この先のまんまる堂について、少し考えてみる②
カテゴリ : 長久手の無添加ラーメン屋日記
どうやらラーメン屋として、一定のモチベーションを
保ちながら、この先もやっていけるか問題なんです。
今、まんまる堂の営業形態で、ラーメン屋として生き残って
いけるかどうかは、はなはだ疑問です。
しかもかなり前から、どうやらラーメン屋を営んでいると、店主が
考えてないフシが、見受けられます・・・これは困ったものです。
長久手で10年、豊橋で4年・・・現在のメニュー達を磨きに
磨きをかけてきました。
ある意味では、邪道のラーメンです。
よくこんなもので生き残ってこれたことが、奇跡のように
思えます。
そしてこの邪道、ある程度の完成形にはたどり着いたのではないか
・・・とも思えるんです。
もちろん、まだまだだという気持ちもあるんですが、
これについては正解のない問題でもあるので、答え合わせは
出来ないんですね。
そして、既成のメニューに磨きをかければかけて聞く過程で、
更に限定メニューを考えて行く過程で、また日々の賄いを
作っていく過程で・・・・思うことがあります。
「ああ・・・こんなメニュー出したら、喜んで貰える
かもしれないなー・・・・。」
と、思うことがよくあるんです。
「こんなメニュー出したら、どんな反応があるんだろう?」
とか、考えてしまうんですね。
ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・・・・・。
難しいですね。
今のメニュー数をこなし、限定メニューもやり、更に新しいことは
出来ないんです。
もう今でさえ冷蔵庫はギリだし、何よりもこれ以上の負担は
ワタシの死を意味するものだ・・・という表現もあながち言い過ぎ
ではないほど、仕込みは常にギリだし、なによりもこれだけ手間暇
労力、長時間労働をこなしても、利益までギリ・・・という何十苦
かさえわからない状態なのです。
何かを変えないと、このままではジリ貧だぞ・・・と思う
今日此の頃なんです。
このような事は、かなり前から、ずうーーーーーーーーーーーーと
考えては来ているのですが、まだ答えは見つかっていません。
でもそろそろ何かを変えていかないと、結果として
お店は続けていくことは、不可能になるでしょう。
これだけは、残念ながらなんとなく頭の中で、
「このままだと、マズイぞ!」・・・と、リフレイン
し続けているんです。
さて、本当にこれからのまんまる堂について、考えなくては
いけない時期に入ったと思います。
ある程度のまとまったアイデアは複数あるのですが、
どれもある意味で現実的ではなく、この広さの店舗で
できることも限られているので・・・難しい。
もう少しアイデアを推敲し、時間をかけないとこの問題は
解決しないのかな〜・・・タイムリミットはすぐそこに近づいている
かもしれないんですけどね〜・・・。
2019-03-27 00:01:56
この先のまんまる堂について、少し考えてみる①
カテゴリ : 長久手の無添加ラーメン屋日記
少しづつ暖かくなってきました。
今年は例年に比べて「ほかほか麺」がよく出てると思います。
まあなんとなくお店を10年やって来て、このような変わった
スタイルの麺料理が、受け入れられてきたのかな〜・・・
と考えています。
まあ正直、よそのラーメン屋が時代に合わせて、どのような
料理を提供しているか全く知りませんし、どのようなスタイルの
ラーメンが流行の先端かも、知りません。
本当にびっくりするくらい、ラーメンに興味無いんです。
もちろん、まんまる堂のらーめんには興味あるんですが、
その他のラーメンの事を考えることも、ほぼないんです。
それではいけないと思い、調べては少し食べ歩くように
してはいるのですが、ジャンルが違いすぎて、勉強にならない
ので、ついつい足が遠のいてしまうのです。
もちろん、まんまる堂程度の、吹けば飛ぶような店の
店主ごときが、偉そうにラーメン興味無いなんて言っても、
負け犬の遠吠えにしか聞こえないですよね。
でも、そういう意味ではないんです。
やはり体のお役に立てそうな料理には興味があるのですが、
その対極にあるものに、余り気が惹かれないだけなんです。
そういう意味では本当に、ラーメン屋と名乗っていていいのか
どうか、疑問にも思います。
割と早い時期から、ラーメン屋として有名になることは絶対ない
事だと思っていましたし、そのような望みも微塵もありませんでした。
独自の路線・・・無添加(という呼び方は嫌いですが)だったり、
医食同源だったり・・・せっかくお金を払ってわざわざ食事しに
来てくれるのだから、体のお役に立てるものを・・・という
思いで、ここまで研鑽してきたのです。
ある意味その集大成が「ほかほか麺」のような麺料理かも
しれません。
もちろん他のレギュラーメニューも、体のお役に立てる
という意味では、引けを取らないです。
それぞれのスープに秘められたその効用たるは、すごい
パワーだと思います。
でも悲しいかなラーメンのスープとして、残すことが
健康のため・・・みたいな風潮で飲み干される事は
少ない気がします・・・残念ですね。
よくいわれる「塩分悪者説」には、ワタシは違う考えを
持っているので、塩分のとり過ぎを理由にスープを飲まれない
のは、残念で仕方ないですね。
ずーっとあのレベルの塩分濃度で、賄いとかも作っているので、
その「塩分悪者説」が正しいなら、とっくの昔にワタシなどは
高血圧で倒れているはずです。
残念ながら、どちらかといえば血圧は低めなんです。
もう少し上げたいくらいなんですけど・・・よりアクティブに
生活できるように・・・。
おっと!話がそれてしまいました。
この話は、少し続けたいと思います。
2019-03-12 22:24:12
確定申告は辛い
カテゴリ : 長久手の無添加ラーメン屋日記
暖かくはなってきましたが、気分は上がってきません。
まさに自営業者にとって冬越えですね・・・確定申告。
辛いですね・・・早く終わって欲しいですね。
もちろん、我々みたいな沈みかけの泥舟に乗っていない
順風満帆な自営業者は、税理士に任せたりしているんで
しょう。
が、もちろんまんまる堂は、自力で確定申告やってます。
と言っても、商工会のお手を借りながらですが・・・。
ちゃんとね・・・ちゃんとね・・・毎日、毎月、ちゃんとね、
経理を行っているところは、そんなに追い込まれない
かもしれませんが・・・ウチはね・・・・。
経理は、ワタシが担当と言う訳ではないです。
可哀想に、奥様がやっているのです。
店で働き、子供の世話、日々の家事で目一杯なのに、この時期は
それプラス、確定申告が伸し掛かって来るんですね・・・。
大変です・・・・大変です。
ワタシはせいぜい、休みの日に御飯作ったりしか出来ないんです。
だからこそ、早く終わらせてあげたいな・・・と、毎年思います。
思い出すのは豊橋時代・・・売上も経理に対する知識もないので、
当時デスクトップタイプのパソコンしか、家になかったのです。
それを車に積んで、商工会まで行ってたのを思い出しました。
重いしデカイし・・・駐車場から表の道路を使い、二人でパソコンを
商工会まで運ぶのがちょっと大変で、「恥ずかし〜」と言いながら
運んでましたね・・・ノートパソコンなんて買えなかったですよ
・・・貧乏すぎて。
そして余りにも売上がなさすぎて、保育料が一番低水準で
「なんか、こんな金額で保育園に行かせてもらって、申し訳ない」
と、言っていたのを思い出します・・・ホント、よく店潰れなかった
もんだな〜・・・今まで続いているのが奇跡に感じます。
その当時に比べたら、泥舟もいささか浮上はしたのですが、
泥舟であることには変わりなく、いまだ税理士におまかせ・・・
といかないところが、悲しいですね。
同じようにこの時期、確定申告に苦しんでいる皆様、
あともう少しです!お互いにがんばりましょう!
確定申告が終われば桜の時期です。
本当の春は、確定申告が終わってやってくるのです。
まさに冬来たりなば春遠からじ・・・ですね。
サラリーマンの人には関係ない話でスミマセン。
あともう少しだ!頑張るぞ!
(・・・と言っても、ワタシが頑張るのではないのですが・・・)
2019-02-26 20:19:14
小麦粉が変わったんですよ〜。
カテゴリ : 長久手の無添加ラーメン屋日記
前に使っていた小麦粉の取り扱いが無くなる・・・という事で
業者さんから、新しい小麦のサンプルを貰い、試作するんですね。
いつもは麺を5kg〜8kg程度仕込むのですが、サンプルで
もらえる小麦は少ないので、1kgで試作を何度か作り、
試食をして、前とさほど変わらないな〜・・・と、思っていたのです。
しかし8kgで麺にすると、これはまた別物なんですね〜・・・。
全粒粉が変わったのも、この事態を助長させていますね。
最初は戸惑いましたが、だんだん扱いも慣れてきて、
今では、前よりもいい感じの麺になっているように感じています。
もちろん、サンプルの成分表やら頂けるんです。
まあ、はっきり言ってそんなもの見ても、アホなワタシには
よく分かりません・・・作ってナンボの世界ですから・・・。
むかし何度か営業で持ってきたサンプルで、麺作ったこともあります。
どんな小麦粉でもいい麺になるとは限らないのです。
同じ強力粉という範疇でも、(こっちが勝手に考えている)いい食感の
麺にならないんです・・・いや本当にムツカシイ・・・。
経験上、北海道産の強力粉以外でうまくいった試しはないです。
グルテンや添加物を使わないと、難しいのかもしれません。
なんと言っても、小麦粉、デンプン、塩水だけの麺ですから・・・
誤魔化しが効かないんですね。
新しい小麦粉、最初は少し戸惑いましたが、加水や小麦の配合を変えつつ、
近頃かなり手についてきたと、思っています。
つけ麺の麺も、かなり前と違う感じの麺になっています。
抽象的な表現ですが、前よりも武骨な感じに仕上がっているんじゃ
ないかと、思います。
また、季節が変わると微調整しなければならないので大変ですが、
割といい感じに良くなっていると勝手に思っています。
微妙な差なので分かりにくいかもしれませんが、今回の麺も
皆様のご贔屓になれればと・・・思い、精進していく所存です。
2019-02-14 00:17:30
映画「ボヘミアン・ラプソディー」を見て・・・。
カテゴリ : 長久手の無添加ラーメン屋日記
映画「ボヘミアン・ラプソディー」見てきました。
なんせクイーンは、リアルタイムで見聞きしていましたから・・・。
もろ世代ですね!当然見に行くのは必然なのです。
ここでラーメン屋のオヤジが、映画の素晴らしさを語るなんていう
勘違い野郎的なことは、しません。
しかしリアルタイムでクイーンを体感してきた一個人としては、
日本でのエピソードが割愛されてたのは、ちょっと寂しい・・・。
当然2時間という尺の中で物語は進んでいくので仕方ない
のは重々承知の上なんですが、いきなりアメリカで成功した・・・
みたいなのは、少し寂しい・・・。
だってクイーンを発見したのは、我々日本人なんですよ〜。
日本でブレイクして、全世界へと波及していったのですから・・・。
そのエピソードもセリフだけでもいいので、乗っけて欲しかったな〜。
故郷では人種的な差別を受けていたフレディー・マーキュリーは、
差別ではなく憧れで接してくる日本のファンにとっても驚いたそうです。
そう、クイーンを親日にしたのは、日本の女性たちなんです!
日本の女性たちは、世界の誉れですね!。
イギリスのフレディーの自宅の庭は、桜の木がある日本庭園
だったのですから・・・茶室もあったのですよ。
本当に、日本が好きだったんです・・・ちょこっとでいいから、
そのようなエピソードを映画にも、入れて欲しかったな〜・・・。
と、まあでもこの映画を見た人たちが、興味を持ってネットなどで
検索すれば、簡単に知ることができるのがいいですよね。
じゃあ最後に、ワタシが覚えてるフレディーのエピソードを一つ。
今でもあるかもしれませんが、その当時「つぶつぶオレンジ」という
飲料缶があり、結構流行っていました。
フレディーがそれを飲みながら、ニヤリと笑ったとき、
その歯に「つぶつぶオレンジ」の「つぶつぶ」が歯一面に挟まった
状態だった・・・と、「ロッキング・オン」の渋谷陽一さんが、
「サウンドストリート」というFM番組で「フレディーらしいな」
・・・と話していたのを、何故か覚えています。
ああ・・・本当にワタシの頭の中にあるフレディーは、いつも
つぶつぶオレンジを歯にいっぱい付けながら笑っているんです。
この情報は、たぶん検索しても出てこないと思いますよ〜・・・。
というレア情報で締めくくりたいと思います。
今聞いてもクイーンは古くなく、新しい・・。
フレディーだけでなく、メンバー全ての技量があってのクイーンだと、
改めて感じました・・・これでクイーンもビートルズなどと肩を並べて
歴史になりましたね・・・メデタシメデタシ。
2019-01-29 22:27:32