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食べ物と脳の不思議な関係・・・⑤

カテゴリ : 食べ物と脳の不思議な関係

低血糖」と脳の関係について書いてみたいと思います。

知っている人は意外に少ないのではないかと、思います。

もちろん、ラーメン屋ごときが書いてるのでうまく伝えられるかどうかは、

はっきりいって、自信はないのですが・・・とりあえず、やってみます。

 

 

まず私たちの身体は、血糖値が1dl中60~160mgに保たれている

ように、できているそうです。

その血糖値が50以下になってしまう症状を、『低血糖症』といいます。

『低血糖症』・・・日本では未だに広く認知されていない病名なのです。

 

 

脳はグルコースを蓄えることが出来ず、40秒で消費してしまうので、

脳のためには血糖値を安定した状態で保っておく必要があるわけです。

このため血糖値はつねに一定の範囲内になるように、体内で綿密な

調節が行われています。

 


しかし白砂糖やなどの精製された糖分を大量に摂取してしまうと・・・。

これらの糖分はすばやく吸収されるために、血糖値が急上昇します。

「これはまずい!」と身体が血糖値を下げようと、すい臓からインスリンが

大量に分泌され、今度は血糖値が下がりすぎてしまいます。

 


すると十分に脳にグリコーゲンが行き届かず、脳が正常な働きが

出来なくなってしまいます・・・『低血糖症』ですね。

だから低血糖時には、脳を守るため無駄なエネルギー消費を

抑えようとする仕組みが働くので、眠気が襲ってきます。

その他にも、脱力感、頭重感、冷や汗、ふるえ、動悸、けいれん

など、様々な症状が起こります。

 

 

さてこうなると身体は、自身を正常に戻そうとするのです。

脳のエネルギーが不足し、体や脳の健全な働きが損われては困るのです。

「ちょっと待て~!もっと、グリコーゲンよこさんかい!」と、駄々をこねるのです。

 


脳はは低血糖では困るので、血糖値を上げるために、副腎からアドレナリンや

ノルアドレナリンが放出されます。

これらが肝臓を刺激して、グリコーゲンを出させて血糖値を上げます。

失いかけていた体や脳の健全な働きを、取り戻そうとするのです。

 


ここまではイイ話なんですが、このアドレナリンって奴・・・ご存知でしょうが、

別名「攻撃ホルモン」と呼ばれ、危機的な状況に遭遇したとき、「敵」と

戦うために心臓を活発に動かし、攻撃性を高めるホルモンです。

正常に戻ろうとしたら、「怒りっぽい私」になってしまったのです。

 

 

「攻撃ホルモン」と言われるアドレナリンって奴は、怒り、敵意、暴力といった

攻撃的な感情を刺激します。

反対にノルアドレナリンは恐怖感、自殺観念、脅迫観念、不安感といった

感情をおこします・・・ようするに理性的な判断ができなくなり、パニックに

陥ったり、キレやすくなったりするんですね。

 


前回も書きましたある先生の話を、思い出してください。

 『問題行動のあった子供の家を訪問すると、必ずと言って

 良いくらい転がっているのは、カップラーメンとコンビニの弁当の

 食べ殻と、清涼飲料のペットボトル』

 


この清涼飲料のペットボトルに入ってる大量の糖分(異性化糖

[高果糖液糖、果糖ブドウ糖液糖、ブドウ糖果糖液糖]など)はとても危険

ですね・・・遺伝子組み換えの害プラス単糖類である害。

 


このような話を見つけたので張っておきます。

 

 『数年前に栃木の中学校で、女性の先生が生徒にナイフでめった

 刺しにされて殺される事件が起きました。

 授業開始前にその生徒は気分が悪いと言って、保健室に

 行っていたそうです。

 結局その先生の授業には遅刻してしまうのですが、先生はこの生徒の

 「甘え」と判断し、保健室に行っていたことや授業に遅刻した

 ことを注意したそうです。

 この生徒は1日に多量の清涼飲料を摂取していたそうですから、

 低血糖の 状態のため気分が悪かったのでしょう。しかし保健の先生も、

 教師もそれが病的な状態であるという認識はあり ませんでした。

 その時、低血糖でアドレナリンが多量に放出されていたとしたら・・・。

 真実 は定かではありませんが、一切、砂糖や低血糖のことは

 報道されませんでした。 』

 

さて・・・ここまでひどい話ではなくても、身近でこのような症状の

子供たちいませんか?

もし、「自分自身ではどうしようもない、どうしていいかわからない」状態に

低血糖のせいで脳が支配されていたら・・・その人物は本来自分自身

の感情ではない部分で、善し悪しを判断されるんですよ?

 


とてもとても不幸なことだと、ラーメン屋のワタシは思ってしまうのですが・・・。


まだ、続きマース。


 

2014-08-27 00:02:02

食べ物と脳の不思議な関係・・・④

カテゴリ : 食べ物と脳の不思議な関係

このシリーズ、少し間が開いてしまいました。

食べ物と脳の関係でしたね・・・。

もう少し身近な問題について事例を挙げていきます。

 


学校の先生の言葉です。


 『問題行動のあった子供の家を訪問すると、必ずと言って

 良いくらい転がっているのは、カップラーメンとコンビニの弁当の

 食べ殻と、清涼飲料のペットボトル』

 

 

《その食事ではキレる子になる(鈴木雅子 著)》という本の中で、

広島県福山市と尾道市の中学生約1200人を対象に、

「食生活といじめ」に関する調査をした話が載っています。

 


その調査の中で食事内容が悪いグループの子供たちは、

いつもイライラして吐き気がし、腹が立って、すぐカッとして、

根気がなく、学校に行くのも嫌になっている・・・という恐ろしい

調査結果が出ました。

 

 

やはりその悪い食事のグループに、いじめを行っていると回答した

生徒の数は多く、他のグループに比べても極めて多いんですって。。

 

 

 

そして、いじめなどの問題行動を起こす子供のほとんどが、

好き嫌いが多く偏食で、ハンバーグや焼肉、ソーセージなどを好み

野菜は食べず、飲み物はジュースや清涼飲料水、甘いお菓子に

ポテトチップス・・・・。

そしてこのグループの半数以上は、朝食も食べていないそうです。

 

 

そして多くの凶悪犯罪者ちも、同じような食生活だということも

多くの事例が残されています。

ただ、テレビ、新聞、雑誌では、このような話はほとんど語られない

ので、あまり知られていないだけです。

 


どうですか?これでも「なんでもかんでも、食べ物と結びつける

なよ!」と、言いい切れますか?

もちろんすべての原因が食べ物のせいだと言ってるのではありません。

でもその原因の多くに関わっていると、言わざるを得ないでしょう。

 


それを踏まえた上で、子供たちに何か問題が起こると、やれ学校教育

や、家庭や親の問題ばかり取り上げられますが、原因が食べ物なら

道徳教育の授業の時間を増やしたからと言って、真の解決には決して

近づきません。

 


こうした子供たちを、教育と躾だけで行動を改善することは出来ません。

根本的な食生活の改善が必要だと、専門家は言ってます。

 


食が満たされない事で、心と体が満たされずに起こしている行動

に対しては、まずは食を満たしてあげることです。

量的な問題ではありません・・・質の問題です。

スナック化した食事では、脳機能が正しく働きません。

だから、心も満たされないのです。

 


偏食や欠食をしていると、いずれ内分泌系や免疫系までガタガタに

崩していく原因となり、からだの不調ばかりでなく、精神的な不調を

引き起こすことになるのです。

 


このような問題は、道徳教育の時間を増やしたって改善しません。

その子供たち本来もっている個別の性格ではないのです。

自分では制御できない「別の何か」によって、暴力的な衝動を

抑えきれないのです。そんなものに道徳では太刀打ち出来っこありません。

 

 

脳や心、精神安定ににとって偏りの無い栄養摂取がどれほど大切か

・・・と言う事が余りにも知られて無さ過ぎるのが、残念でなりません。

 


そしてこのような症状は食事を変えるだけで、劇的に改善されるのです。

これらも多くの事例があります。

 


ひとつ紹介しましょう。

アメリカの裁判所の保護監察官リード女史は、106人の犯罪者を調べて

こう述べています。


 「アルコールや薬物の問題のある人たちが、一貫して私に話した事は

 、10.11.12歳という少年少女期の食事に、砂糖、清涼飲料水などの

 摂取が多かったことです。」


 「彼らに守るように励ましたのは、砂糖をやめて、低でんぷんの食事に

 切り替え、すべてのジャンクフードをやめることでした。」

 
 「そしてその後、人格の変化が早く、劇的であることがしばしばでした。

 栄養の良い食事を続けた人で、裁判所に戻ってきた人はいませんでした。」

 

 
脳と栄養の関係、栄養と犯罪、栄養と精神疾患と言う関係を理解

しないことには、適切な解決策は施される事は、難しいのではないか

と思います。

 


もう少しこの問題掘り下げていきます。

次回は、「低血糖」について書きたいと思います。

なんか、堅っ苦しくてスミマセン。

たかだか、ラーメン屋のブログなのにね!

2014-08-19 23:41:04

食べ物と脳の不思議な関係・・・③

カテゴリ : 食べ物と脳の不思議な関係

《正常な脳機能は、安定した心をもたらしてくれる。》

《正常な脳機能は、食事によってもたらされる》

という事を、これらの本を資料に使いながら書いていきます。

 


人間の心はどこに宿るか?・・・大昔から考えられていたみたいです。

今から約6千年前頃のエジプトでは、「心は心臓に宿る」と考えられてた

そうです。4千年前のバビロニア王朝時代には「心は肝臓に宿る」

といわれ、ギリシャ時代には「心は脳に宿る」と考えられるようになった

そうです。

 


そして、近代医学における解剖学の幕開けを迎える18世紀末になり、

「頭が心を支配する。心は頭に宿る」という考え方が定説になって、

今日に至ってるそうです。

「いやいや心とは魂であって、そこには無限の・・・」的な考え方は、

残念ながら今回は見送らせてもらいます。

 

 

さあ、ここからですね。

「脳=心」は分かってもらえたとして、「正常な脳機能=正しい食事」

の話に移りたいと思います。

 


まず、やはり良いも悪いも先に「アメリカ」ですね。

アメリカで知能は正常なのに、集中力がないから成績が悪いと

いうのは、どうも脳に何か障害がおきてるせいだと、言われるように

なりました。

こういう子供たちのことを「注意欠陥症(ADHD)」と言います。

・・・聞いたことありますよね「ADHD 」。

 

 

すでに1965年、アメリカの小児科ベン・F・ファインゴールド博士は、

多動や学習障害は食品添加物、特に着色料などが脳に障害を

与えるからだという報告をしています。

 


アメリカのウェイス博士は、「栄養と心の間には大きな関連があり、

食品中の化学物質は、子供の心をおかしくする」と発表。

 

 

そして1977年あの戦慄のレポートが発表されました。

そう、通称「マクバガンレポート」です。

当時(現代もですが)膨大に膨れ上がっていく医療費の増加を

防ぐべく、栄養問題特別委員会にあらゆる分野の専門家を集結させ、

国家的な大調査を行ったのです。

 

 

まず、19世紀以降のアメリカの病気の変化とそれに対応する

食生活のへ変化を歴史的に追跡し始めたところ、150年前には

細菌による伝染病で病死する人が多く、ガン、心臓病、脳卒中などの

病気が皆無に近い事がわかりました。

 


さらにヨーロッパなどの先進国を調査しても150年前は心臓病や

脳卒中、ガンなどはほとんど見当たらなかったそうです。

アフリカやアジア、中近東などの低開発国では過去はもとより

現在(1970年代)もそうした病気が少ないという事実がわかりました。

 


150年前と現在の違い、現在の欧米諸国と低開発国の違い

そこに共通したのは「食生活の違い」しかなかったのです。

そして、2年かけて1977年にようやく完成したのが

「マクバガンレポート」というレポートでした。

 


5千ページにもわたる内容の詳細をお伝えは出来ませんが、

その内容の一部を記載します。


 「現在あまりにも多い添加物などの化学物質、脳の栄養バランスを

 崩すような加工食品の急増、また食品の過度な加工によるビタミン、

 ミネラル不足、こういった様々な現代社会に特有の食品環境は、

 子供の頭脳の働きと、心の働きを崩すことが明らかになった。」


 「現代の社会では、まちがった食事によって、子供たちの心まで

 蝕んでいる。しかし、食事の内容の改善は、子供の心を健康に

 導くことができるし、その方法も明らかとなっている。」


いまから約37年前に、こんな事がすでに言われていたんです。

まるで今のようですよね!ズーと続いているのです。この問題。

 


もうその頃から実験は行われていて、先出のファインゴールド博士は、

添加物を完全に除いた食品を与えたら、多動児の50~75%が

改善したそうです。

 


マクバガンレポート作成に携わったブラウン博士は、

「イライラして落ち着きがなく、すぐカッとして、異常行動を起こす子供は、

食品添加物の摂取が多く、そのうえビタミン、ミネラルの不足あり。」

「これを改善することによって、子供たちは、わずか2~3ヶ月で、

信じられないほどの正常さを取り戻した。」と、報告しています。

 


どうですか?少しずつ「正常な脳機能=正しい食事」に近づいてきて

ますよね?この話まだまだ続きます。

2014-07-15 00:18:30

食べ物と脳の不思議な関係・・・②

カテゴリ : 食べ物と脳の不思議な関係

まず、この「給食で死ぬ!!」というタイトルが少々誤解を招きますが、

給食を食べて死んでしまう、というお話ではありません。

たぶんタイトルは編集者に強引に「コレで!」と、押し切られたのかな?

表紙に書いてる通りのお話です。

「いじめ、非行、暴力が給食を変えたらなくなり、優秀校になった

長野、真田町の奇跡!!」

 


少し、簡単にこの本の内容を紹介します。

まず、いじめ、非公、暴力が蔓延する中学に赴任した筆者の大塚貢先生が

学校改革にのりだします。まずは、授業の改善。そして花壇づくり。

学校は徐々に改善していきますが、依然としていじめも不登校もなくなりません。

 

 

そして食事に注目します。くわしい調査で、朝食を食べてこない生徒が

多いことがわかってきました。

そこでPTAの会合を開き、食生活の重要性などについて説明会などを

開きましたが、若いお母さん達はあまり聞く耳を持たない様子だったそうです。

特に非行をおこしている子供の親ほど、理解してくれなかったそうです。

 

 

「家庭で難しいなら、学校で食を変えるしかない」という事で、

大塚先生は給食改革に乗り出します。

欧米化し、添加物だらけの給食を、地元の農家と契約して食材を調達。

日本の伝統食である、米と野菜と魚を中心とした献立にしていきました。

すると、生徒達がみるみる変わり始め、非行だらけだった学校はいつしか

優秀校へと変貌していく・・・というお話です。

もちろんフィクションではありません。実話です。

 


「授業改革」「花作り」「給食の改善」という3本柱を実行することによって

、生徒たちは大きく変わっていったそうです。

非行が消え、不登校の生徒がいなくなった・・・すごいですね!

2012年3月までの10年間、警察でも「万引きも含めて非行ゼロ」

だそうです。

 


この本にこう書かれています。

 『「非行ゼロ」ということは、やって良いこと、悪いことの判断力が

 身についてるということです。心も落ち着いていて、学ぶ意欲も高まって

 います。』

 

 『これは「3つの柱」を実行している生徒たちの、「善悪の判断力」が
 
 非常に高くなっているからだといえましょう。前頭葉や側頭葉の機能が

 正常に機能して、人間らしい、本来の発達の仕方をしている証拠だと、

 私は考えています。』

 


もちろん、食べ物だけの話ではないんですが、やはり「正常な脳機能」

が心の問題とリンクしていると考えられますよね?

この本には、こうも書いています。


 『真田町ではその後、少年犯罪は激減し、大人の犯罪もかなり減少

 しました。成人の犯罪件数が、平成13,14年頃のピーク時で140件

 以上あったものが、近頃は半分くらいになっています。』


 『その原因を考えると、第一には、子供のころにしっかり自己抑制が

 できると、大人になってからも犯罪を起こしません。』


 『もう一つが、学校で親子を対象とした「食のフォーラム」などを

 開催し、その積み重ねによって食に関する親の認識が変わった

 ということでしょう。』

 


やはり、食べ物と脳(心)は繋がっている、のでしょう。

我々は、この大事な部分を軽く考えすぎてるような気がします。

心の問題を食事と切り離して考えるから、なんとなく解決もしないし

改善もされていかないような気がして、仕方ありません。

 


そのほかにも、学校給食をかえたら、アトピーの子供が極めて少なく

なったそうです。

ある女子生徒が東京から転校してきて、4,5ヶ月過ごしたらアトピー

性皮膚炎がきれいに治ってしまったそうです。

でもまた都会に転向して行ったら、残念なことにアトピーが復活して

しまったそうです・・・体質云々の前に日々の食べ物が重要だという

ことなのでしょう。

 


このように実際この日本で、長野県の真田町であった話です。

食べ物を変えれば、その人の気質まで変わるのではないか、

性格まで変わるのではないか・・・と、ワタシは考えています。

 


《正常な脳機能は、安定した心をもたらしてくれる。》

・・・少しは信憑性が出てきたのではないかと、思います。

まだまだ、この手の話を紹介していきたいと思っています。

 

2014-07-07 23:22:44

食べ物と脳の不思議な関係・・・①

カテゴリ : 食べ物と脳の不思議な関係

食べる物と健康の関係については、色々と取り沙汰されています。

だから、なんらしかの関連はあるんだろうなと皆思っているでしょう。

脂っこい物を食べ過ぎれば、「これは体重が増えるな。」と感じたり、

ジャンクフードばかり食べていたら「このままでは身体に良くないな~。」

と、秘かに心配したりするものです。

 


しかし、心の動きについてはどうでしょう?

食べるものによって、心も乱されたりするなんて思わないですよね?

たとえばジャンクフードを食べ過ぎて、「このままでは心に良くないな~。」

とは考えないですよね?

 


心の動きって、何を指すのか?

じゃあ心って何なんだ?という話ですよね。

心とは魂であり、永遠の・・・という類のお話ではありません。

これは各自、持論があると思いますがここで言う「心」とは、「脳」の事です。

すなわち「脳機能」の事です。

 

 

食べ物は健康に影響を及ぼす。

   =食べ物は身体の機能に影響を及ぼす。

   =脳も身体の機能の一部である。

   =脳、すなわち心にも影響が出る・・・と考えられませんか?

 

 

こういう事を書くと、「ほら始まった。何でもかんでも食べ物の影響だとさ!」

「新興宗教と同じだな。食べ物で世界が救えると言い出すぜ。コイツは!」

と、言われたりするんでしょう・・・まあ、分からないでもないですけどね。

ワタシも、この仕事をしていなければ、同じような事を言ってたかもしれません。

 

 


でもやはり色々と調べていくと、出てきます。

食べ物と心の関係性に迫る話を書いている本が、たくさんあります。

そしてそれらを読んで感じたのは、「おーこれは自分に当てはまるな」

と、言うことです。自分の幼い頃に当てはまるような事例にたくさん

出会いました・・・「まるで自分のような話」だと。

 

 


まず何故このテーマを取り上げたかというと、身体に入ってくる

物質で脳が乱され、感情がコントロール出来なくなるとして・・・。

それを、その人物の性格、性質だと思われるのはどうなのかな?と。

本当は穏やかな性質なのに、脳が化学物質などで混乱して多動に

なってるだけかも知れないのに、「コイツは落ち着きが無い」なんて

レッテルをはられると言うのは、どうなの?と思ったのです。

 

 

それはとても不幸なことだと思いませんか?

自分でも持て余している押さえの利かない感情を、まるで自分の性格

であるように決め付けられ、そのことで思い悩むなんて・・・。

本人もその親も・・・。

 

 

「何でこの子は、こんな性格なんだろう?」と、思い悩んでることが、

本当は、食べ物によって感情をかき乱されているだけ、かも知れないのです。

「この子はすぐにカッとなる。短気な子だ」と思っているのが、ただの

砂糖の摂りすぎによる、低血糖の症状によるものかも知れません。

 

 

このように、その人の本来もっている性質とは関係ない虚構の行動で、

その人の性格を決め付けられるのは、不幸だと思います。

特に身体の小さい子供は、非常に感情をかき乱されやすいのです。

子供の脳は大人に比べて化学物質などに過敏に反応されやすいと言う

報告がされていますし、その事を伝えたいな、と思っています。

食べ物は「健康」だけでなく「心」にも影響を及ぼす・・・という事を。

 

 

 

でも正直、これらを上手に伝えるのはとても難しいな、と思います。

まずどこから始めようか・・・と。

もちろん、ワタシの言葉だけではどうにもなりませんので、

現実にあった話を次回は紹介したいと思います。

2014-06-30 22:49:04

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