何故エスニックなのか・・・②
カテゴリ : 長久手の無添加ラーメン屋日記
豪州でのワーホリ時代のネタはまだあるのですが、
とりあえず何故エスニックなのか、に戻ります。
ワーホリ終えて日本の帰路につくのですが、せっかく
ですからバリ島に寄ってから帰ることにしました。
豪州は初めての海外でしたが、バリ島は初めての
亜熱帯地方のアジアで、これまた刺激的な体験でした。
記憶が定かではないのですが、クタビーチにある
確か一泊日本円にして600円位で朝食付き・・・
という、超格安コテージに一ヶ月滞在しました。
(まだあるかな〜・・・日本人のイシイさんって方
が経営していた・・・コテージの名前が・・・「アヤ」
しか出てこない・・・。)
丁度雨季の時期で、日中軽く30℃を超える中、
部屋には卓上小型扇風機1台・・・という過酷モード。
もちろん南国なので、風通しのいい部屋なんですが、
最初はマジで暑くて暑くて、寝れない寝れない・・・。
(不思議と慣れてくるのですが・・・。)
乾燥して過ごしやすい豪州から、湿気だらけで雨季の
バリ島の気候に慣れるまでは、本当に大変でした。
停電するなんてよくある話で、夜部屋にスタッフが
当たり前のようにロウソクを持ってくるという、日常。
(しかも半笑いで・・・)
突然のスコールで部屋が浸水して住めなくなると、
次の日に浸水いてない部屋に、当たり前のようにお引越し。
・・・そのように過ごした日々が、思い出されます。
という貧乏旅行だったので、一流レストランなんかには
行ってないです・・・屋台や地元民が行くような食堂
や格安レストランばかり。
ナシゴレン、ナシプティ、ミゴレン、サテー、ガドガドなど
定番のバリ島の料理を楽しんだものでした。
確か、蛙料理を初めて食べたのはこの旅だったと思います。
鶏肉みたいで美味しいんですよ〜〜〜〜〜カエル。
とまあ、1ヶ月間日本食が恋しくなることは
ありませんでした。
毎日毎日地元メシを食べ続けても、全く飽くこともなく
美味しくい頂けた事が、エスニッ料理好きに拍車を
かけたのだと思います。
すっかりアジア的未知のスパイス、辛味、味付けの
虜になってしまったのです。
その後バリ島には2回訪れ(計3ヶ月)、タイに
2回、スリランカに1回訪れています。
アジア旅行にすっかりハマってしまったのです。
タイも良かったけど、スリランカは別世界すぎて
印象に残りまくっています。
丁度内戦中だった事もあり、移動中の車ごと止められ、
2台のマシンガンで狙いを定められた時は、
「あれ?ここで死ぬのか」と、思いましたね。
・・・怖い怖い。
書き出したらきりが無いので辞めますが、朝昼晩3食
カレーだけを食べ続ける3週間・・・という修行を
経てますので、そこそこのカレー好きだと自負して
います。
インドではなくスリランカ・・・というのがワタシの
ココナッツ好きに大きく影響を施したのではないかと
思います・・・もちろんタイもね。
このような経験がワタシのエスニック遍歴です。
この先台湾、ベトナムには必ず行きたいと思ってます。
コロナでねー・・・台湾は行く予定だったのですが
流れに流れて・・・まだ行けないもんな〜・・・。
とまあ、これからも益々エスニック遍歴を重ね、
新たなメニュー開発に活かしたいと思っています。
ああ早く、台湾、ベトナムに行きたいな〜〜・・・。
2022-04-25 20:48:35
何故エスニックなのか・・・番外編
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さて、バリ島で・・・と、続きを書こうと思ったのですが、
オーストラリアでのワーホリ時代の思い出が湧いてきたので
、少し摘んで書いてみたいと思います。
1988年(昭和63年)10月に渡豪したんです。
・・・今から34年前のお話ですね。(古る!)
その頃の豪州と日本の関係は、今の中国と日本の関係に
やや似ているようにも、思えます。
やや経済的に落ち目の日本と、爆買金持ち中国人観光客
・・・といった図式が何となく似ているような・・・。
日本はバブル景気の真っ最中でした。
成金日本人観光客が大挙して豪州に押し寄せ、
ブランド物を買い漁たりしていたので、かなり
嫌われていました。
筒井康隆さんの「農協月へ行く」みたいな感じですね。
その当時「日豪プレス」という冊子があり、ワーホリ組は
現地の情報など、その冊子から仕入れてたのです。
そこに「ニューイヤー(新年)のイベントには参加しない
ように」と、警告文が掲載されていました。
その理由が「日本人狩り」が行われる可能性があるから
危険である・・・という衝撃的な内容だったのです。
「日本人狩り」ですよ?・・・なかなかの嫌われっぷり
だったという過去の現状が、伺えますよね。
ワタシはニューイヤの夜、仕事帰りに暴動に巻き込まれ・・・
という「すべらない話」を持ってるのですが、長くなる
ので、またの機会に・・・。
その当時、波乗りしていて、毎日ビーチに行ってた
のですが、その海岸のコンクリートの防波堤には
大きな文字でこう書かれていました。
「I think Fuck’n JAP go back Aisia!」とね。
今でも覚えています・・・忘れないもんですね。
毎日その文字を横目に、海入ってましたから・・・。
有色人種の移民を妨げた政策、「白豪主義」的な思想の
残滓が、まだ色濃く残っていた時代だったからでしょう。
その当時の豪州は日本と比べて、貧しかったのも
その要因の一つでしょう・・・黄色人種の成金野郎が!
・・・ってね。
確かゴールドコーストだったと記憶しているのですが、
メインストリートに「ルイヴィトン」のお店が
あったんです。
そこに日本人が観光バスで乗り付けて、爆買して
いたんです・・・日本人もこの当時この程度の
国際感覚だったんです・・・中国のことばかり
悪くも言えないよね〜・・・。
ワタシがたまたまその近くを歩いていると、
バブリーな日本人の貴婦人たちを詰め込んだ
観光バスが、ゆっくり走ってたのです。
それを見たオージー(豪州人)の青年がバスに
向かって「ファッ◯キュー!」と中指を頭上に立て
ながら大声で叫んだのでした。
「あ!ヤバい・・・同じ日本人と思われると・・・」
と、顔を伏せてやり過ごそうとした時、恐ろしい事が
起きたんです!!!!
多分この貴婦人たち、中指の意味を知らなかった
のでしょう。
なんとなく好意に手を振っていると勘違いしたのか、
数人が窓を開いて・・・
「こんにちわ~!」
「外人さんが手え〜振ってはる〜こんにちわ~」
とニコニコと笑顔で手を振り返すというコント
のようなベタ返しをしてはりましたwww
余りにも的はずれな返しに、オージーの青年も
高々と挙げていた中指の手が、胸のあたりまで自然に
下がっていき、口が半開きで目をむいた状態で茫然自失
・・・100店満点なオチで笑ってしまいました!
ワタシも関西人ですが、時空を超えた関西の貴婦人たち
の最強伝説をを目の当たりにし、世界は狭いなと、
妙に感心したことが、思い出されます。
この逸話は世界中に流布、蔓延している伝説である、
「関西のおばちゃん世界最強説」を立証するエピソード
の一つに過ぎません。
今週はここまで!・・・終わらんな〜・・・。
2022-04-18 21:51:10
何故エスニック風なのか?・・・①
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もうすでに始めています、『鶏そば』。
説明書きにも書きましたが、かなり好みが分かれる
限定メニューかな?・・・と、思ってます。
まあでも、このような料理を作りたくなってしまう
悪い癖?がワタシにはありまして・・・。
例えば、フレンチの店、イタリアンの店、エスニックの店
が3店舗並んでいたら、迷うこと無くエスニックの店
を選びます。
若い頃、ワーホリでオーストラリアに、1年3ヶ月滞在
したことがあったんです。
その滞在時、日本食のレストランで働いていたのですが、
そこの板前さん達が「勉強」と言って、「各国料理」を
食べ歩るいていました。
たかだかバイトなのに、たまに連れて行って貰える
事がありました。
イタリアンやインド料理など、まだ23歳頃のワタシに
とっては、すべて初めて食べる料理ばかりで、驚きの
連続だったことを、記憶しています。
今から考えると、たかだかワーホリで働いていた小僧を
、食事に連れて行ってくれるなんて、優しい人達だった
な〜・・・感謝感謝でございます。
その一つで「タイ料理」店にも連れて行ってもらい、
激辛の「レッドカレー」を食べさされ、余りの辛さに
苦悶しているワタシを見て皆笑っている姿を、
懐かしく思い出されます。
ただこのタイ料理・・・今まで食べてきた料理と
匂い、味、酸味などが余りにも違いすぎて
、強烈に頭と舌の記憶に残りました。
結構イタリアンなんかも連れて行って貰ったり、
(日本みたいに高価でない、安価なイタリアンが
結構あった)ワーホリの仲間たちと、「ピザ屋」
で飲んだりしました。
でも「イタリアン、スゲーな!」と、イタリアン信者
には何故かならなかった。
美味しいけど、想像できる美味しさを超えなかったから、
イタリアン信者にならなかったのかのかな?・・・と、
勝手に想像してしまいます。
(ただ高価なイタリアンを食べていなかったからかも?)
ちなみに帰国したら空前のイタリアンブームでした。
テレビ、雑誌で大盛りあがり!
・・・・ビックリしました。
しかも豪州より、かなり高額なのに二度びっくり!
「こんな高っかい金だして、イタリアンなど食えるか!」
と、貧乏根性が出てしまい、それ以降自発的にも、
誘われても、長い間イタリアン食べに行かなく
なったのは、また別のお話・・・。
今はその偏見も取れ、しっかり食べに行きますけど・・・。
そして一年3ヶ月のワーホリ期間が終わり、帰国する
のですが、トランジットでバリ島に一ヶ月滞在する
んです。
と、その話の続きは次週で・・・。
終わらんか・・・まさか週またぐとは・・・。
2022-04-12 20:16:27
4月からは新年度始まるよ!
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やっとこさ「まん防」も終了しましたね。
も〜〜〜〜いいでしょ・・・自粛自粛は・・・。
世界が混乱している中、我が国の経済活動を
活性化して、お金を廻して国力の下支えしていか
ないと、混沌として行く世界経済の渦に飲み込
まれて、沈没かねないですもんね・・・もうすでに
沈没している最中だったりして・・・・怖い怖い。
まあまあまあまあ・・・・難しい話はこの辺にして。
この頃ツイてないんです・・・物がやたらと壊れる。
つい先日の日曜日の朝に、店の洗濯機がなんの予兆もなく
いきなり壊れて、洗濯できない事態に・・・。
同じく長年使ってきたヨーグルトメーカーも故障・・・。
豆乳ヨーグルトや塩麹を作るのに欠かせないので
大慌てで注文・・・1万1千円也。
店の6連卓上コンロも、火花が6口中、4口の火花が
飛ばなくなり、チャッカマンで火をつけないと使えず、
戦闘力が著しく低下・・・買い替えを余儀なく迫られる。
冷凍庫の排水が出来なくなり、冷凍庫の中が排水で
出来た氷だらけになり、修理が必要。
更に家では、WiFiルーターが故障。
車のタイヤも寿命で買い替え。
オイル交換もやらないと・・・。
金が・・・・お金が羽をはやしてとんでいく〜〜〜〜。
トホホですよ・・・トホホ・・・・。
店のコンロ買い換えようと調べてたら、なんと10万円位
するんです・・・キビシーなー・・・。
洗濯機も安いの買って、4万弱ですよ・・・4万ですよ
・・・リサイクル料も含めてですけど・・・。
まだ土日で使ったタオル類、洗濯できないんですから。
まとめて洗濯して、コインランドリー行って、
乾燥機かけるんですよ・・・お金も時間も取られる・・・。
なかなかね〜〜・・・順調に行かないものです・・・
お店はワタシを楽にはさせてはくれません。
ワタシの人生にいつも負荷を与え続けてくれ、修練場
としての役割を果たしてくれています・・・キビシー。
お金儲けの才能が著しく欠けているので、予期せぬ出費
が重なると、気分がズッシ〜んと落ちていきます。
ツライですね・・・ツライ・・・。
「コンロなんてチャッカマンでええやろ!」
と、思われる方も多いかもしれませんが、忙しい時に
チャッカマンを何回も手にとって、わざわざ火をつける
という作業の効率の悪さたるや・・・潤滑な作業工程の
かなりの妨げになっているんです。
忙しい時に「ここでチャッカマンかーい!」と髭男爵の
山田ルイ53世みたいなツッコミ入れながら火をつけ、
しかもチャッカマンの火花が飛ばなくて、着火出来なか
ったりしら「火もつかんのかーい!」と大慌て。
今日もダイソーでチャッカマン10個買いましたから
・・・すぐに交換できるように。
・・・とまあ。愚痴をグチグチと言いましたが、4月から
新年度の始まりです。
心機一転、頑張っていこうと思います。
そろそろ春の限定も始めたいと思っています。
それでは〜〜〜〜また〜〜〜〜。
2022-03-29 00:21:57
イマジンという世界観について・・・④
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さあ!いよいよイマジンの話です。
「ジョンの魂」の後ソロ・アルバム第二弾として
「イマジン」がリリースされます(1971年9月)
冒頭一曲目がイマジンなんですが、その歌詞・・・
ご存知ですよね・・・なんとなくは・・・。
(imagine there's no heaven)
想像してごらん、天国なんて無いってことを
ほら簡単でしょ?地獄も無く、ただ上には空があるだけ。
・・・から始まり、国もなく、殺し合いも、宗教もない、
独り占めもなく、強欲も、飢餓もない、人類皆兄弟だ、
きみは僕を夢想家だと言うかも、でも僕一人だけではない
君が仲間になれば、世界はいつか、一つになれるんだ・・・。
ざっくり、このような内容の歌詞です。
皆さんはどう感じますか?この歌詞の内容。
今、ウクライナ戦争の最中にこの歌詞の内容・・・。
本当にこの世界が争いが無く、平和であれば良いな〜と、
誰もがそう思っても、現実はそうなってない。
お花畑ソング・・・とも揶揄されがちです。
真心ブラザーズの「拝啓ジョンレノン」という曲の
歌詞で、ジョンレノンのことを
「あのダサいおじさん、馬鹿な平和主義者、
現実見てない人、あの夢想家だ。」
と、愛情込めて歌われたりもしています。
ワタシはジョン・レノン派ですが、愛情込めて
「そうだよな〜・・・」とも思ってしまいます。
その一面で、世界で何か紛争など起こったりしたら
それに対してのデモの集会では、必ずと言っていい程、
「イマジン」が大勢の人達で合唱されるのも現実です。
「やっぱりイマジンなんだ〜」と、嬉しくも思います。
東京オリンピックでも平和と人類の調和のアイコンとして
使われていましたね・・・・イマジン。
「え?・・・この時代に・・・まだイマジン?」
と、思ってしまいましたが・・・。
観てはないですが、北京オリンピックでも同じように
使われていたそうな・・・流石にジョンレノンも
草葉の陰で泣いてるでしょう・・・中国でイマジン
なんて、たちの悪い冗談でしか無いですよね。
さて、「イマジン」の歌詞の内容には、人それぞれ
いろんな感じ方があるでしょう。
でも我々日本人には、割とすんなり入ってきませんか?
若干のお花畑感は否めませんが、なんとなく納得行くような。
なんとイマジンの歌詞の世界観は、日本の神道の世界観から
インスパイアされたらしいんです・・パチパチパチ!
いや・・・この事実を知ったときはビックリしたと
同時に、「なるほど〜」とも思いました。
ジョンは日本によく来てたんですね・・・特にヨーコさん
の実家の別荘があったので、軽井沢にはよく来てました。
そして何故かヨーコさんにいろんな神社連れ回されて
いるんです・・・靖国神社での写真は有名ですね。
キリスト教を始め宗教そのものに疑問と不満を
持ってたジョンは、神道の平和的な世界観に感銘を
受けたのは、不思議ではなかったのかもしれません。
「八紘一宇」・・・古事記に書いてる神武天皇の
「橿原建都の勅」に出てくるお言葉です。
「世界の隅々までも、一つの家族のように仲良く
暮らしていける国にしていこうではないか」という
日本国の建国の理念の礎なんです。
ほら、「イマジン」に繋がるでしょ?
だって殆どの一神教は排他的で、他の宗教は邪教として
敵視して認めてないんですから・・・世界人類が兄弟
なんて発想にはならないんですよ。
「GOD」で神を信じないと歌ったジョンが、神道という
ある意味西洋的なな宗教とは違う世界感に心惹かれたのは、
ジョンのビートルズからの流れを考えると、偶然とは
言えないものがあると思います。
「君は僕を夢想家と言うかもしれない」と歌詞に入れるほど
非現実的で空想的世界観であるんです神道は・・・世界的に見て。
我々にとて当たり前すぎて宗教とも呼べ無いほど日常に
溶け込んでいる、神道・・・いや日本人の普遍的な精神性から
インスパイアされたと考えると、嬉しいですよね。
それもこれも、あの「ゲット・バック」でちょっと見苦しい
と感じてしまってた、ヨーコさんとの出会いがなければ、
「イマジン」は生まれてなかったんです。
そう考えると、オノ・ヨーコさんには感謝しか無いですね。
ちょっとディスった感じでスミマセンでした!
奇しくも今、「IMAGINE PEACE」をヨーコさんは
発信しています。
「イマジン」的な世界観をこの混沌の中にいる世界に
向けて発信しています。
ある意味それは我々日本人の精神性を世界に発信
しているかのようです。
確かにお花畑と言われても仕方ないのでしょうけど、
現実を踏まえなが心の奥底には「イマジン」的な、
いや日本人としての魂に受け継がれている「八紘一宇」
的な思想は、守っていきたいですね。
いや・・・・長かった。
読んでますか????
面白いですか????
上手く書けませんでしたが、これにて終了です。
ああああああああああああ〜〜〜〜疲れた!
2022-03-23 19:23:54