愛知県長久手市 まんまる堂では無添加食材のみ使用! お子様連れでも、妊婦さんでも安心してお食事して頂けます

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カレーつけ麺始めました

カテゴリ : お店からのお知らせ
カレーつけ麺』始めています。
詳しくはコチラ
2018-09-19 00:35:29

自画自賛の果にある、現実。

カテゴリ : 長久手の無添加ラーメン屋日記

新しい食への探究心とでも言いましょうか、はたまた
何かしらの勉強になるだろう・・・という、仕事への
モチベーションを上げるために、多くは隔週の連休日に
外食にでかけています。


ラーメンも少々のダメージは覚悟の上で、食べ歩かないと
・・・と、自身を鼓舞しています。


毎日ではないのですが、タレが新しいロットに入ったり、
スープが変わったり、麺の配合を変えたりのタイミングで
ウチのラーメンの味見をするのですが・・・はっきり言って、

「美味しいナー」

・・・と、いつも感心するんです。


いやいや、自画自賛で申し訳ない!
・・・でも作ってる方は、もうすでに自分が作っている
モノは、自分の手を経由していっただけで、その一つ一つは
独立して存在している・・・という感覚なんです。


だからワタシは味のメンテナンスをしている人なんだと思っています。
だから新しい知識や、食べ歩きで味覚を更に豊かにして、
ウチのラーメンを少しずつ、改良し続けるのが仕事なんです。


そして他所で食べ歩き、ウチのラーメンを食べると「美味しいな〜」
・・・と、感心してしまうのです。
積み重ねてきた味は、まだ完成には程遠いのかもしれませんが、
なかなかの完成度だなー・・・と、嬉しくなります。


もちろん!!!!!   もちろん!!!!!
一般受けするものではないというのは、誰よりも、誰よりも
骨の髄まで理解しています。


流行っているお店の大半は、ワタシの作っているものとは
別次元のノウハウで作られたものです。


しかも、売れれば儲けも出ます。
このノウハウもよくわかっていないワタシとでは、勝負になる
はずもなく、ワタシの思う「美味しいな〜・・・」は、世間では
通用しないことは重々承知しています。


まあ、よく潰れずに持ちこたえている・・・ことだけが自慢の
お店です。


でも、やっぱり「美味しいな〜」・・・と、呟いてしまいます。
たとえ、この「美味しいな〜」が、ほんの少数の人にしか分かって
もらえなくても、自分の感覚だけは信じていきたいと、思います。


よく潰れずに持ちこたえているお店です。
でも身体は持ちこたえられないかも・・・という不安がついてまわります。


まだまだ、考えなくてはならないこと・・・未来ににつながる道筋が
見えてきません。
これからも日々勉強です・・・がんばります!


2018-09-11 22:03:51

「この店のオススメは?」

カテゴリ : 長久手の無添加ラーメン屋日記
たまにですが、お客様から「この店のオススメは?」・・・
と、聞かれることがあります。


これはなかなかに答えにくい質問なんです。


まあでも聞きたくなる気持ちは理解できます。


何種類かのメニューがあって、その説明文もある。
しかしそれを読むのも面倒だし、その時間もない。


それなら、店のスタッフに聞くのが、手っ取り早い。
・・・という流れで先ほどの「この店の、オススメは?」
になるのではないか・・・と推測されます。


まあでも、その人の嗜好が分からないのに、なにを
おすすめすればいいのか、分からない・・・というのが
正直な気持ちです。


例えば、「ちょっと、こってりしたラーメンが苦手なんですが、
どれがオススメですか?」と、聞かれれば、


「全体的にこってりはしていませんが、のーまる、しおまるは
あっさりしていますし、まるそばは、動物系のスープは使っていません」


みたいな説明はできるのですが、ただ漠然とコレ!・・・とは、
オススメしにくいですよね。


醤油、塩、味噌、つけ麺・・・と種類を揃えているのは、
味の雰囲気、印象ができる限り重ならないように工夫してます。
だからどのタイプがストライクゾーンかは、ワタシにはわかりません。


だから「オススメは無いです」・・・と、お答えしています。
「いろんな味の種類がございますので、お好みでお選びください。」
・・・としか、言いようがないんですね。



そうすると「すべてがオススメだよね!」みたいに言われるのですが、
「あったりめいだ!オレが作ったものはすべてがオススメで完璧だ!」
だなんて、江戸っ子のお寿司屋さんみたいに、思っていません。



「どれかがツボにはまってくれたら・・・。」と、願っている
だけです。ただでさえ大衆向きではないお味でやっているのに、
さらなる不理解を得ても、なんの特にもなりませんから・・・。



どれが気に入るかは、やはりその本人しかわからない・・・と、
思うのです。


たとえそれが山勘、第六感でもでも、その選択はご本人が行うのが
正解だと思います。


なぜなら、人に勧められたものが口に合わなければ、
せっかく時間とお金をかけたのに、がっかり感が宙に浮いてしまい
ませんか?


「くっそー・・・あいつのオススメのせいで・・・クソー。」
と言う状態よりも、「あー・・・外してしまった・・・仕方ない。」
の方が、諦めが付きませんか?・・・・自身の選択なんですから。


たとえば、その日に水揚げされた魚など扱っているお店なら、
「大将、今日のおすすめは?」
「へい!今日は、いいサンマが手に入ったから、オススメだよ!」


みたいなやり取りが成立するので、オススメは聞くべきだと思います。
しかし、同じメニューでやっているお店に、その日のオススメを聞かれても
・・・・と、思っていたのですが、これは聞いた話。


東京のとある超有名点が、「今日のオススメは?」と聞かれたら、
「今日は塩のスープの出来が良いので、オススメです。」と
テレビで答えていたと、聞きました。


さすが超有名店!・・・長久手の無名のお店とは大違いですね!
爪の垢煎じて飲ませていただかないと・・・というお話でした。



2018-08-27 20:18:54

お盆休みなど、まんまる堂にはまだ早い!

カテゴリ : 長久手の無添加ラーメン屋日記
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いや・・・まさか8月の13日、14日、15日・・・お盆の真最中にお店を休む
事になるとは、今まで体験したこともなかったので、なんだか変な感じです。



仕入れのために買い物に行ったら、働いている人達がいらしゃるのです。

しかもいつも拝見しているスタッフだったりするので、
「お盆なのに、みんな普通に働いているんだな~」
・・・と、心苦しく感じます。



本当に今回はたまたまの巡りで、月火が13日、14日だったので
休みのローテーション上仕方なかったのですが、もんだいは15日
の水曜日・・・スタッフが集まらなかった・・・2人では営業できない・・・。



このリスクは常に抱えています。
なにせ学生と主婦のアルバイトでお店を廻しているので、
一人暮らしの学生は、地元に帰ってしまうリスク。
主婦は帰省、又は旅行などに出かけるリスク。




今年は15日営業できるかな?・・・と、提出された予定でシフトを
組んでみたら・・・やはり恐れていた事態が・・・15日誰もいない。




という結果がこのお盆3連休の実態です。
だから今日15日も買い出しなどで車で出かけたら、飲食店は
営業しているわけです・・・なんか申し訳なくて・・・休んでいる
自分が・・・本来、ワタシもそちら側の立場の人間なのに・・・。



働き出してから、ほとんどのキャリアがサービス業でした。
だから考え方の根っこに「人が休んでいるときに働き、
人が働いているときに休む。」という思想が深く刻まれているので、
なんだか、遊んでもいないのに休みにせざるを得ない、15日の
お盆なんて・・・ただただ、後味だけ悪い休みです・・・。



まあなんか、この休みのおかげで調子狂っちゃって、結果今年は
夏季休業はこの15日の一日だけ・・・という寂しい結果になって
しまいました。


まあでもね、ワタシもアラフィフですから。
少しは体を休めないと・・・ホント倒れてしまっては元も子も
ないんですから・・・でもね、休んでいる場合でもないんです
・・・経営が成り立たないものですから・・・結局、いつもの
禅問答で終わってしまうんですけど・・・どちらにしても
ヤバいのが現実・・・人生はなかなか楽させてくれません。



よく「商売が軌道に乗る。」・・・なんて言葉、慣用句のように
使われていますが、この「軌道に乗る」なんていう状態を
感じたことは、一度足りもないですね。



「お・・・もしかして軌道に乗ったか?」と、一瞬たりでも油断すれば、
すぐに隙間っ風が吹き出し、安心という概念を瞬時に吹き飛ばす・・・・
その繰り返し、またその繰り返し、またその繰り返し、またその繰り返し
・・・・続く・・・みたいな感じです。



だからもうこの頃は、一瞬たりでも油断なんて愚かな安心感は
持たないです・・・どうせ必ず吹き飛ぶんですから・・・そのような安心感は。




おおっと!たかだかお盆を休んでしまったという話から、お得意の
自虐ネタに変わってしまっている・・・といういつものパターンでした。




まだまだ暑い日が続きます。
みなさまもお体ご自愛ください。
ワタシもまだ倒れない予定です・・・夏後半戦も頑張りましょう!
2018-08-15 18:37:36

思い出の塩ラーメン

カテゴリ : 長久手の無添加ラーメン屋日記
少し前に、とある名古屋の人気ラーメン屋に行って来ました。
たまたま偶然そちら方面に用事があり、これ幸いと若干の
懐かしさと共に行ってまいりました。


なぜ懐かしいのかというと、我がまんまる堂と同じく、2000年頃に
オープンしている、いわば同期のようななお店なんです。



同期というと、まるで肩を並べているようかに書いていますが、
現実はかたや一気に名古屋の有名店に駆け上がったのに対して、
我がまんまる堂は豊橋で「何とか生き残ってはいるが、いつ
潰れても誰も不思議に思わない無名店」だったので、
「オープン時期は近いが、天と地ほどの知名度&売上の格差」
という間柄で、同期などと語るのは・・・かなりおこがましいのです。



これは我がまんまる堂が長久手に移転してからも、少しも立場は
変わらず、未だ名古屋を代表とする超繁盛店で有り続けているお店と、
かたや長久手の繁盛店とは程遠い、そして変わらず無名に近いラーメン屋
ぐらいの力関係でしかないのですが・・・。


しかし同じく同年代にオープンして、お互い今までやってきている・・・
というシンパシーは、お店としての知名度は雲泥の差があるとは言えども、
持ち続けているのです・・・一方的に。



最初にそのお店の塩ラーメンを食べたのは、まだ豊橋時代の頃でした。
なんとなく我がまんまる堂の塩ラーメンと、味を構成している食材に
類似点・・・たとえばアサリをふんだんに使って節系の旨味と
掛け合わせている・・・みたいに感じたので、嬉しくなったのを
思い出します。


けっこうアサリが効いていたので、「お!・・・オレと同じ事を
考えているな〜」・・・と、勝手に想像していました。


その後も2〜3回食べた記憶があったのですが、さほど最初の印象
から、大きく変わったという感じは受けませんでした。


しかしこの間久しぶりに食べてみたら・・・アサリがいない。
「あれ?」と思いながら何度も慎重に味わってみたけど・・・いない
・・・アサリがどっかに逝ってしまった。


もしかすると、ワタシの舌が未熟で感じられないだけかもしれませんが、
明らかにまえの印象とは、大きく変わってしまった・・・。


でもお店は大繁盛なんです。
この業界結果が全てですから、このアサリがいなくなったお味が
大多数のお客さんの心をつかんでいるので、それが正解なんでしょう。


しかし、ワタシは少し寂しくなってしまいました。
「そうか〜・・・もうあの感動したあの味には、もう二度と
出会えないんだな〜・・・」、と。


ただそれだけの話しなんです。
勝手に立場も身分も違うのに、近いところでお互い走っている・・・と、
あくまでも勝手にそう思っていたのに・・・変わっちゃったか〜・・・。


愛知県産のアサリもいろいろあったからな〜・・・。
それも影響しているのかな〜・・・・。
でも熊本産のアサリも悪くないけどな〜・・・・。


そう、ただ勝手に一人で寂しさを感じた、ただそれだけのお話でした。



2018-08-06 19:02:40

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