長久手町にある無添加ラーメン屋さんの日記
2022-12-13 20:01
(続)世にも奇妙な物語・・・長久手移転編④
さて、仕事が休みの日に再び長久手に行き、店舗周りに会社があるか、藤が丘からの人の流れや、近くの飲食店の様子などを見て回りました。もうすでにこの場所で3店舗廃業しています・・・理由は色々あるのでしょう。近場に会社は少なく、ランチは苦戦しそうな雰囲気・・。住宅地の生活道路に「ポツンと1店舗」状態で、一見客は幹線道路に比べて、拾いにくい・・・。店舗は古びて、駐車所場は停めにくく、数が少ない・・・。昔の写真があったので、こんな感じです。
ここからリノベーションするのですから・・・お金も掛かる・・・。そしてその当時の長久手は、住みやすい街の上位に入る今と違い、やや活気に欠けてる街・・・という印象を拭い得ない雰囲気がありました。・・・朝から街を巡り、そろそろ日が暮れ始めて来ました。その日は「春雷亭」がお休みだったので、シャッターの閉まった玄関前に立ち、店の前の道をボーッと眺めながら、店について考えていました。「・・・店内は狭いけど、店舗裏には十分なスペースあるから、物の収納はいけそうやな・・・」「思ったより藤が丘から人が歩いてくるし、車も沢山走ってるし、悪くはない・・・」「周りに会社は少ないから、ランチは厳しそうやな〜・・・」と、色々と考え巡らせたのですが、やはり・・・。「問題は駐車場・・・前の店選ぶ時、そこの欠点を軽く考えて失敗したのに、今回も同じ理由で失敗する訳にはいかんしな〜。」と、結論づけて腹を決め、「よし!・・・やっぱりこの店舗は辞めとこう!・・・」と、考えたその時「ヒュ〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・」と、突然風が右手から吹いて来たのです。「エッ?」っと風が吹いてきた方向・・・右手の西側方面にとっさに顔を向けました。するともう一度「ヒュ〜〜〜〜〜〜〜〜・・・・」と再び風がワタシの全身を包むように吹いたのです。穏やかな日で、風を感じた記憶のない日です。暮れなずむ夕日色に染まった街に、優しい風が二度、ワタシの周りを駆け抜けて行きました。その時ふと、豊橋から移る予定の天白のお店での、不思議な体験を思い出したのです。なんとなく「ヤメロヤメロ」と言われていると感じ、店舗の契約を寸前で辞めてしまった出来事を・・・。すると今回の「優しい」と感じた風・・・しかも二度吹いた「優しい」風は・・・?「もしかしたら(ココデヤレ)というメッセージなのか?」と思ったら不思議なことにどんどんやる気が出てきて「おお〜・・・なんかいけるんちゃうか!・・・」と。「よし決めた!まんまる堂はここでやるんや〜・・・」とまるで他人事のように、思っちゃったんですね〜・・・不思議。理詰めで考えた、到底この場所でやるなんて、不安以外の何者でもないことは、重々承知です。しかしこの不思議な体験が、幸運(?)の風がその不安を吹き飛ばしてしまいました。・・・・もちろん霊体験だとは言ってませんよ。ワタシは霊感ゼロですから。でもそんな霊感音痴のワタシが、不思議な力に動かされ、店舗を選んでしまったことは事実です。そして、その店舗選びは結果正解だったと言えます。14年間も店は続き駐車場は10台分確保でき、長久手もどんどん活性化していき、「ジブリパーク」まで開園したんですから・・・。これがワタシの「世にも奇妙な物語」でした。全然怖くなくてスミマセン・・・でも霊感のないワタシにとっては、不思議な話でした。こんな意味のない話を長々と続けてしまいました・・・反省。大した話ではないですが、少しでも楽しんでい頂けたら幸いです。いよいよこの話も終わりです・・・・長かった〜・・。
(C) まんまる堂 無添加自家製ラーメン 愛知県長久手市