
音の並びほうが、それっぽいでしょ?


インドっぽさは、「タージ・マハール」「シタール」「まんま〜る」
・・・ほら!インドっぽいでしょ?違和感なし!


という流れで、「ま〜るカレー」という変テコな今回の限定に
なりましたとさ!


確かに変わったメニューですが、普通にカレーとして美味しいと、
自負しています。是非・・・いや興味のある人はお試しください!


2017-04-04 22:22:18

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