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『栄養学』のウソ?ホント?③

カテゴリ : 栄養学のウソ?ホント?

明治時代に『栄養学』をドイツ人から学びました。

「高たんぱく、高脂質、低糖質」を唱える寒冷地の学説に

「低たんぱく、低脂質、高糖質」という食生活をしてきた日本人が学び、

それが現代の『栄養学』の機軸になっていると・・・。

 

 

2千年以上前からお米、野菜、わが国独自の発酵調味料で身体と心を

作り上げてきた我々日本人が、牛乳を飲み、チーズや肉を食べ、

主食と言う概念の無い、ヨーロッパの食事を取り入れてしまった。

 

 


そして更に第二次世界大戦後、体格のいい西洋人に身体の大きさも

追いつこうと、拍車をかけるように「高たんぱく、高脂質」の食事に

日本国は突き進んで、現在に至っています。

江戸時代ぐらいから日本人はハンバーグ食べてたんじゃないの?、

と言わんばかりに、今の我々の食生活は「洋食化」しています。

 

 


その効果は徐々に現れ、平均身長も伸び体格も良くなり・・・。

その反面アレルギー性疾患が増え、成人病の低年齢化や・・・。

と光と影が交錯し、特に悪影響の方は、どんどん何の罪の無い

小さな子供たちに侵食していっています。

 

 


少し話は変わりますが、我々日本人にはなかなか理解しがたい

西洋人の「主食」の概念が無い・・・という話・・・。

「主食」の概念が無いってどうゆう事???ってなりませんか?

これに関してはワタクシ過去に経験しています。

 

 


昔、洋食のレストランで働いていた時期がありました。

おフランス料理の、コースなどを提供しているお店です。

たまに西洋人が、お客さんとしてやって来ます。

 

 


「いらっしゃいませ!」と日本語で声を掛け(だって、ここは日本ですから)

テーブルに案内するのですが、その明らかに恰幅のいい体格を見て、

「これはパンのお代わりが沢山出るな。」・・・と、準備しておきます。

 

 

 

そう、おフランスのお料理なので、スープ料理の前後に『パン』が出ます。

その『パン』はコース料理の魚、肉料理が出るまでメインディッシュの横の

お皿に置いており、お代わりは自由なのです。

 

 


だからこそ、その恰幅のいい体格を見れば「これは、お代わり出まくるなー。」

と、仕事の段取り上、当然警戒するわけです。

「バケット(パンです)少し多めに出せるように、準備しておかないと・・・。」

と、先読みして段取りを組むわけです。

 

 


しかし意外や意外、本当にお代わりする人が少ない・・・。

って言うか、おかわりを出したという記憶が無いんです。

逆に残してるケースもある具合いで(口に合わなかった、のかもしれませんが)

毎回警戒はするものの、「今回もお代わりは出なかったなー。」で終わって

しまうケースばかりなので、よく覚えているんです。

 

 


逆に日本人は違いますよー。

お代わりはするし、余ったらティッシュに包めて持って帰るし・・・。

決して恰幅など良くない、警戒もしてないお客さんから「これでもか」

と言わんばかりに、お代わりが出る事の方が多いです。

 

 


ずーとこの経験は「不思議だな~?」という違和感が残ったまま過ごしてきたので、

この話(主食としての概念が無い)を知った時には、「なるほど!」と

腑に落ちた感じがしました。

 

 


・・・極々私的なお話で申し訳なかったです。

でも「ヘ~。」って思いませんでした?

「パンのお代わりしないんだ~。」・・・と。

・・・・・とっても参考になる話だったと、自分に言い聞かせて

続きは次回へ!

 


 

2012-12-17 21:47:25

『栄養学』のウソ?ホント?②

カテゴリ : 栄養学のウソ?ホント?

現代の『栄養学』の間違いとは・・・の続きからです。

前回にこの『栄養学』、明治時代にドイツから栄養学者を

日本に招いて学んだ学問だと書きました。

 

 


ドイツは北緯50度の寒冷地です。

夏が短く、温度も湿度も低い気候条件の国です。

その為、穀物の栽培には稲作は適さないので、麦を作ってきたのです。

麦は畑作で連作が出来ないので、生産量は少なくなってしまいます。

穀物(小麦)でお腹が一杯になる程の量が収穫出来ないのです。

 

 


その結果、『主食』と言う概念がヨーロッパ人には無いのです。

要するにその時代のヨーロッパ人は、パンでお腹を一杯にする事が

出来なかったんですよね。

その時代のヨーロッパでは、パンは贅沢品だったのです。

 

 

逆に、自然の草類が日本のように大きく育たない為、牛や羊などの

草食動物には絶好の餌になるので、牧畜に適しています。

だから肉や牛乳は穀物より豊富にあったのです。

 

 


その結果が肉や乳製品、野菜に少量のパンという食生活を、ヨーロッパ人は

生きていく為にやらざるを得なかったのです。

 

 


そして寒冷地のため、寒さに対して脂肪がなければ耐えることができない

などの理由から、結果としてカロリーの高い食事を必要とします。

それに基づいた理論が「高たんぱく、高脂質、低糖質」です。

それが動物食を栄養の中心とした西洋の『栄養学』です。

動物性のたんぱく質が最高の物として扱われています。

 

 


それに対して日本は北緯35度の温暖地です。

四季があり、夏は暑くて高温多湿で温暖な気候条件です。

その当時、穀物は稲作を中心とし、米と野菜を中心に食べてきました。

当時の日本人の食生活は「低たんぱく、低脂質、高糖質」でした。

(ちなみにここで使っている糖質とは、お米のデンプンのことです。)

 

 


そう!全く真逆の食文化を持った国どうしなんです。

我々日本人が何千年と培ってきた穀物を中心とした食文化に、

穀物を中心としてない食文化の常識を、当て込んできたわけです。

そしてその当時、西洋から多くの物を学んで取り入れようとしていた

開国したばかりの我が日本国は、受け入れて学んだのです。

そしてその流れのまま受け継がれているのが、現代の『栄養学』なんです。

 

 


これ、違うでしょ!

普通に考えて、我々日本人にマッチする訳無いですよね。

上手く例えられないですけど、ガソリン車に軽油を入れるみたいな

もんじゃないでしょうか???。

・・・例えが今一つだったので、次回に持越しです。

 

 

2012-12-10 23:28:30

『栄養学』のウソ?ホント?①

カテゴリ : 栄養学のウソ?ホント?

食べ物に関する情報はTV、雑誌等に溢れまくっています。

美味しいお店情報や色んな調理方法etc.etc・・・。

そして「身体にイイ」だとか「~で若返る」などのキャッチコピーなどで

紹介される、特別な薬効を持った食品たち・・・。

 

 

よく「たんぱく質」だの「アルカリ性食品」や「抗酸化物質」etc.etc・・・。

という栄養学的な知識で語られた情報もよく耳にします。

 

 

「~は高たんぱく食品なので,沢山取りましょう。」とか

「1日30品目を目標に、バランスの取れた食事を心掛けましょう。」とか

「カロリーは控えめにしましょう。」だとか・・・。

よく聞きますよね、この手の台詞。

 

 

この手の情報は、何らかのバックボーンから配信されているって事ですよね。

このバックボーンが現代の『栄養学』であります。

この『栄養学』の観点から「身体にイイ」だとか「身体にワルイ」とか判断

している訳ですよね。

 

 

この健康の法律のような『栄養学』の生い立ちを、知ってますか?

これは明治時代に、ドイツの栄養学者を日本に招いて学んだ学問です。

そしてその当時から、ほとんど根本は変わらないままアップグレイドし続け、

この今の平成の時代にまで受け継がれているのです。

 

 


実はこれが大きな誤りの始まりで、今現在に蔓延る甚大な「健康被害」に

影響を与え続けているのです。

何も古い時代の学問が根底にあるから、良くないと言ってるのではありません。

これには大きな大きな問題があるのです。

 

 


「添加物」がどーのこーの言ったって、「農薬」はヤバイと言ったって、

まずこの『栄養学』がもたらした、常識となってる「間違い」を知るらないで

真の「食の安全」に向かっていくのは、難しいと思います。

 

 

すべての「食の安全」の入り口でありスタート地点は『ココ』なんです。

『ココ』をすっ飛ばして「添加物」や「農薬」方面にばかりに気を付けても、

スタート地点が間違っていれば道も違えば、ゴールも違います。

 

 

さあ!その間違いとは!!!

と勿体つけましてー・・・続きは次回に~。

 

 

2012-12-04 00:26:30

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