2022年が始まりまりました
カテゴリ : 長久手の無添加ラーメン屋日記
あけましておめでとうございます。
去年に引き続き、本年もまんまる堂をご贔屓にして
くださるよう、切にお願い申し上げます。
まんまる堂は今年で14年目を迎えます。
豊橋時代と合わせると、足掛け18年目・・・。
いやホントに、谷あり谷ありの低空飛行で17年間
続けてこれたのは、見捨てずに通い続けてくれた
皆々様のおかげです。
本当に心から感謝します。
ワタシもこの長時間労働の一人社畜を、身体も壊さずに
やってこれたことに感謝し、丈夫な身体に生んでくれた
両親にも、感謝したいと思います。
あ・・・でも去年はパイナップルに当たって、土曜日の
夜に営業できなかったという、前代未聞の事件もありました。
もう後数年で60歳を迎えてしまうので、どのような
隠れトラップに引っかかって、営業できない事態に
成るやもしれません。
今後は身体のケアと睡眠時間により気を配りながら、
慎重に進めつつもまだまだ邁進し続けたいと、
思う所存です。
新年3日からの営業となっています。
お近くにお寄りの際は、是非お立ち寄りください!
2022-01-02 09:52:16
雪が降って、段取りが狂う悲しさ
カテゴリ : 長久手の無添加ラーメン屋日記
いやいや・・・降りましたね・・・雪。
本当は今日の休みを利用して、兵庫県の在所に帰省する
予定だったんです。
実は休みの日にどこかに出かけるというのは、
案外簡単な話では無いんです。
週休2日といっても実質は丸一日仕込みや仕入れに
費やしているので、泊まり掛けで出かけるのはかなり
ハードルが高いのです。
大体1ヶ月前くらいから、仕込みや仕入れを計画的に
前倒しに進めていって、やっと泊りがけで出かけれる
と言った塩梅なんです。
その調整も結構頭も使い、その前々の休みも削って段取り
してるのに、雪ですか・・・トホホ・・・。
冬タイヤも履いてないですからね。
だって高いですからね・・・貧乏人には高嶺の花です。
趣味でね、スキーなどやったり、仕事で遠出しなければ
ならなかったりすれば別でしょうが・・・。
それでも今朝、タイヤ屋さんに「スタッドレスタイヤ無いですか」
と、一か八か聞いてみたら「今頃?ある訳ないでしょ。」
と言ったような表情で、鼻で笑われる有様。
まあそりゃそうでしょ・・・何日も前から雪降るよと、
と注意喚起されててたのに、今日ですか?アホなんですか?
と、思われても仕方ないですよね。
出かけられなくて、すべてふりだしに戻ってしまった・・・。
延期になってしまったので、明日からまた前倒しに
あらゆる事を進めていかないと・・・トホホ・・・。
段取りが狂ってしまったので、また一から組み直しです。
まあ天候には抗えないですよね・・・仕方ない。
謙虚にこの事態を受け止め、明日から頑張ります。
コロナ騒ぎも少し収まっているので、明日は2年ぶりに
まんまる堂の忘年会をとりおこなう予定です。
クラスターなど発生してしまうと厄介なので、万全の
体制で望みます。
いつまでも怖い怖いで何もしないのも、寂しいですよね。
この2年間でコロナに罹患しないための対策は、
飲食店として嫌というほど対処してきたので、
そのノウハウを活かし、会を執り行いと思います。
お店のスタッフはお客さんと同じくらい、大切です。
なにせスタッフがいなければ、お店は回らないのですから。
明日はスタッフの皆さんに楽しんで貰えるよう、
盛り上げていきます。
皆さんも次のコロナの波が来る前に、少しは楽しんで
行きましょう。
暗い気分では、いい流れを呼び起こすことは出来ません!
来年こそは脱コロナで、平凡な日常生活を取り戻しましょう!
2021-12-27 20:37:50
らーメンスープは身体に悪い?・・・③
カテゴリ : 長久手の無添加ラーメン屋日記
塩分の問題で、言いたいことはまだまだありますが、
長くなるのでここらにしときましょう。
そう、よくまんまる堂のラーメンの野菜が多くて
うっとーしい!・・・みたいなコメント頂くのです。
あの野菜の量は、ワタシがあのラーメンを食べるのに
必要だと本能で感じている量を、盛り付けています。
スープと麺とチャーシューに対して、あれくらいの
野菜の量で、丼の中のバランスが取れていると
ワタシの本能がそう申しているんですよね。
たまに野菜が邪魔して味がぼやける・・・みたいな
コメントも頂くのですが、野菜があって成立するように
味は組み立てているので、問題ないと思うのですが・・・。
まあ塩分の話題はこれくらいにして・・・・。
まんまる堂のラーメンが目指しているのは、
「寄せ鍋」の最後に麺入れて出来上がった、
締め的な麺料理です。
多くの具材から滲み出た、旨味と栄養たっぷりの
鍋の汁に麺を入れて頂く・・・というイメージで作っています。
のーまるだったら、魚鍋のイメージですね。
豚、鳥、昆布ベースのスープに鯛のあら、カツオ、さば、
イワシに、ごぼう、玉ねぎを中心とした野菜で奏でる
スープです。
しおまるだったら、海鮮鍋のイメージです。
豚、鳥、昆布ベースのスープにアサリ、イカ、エビ、
ホタテと、ごぼう、玉ねぎを中心とした野菜で奏でる
スープとなります。
その栄養満点のスープを飲もうと思えば、無添加の
調味料を使うしか無いですよね。
だから「無添加(という言葉は嫌いですが)」
のラーメンは後付です。
食べて健康になるラーメンを追求した結果が、
「無添加」です。
それは安心して飲めるスープ+健康になるスープ=
スープ残すなよ!・・・という図式になります。
無理して完食しなくても良いのですが、健康のため
しっかり飲んでください・・・スープ!
皆さんの健康のお役にたてる為に、お店やっています。
健康に悪いからスープ残すなんて常識、まんまる堂では
非常識ですから。
だって、ワタシ毎日、店の食事食べて超過酷な労働を
繰り返してますが、いたって健康です。
自分の仕事が、自分を害していくなんて事、
本末転倒ですよね・・・。
そして家族、お店のスタッフもね。
カロリーについても書きたかったのですが、またの機会に。
さあ、これからは安心してスープ飲みましょう・・・健康のために!
2021-12-21 21:00:07
らーメンスープは身体に悪い?・・・②
カテゴリ : 長久手の無添加ラーメン屋日記
前回は話が横にずれまくったので修正しますと、
「ラーメンのスープは体に悪いので飲み干さないように」
についてもう少し考えましょう。
まず「塩分」の問題。
これについては書きたいこと山程あるのですが、
多角的に論じようとすると、とてもとても長く
なってしまいます。
ただ、行き過ぎた減塩は「百害あって一利なし」
だと思っています。
もちろん持病との兼ね合いで減塩せざるを得ない
ようなケースは別です・・・特に心臓関係の。
でも普通に健康な人が減塩して、血圧下げると
身体の臓器を潤滑に動かせていない状態だと思います。
その臓器の一つに「脳」があります。
脳は重量当たりの必要エネルギー量が最大の臓器です。
脳は全身が必要としているエネルギーや酸素の約20%を
消費するという、大飯食らいなんです。
数多ある臓器の中でたった一つの臓器が20%ですよ。
その大食漢の脳のエネルギーはブドウ糖です。
脳にブドウ糖を運ぶのは血液です。
脳への血流が5分間以上途切れると、重大な脳障害や
死に至るほど、脳にとって血流が大切なんです。
心臓を動かし血管に血を流す原動力が、塩分です。
行き過ぎた減塩は、脳機能の低下を引き起こします。
怖いですね・・・知らずしらずのうちに、脳が正常な
働きをしていないなんて・・・。
一昔前、血圧は「年齢+90」と言われてました。
加齢とともに血管が固くなってしまうので、必要な
血流を維持するためには、年々血圧をあげないと
いけませんよね。
いま「血圧130」超えるとアウト!・・・みたいに
言われてません?
「年齢+90」理論でいうと、40歳の血圧ですね。
それ以降「血圧130」を維持していけば・・・ボケません?
というか、臓器の機能も落ちてくるので、癌も心配ですね。
免疫系が落ちてる可能性が高いですからね。
降圧剤利権などと、巷では言われていますね・・・しらんけど。
ああ〜〜〜〜長くなってしまった・・・・。
まだまだ言いたいことが・・・・。
最後にワタシは毎日賄いでラーメンスープ一杯分の
塩分を取り、特に減塩などせず、しっかりした味付けの物を
好んで食べた結果、血圧・・・やや低めです。
あかん!!!!・・・ボケてまう!
続きは次回に。
2021-12-14 18:29:59
らーメンスープは身体に悪い?・・・①
カテゴリ : 長久手の無添加ラーメン屋日記
こんばんわ!・・・健康に悪いでおなじみの、ラーメン屋です。
この間お店で、ショックな出来事がありました。
家族連れのお客さんのお子様が、「スープ飲みたい!」と言ったら、
お母さんが「身体に悪いからダメ!」と言ってたそうです。
ええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・悲しい・・・。
何のために無添加でラーメンなどと言う、さほど望まれ
てもいない、尚且儲からない事をやっているのか・・・。
そのためにどれ程の仕込み時間を有していることか、
睡眠時間をどれだけ削っていることか・・・。
スープ、飲んでも問題ないです!・・・って言うか、飲みましょう!
スープにこそ栄養分が凝縮されているのに・・・悲しい・・。
まあでも一般的な常識ではラーメンは美味しいけど体に悪い!
その中でも特に体に悪いとされているのが、スープでしょう。
健康のためには「決して飲み干すべからず」が鉄則なんでしょう。
でも皆さん、少し考えてくださいね。
たとえばコース料理に出てくるスープを「身体に悪いから」
という理由で残しますか?
ブイヤベース、ボルシチ・・・スープ残しますか?
中華料理で仏跳ショウ(漢字に変換できず)という福建省の
伝統的な高級スープがあります。
名の由来は「あまりの美味しそうな香りに、修行僧ですら
お寺の堀を飛び越えてくる」だそうです。
乾物を主体として様々な高級食材を使って作る薬膳スープ
でもあります。
このスープ、残しますか?
残しませんよね・・・飲み干しますよね・・まあ高価ですしね。
基本的にはスープって古今東西「身体にいいもの」だったはずです。
その起源をたどってみると、西洋では紀元前1500~1600年頃の
エジプトでは家畜や野性の鳥獣の肉、いろいろな野菜、固くなった
パンをいっしょに煮た、一種のごった煮だったようです。
土器が出来てただ焼くというだけでなく、煮込んで肉などを
柔らかく食べる・・・結果「栄養素を取り逃がさない」という
調理法が広まって行ったのだと考えられます。
スープと言うと、なんとなく西洋料理のイメージですが、
日本では比較にならないほど古く、今から約1万6500年前
の古い世界最古の縄文式土器が発掘されています。
その縄文時代(本当は世界最古の文明なんですけど)の遺跡から
各地で、煮炊きの跡がある土器が多数見つかっています。
(実は縄文時代の食生活はかなり豊かであった事が、分かって
きています・・・ここらはワタシのライフスタディーなので、
またいずれ詳しくお伝えしたいと思います。)
縄文時代の人たちは、魚や貝やきのこ類などを土器で煮て、
スープにして食べただろうと類推出来ますよね。
あさり、ハマグリなどの貝、あじ、いわしなどの魚、わかめ、
イワノリなどの海草、椎茸などのキノコ、やまいも、ニガウリ
などの野菜を使ってスープにして頂いてたのです。
どうですか皆様、こんな贅沢に魚介使って鍋、してます?
我々のご先祖様は、1万年以上前からグルメ(死語?)だった
のです。
今の日本人が世界に類を見ないほど、食へに拘りまくっている
民族もいないでしょう。
世界の主要都市で、東京の飲食店数はダントツ世界一ですからね。
1位 東京 (日本) 14万8582店
2位 ソウル (韓国) 8万3239店
3位 深圳 (中国) 5万9985店
4位 パリ (フランス) 4万4896店
5位 ボゴタ (コロンビア) 3万4248店
6位 ロサンゼルス (アメリカ) 2万9560店
7位 ニューヨーク (アメリカ) 2万6697店
・・・ね、日本は飲食店大国なんです。
おっと!・・・長くなってしまいました。
続きは次回に!
2021-12-06 21:30:08