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長久手町にある無添加ラーメン屋さんの日記

2022-10-31 20:33

いかに「ボルシチ」が限定に?・・・①


今秋の限定メニューは「ボルシチ風スープ麺」です。

「ボルシチ」というスープに麺を入れて、商品として
成立するかどうかが、肝でした。


毎年秋の限定麺は、なんとなく西欧風な雰囲気を
醸し出せるメニューを心がけています。


ここ数年は、自家製ベーコンと豆乳、ブルーチーズ
などを使ったスープを進化させてきました。


しかし自家製ベーコン作りを続けていくのが
そろそろ限界かな?・・・と考え、この「温菜めん」
シリーズを終了することにしました。


燻香を近所中に長時間撒き散らすのもね・・・。
(今まで苦情を頂いてないのが不思議)


「さてさて、次の秋は何しよっかな〜・・・。」
っと、春先位から商品の形を探っていました。


何となく、ふと頭の片隅で「ポトフ」をベースに
した、「ぽと風〜めん」みたいな感じの限定メニュー
が良いかな〜・・・とぼんやり考えてたのです。


そして始まってしまった「ロシアのウクライナ侵攻」
・・・。


その関連で余り我々にとって馴染みが少ない、
「ウクライナ」という国について、多くの情報が
耳に入ってくるようになりました。



その中で世界の三大スープ(本当は4つある)の一つ
「ボルシチ」は、ロシア料理でなくウクライナの料理
である事を知ったのです。


ワタシは「ピロシキ」ぐらいしかロシア料理を食べた
ことがなく、「ボルシチ」も未食でした。


しかも「ボルシチ」を「ボルチシ」と覚え違いしてまして、
今だに「ボルチシ」と言い間違えて、スタッフの失笑を買ってます。


初老のワタシは、は中々記憶違いを直せません・・・トホホ。


「そうか・・・ボルチシはウクライナ料理かぁ〜・・・
食べてみたいな〜。」と、興味ををもちました。


待てよ・・・「ボルシチ」をベースに限定メニューが
出来ないかな〜・・・と、考えたのです。


「ぽと風〜めん」より「ぼるしちふぅ〜麺」の方が
タイムリーだし、インパクトがあるのではないか?
・・・と。


さて、とりあえず一度食べてみないと、麺料理として
成立するのかどうか分からないので、早速食べる事の
出来るお店を探してみました。


すると意外や意外・・・名古屋、尾張、西三河方面で、
「ボルシチ」を提供しているお店が、余り無いんですね。


確かに「ロシア料理」、「ウクライナ料理」のお店を
見たという記憶がワタシにも、無いのです。


世界の三大スープ?の「フカヒレスープ」や「ブイヤベース」
「トムヤムクン」などは、食べれるお店や機会が多い
ですよね・・・もちろんワタシも複数回食べてます。


「そうか・・・ボルシチは簡単に口にできない食べ物
なんだな・・・。」と、益々興味をそそられたのでした。


簡単に食べることの出来ない物なら、提供し甲斐が
あるな・・・ともね。


そしてとある「ロシア料理」のお店で「ボルシチ」を
試食したのです。


食べた、感想はボルシチはポトフと同じで家庭料理風
だけれども、作り方によってはお店で出せる本格的な
料理に変貌するな・・・と、


と、ラーメン屋のくせに偉そうな感想を述べてしまい
お恥ずかしいのですが、試食でメニューに出来るか
どうかのイメージが沸かない料理は、作れないのです。


見た目の色彩のインパクトもあるけど、これは工夫
すれば、形になるかもれない・・・と、算段しました。


・・・続く。