長久手町にある無添加ラーメン屋さんの日記
2022-11-07 20:18
いかに「ボルシチ」が限定に?・・・②
さて、「ボルシチ」を作るために、レシピを検索したり
How To動画見たりして、この料理の肝を探ります。
大雑把に、家庭料理としての簡易な「ボルシチ」と、
凝った作りの本格的な「ボルシチ」に分けるでしょう。
やはり弱小店とはいえ、お金を頂く以上は本格的な
料理として、提供したいですよね。
そこで「本格的ボルシチ」に仕上げるための肝に
、牛スネ肉、ビーツ、ディルの三点は欠かせない
なと、結論づけました。
もちろんウクライナ料理で使う「サーロ」(豚の脂身
の塩漬け)も使えばより本格的でしょうが、流石に
そこまでは厳しいと、諦めました。
スープのベースをどのような仕立てにするかが、家庭的
と本格的の「ボルシチ」作りの分かれ目になります。
まず「牛」のスープであることが、必須でしょう。
流石に「牛骨」までは使えないですが、「牛スネ肉」
を使ったスープが王道であろう・・・と。
「牛スネ肉」と「スペアリブ」など骨付き肉を併用する
レシピも、多く見受けられました。
が、本格的とはいえあくまでも「ボルシチ風」です
ので、「手羽元」と「昆布」というジャパニーズ
テイストを取り入れました。
そこに香味野菜も加え、ローリエで肉の臭みを
抑える手法を取り入れました。
ただのスープなら、そこまで底上げしなくても良いの
ですが、麺を入れるとなると話は別です。
シンプルなスープであればあるほど、麺を入れると
スープの良さが消えてしまうことが、良くあります。
過去、限定麺の試作を何度も繰り返しています。
その時々、イメージした美味しいスープにたどり着く
のには、さほど苦労はしません。
「よっしゃ!いい感じで仕上がった!・・・ほんのり
感じる隠し味のバランスも良し!・・・麺入れてみよ。」
と、あら不思議・・・麺を入れるとスープの良さ、美味
しさが目減りしたりするんですよ〜・・・恐いですね。
「うそ〜〜〜!!!あの味どこいってもた〜〜〜!!!」
と、悲鳴を上げた事が何度あることか・・・トホホ。
その失敗の繰り返しで学んだことがありました。
・・・続く(まさか3部作になるなんて・・・)
(C) まんまる堂 無添加自家製ラーメン 愛知県長久手市