愛知県長久手市 まんまる堂では無添加食材のみ使用! お子様連れでも、妊婦さんでも安心してお食事して頂けます

長久手町にある無添加ラーメン屋さんの日記

2021-12-06 21:30

らーメンスープは身体に悪い?・・・①


こんばんわ!・・・健康に悪いでおなじみの、ラーメン屋です。

この間お店で、ショックな出来事がありました。

家族連れのお客さんのお子様が、「スープ飲みたい!」と言ったら、
お母さんが「身体に悪いからダメ!」と言ってたそうです。

ええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜・・・悲しい・・・。


何のために無添加でラーメンなどと言う、さほど望まれ
てもいない、尚且儲からない事をやっているのか・・・。

そのためにどれ程の仕込み時間を有していることか、
睡眠時間をどれだけ削っていることか・・・。


スープ、飲んでも問題ないです!・・・って言うか、飲みましょう!

スープにこそ栄養分が凝縮されているのに・・・悲しい・・。


まあでも一般的な常識ではラーメンは美味しいけど体に悪い!

その中でも特に体に悪いとされているのが、スープでしょう。

健康のためには「決して飲み干すべからず」が鉄則なんでしょう。


でも皆さん、少し考えてくださいね。


たとえばコース料理に出てくるスープを「身体に悪いから」
という理由で残しますか?

ブイヤベース、ボルシチ・・・スープ残しますか?


中華料理で仏跳ショウ(漢字に変換できず)という福建省の
伝統的な高級スープがあります。


名の由来は「あまりの美味しそうな香りに、修行僧ですら
お寺の堀を飛び越えてくる」だそうです。


乾物を主体として様々な高級食材を使って作る薬膳スープ
でもあります。

このスープ、残しますか?

残しませんよね・・・飲み干しますよね・・まあ高価ですしね。


基本的にはスープって古今東西「身体にいいもの」だったはずです。


その起源をたどってみると、西洋では紀元前1500~1600年頃の
エジプトでは家畜や野性の鳥獣の肉、いろいろな野菜、固くなった
パンをいっしょに煮た、一種のごった煮だったようです。


土器が出来てただ焼くというだけでなく、煮込んで肉などを
柔らかく食べる・・・結果「栄養素を取り逃がさない」という
調理法が広まって行ったのだと考えられます。



スープと言うと、なんとなく西洋料理のイメージですが、
日本では比較にならないほど古く、今から約1万6500年前
の古い世界最古の縄文式土器が発掘されています。



その縄文時代(本当は世界最古の文明なんですけど)の遺跡から
各地で、煮炊きの跡がある土器が多数見つかっています。


(実は縄文時代の食生活はかなり豊かであった事が、分かって
きています・・・ここらはワタシのライフスタディーなので、
またいずれ詳しくお伝えしたいと思います。)



縄文時代の人たちは、魚や貝やきのこ類などを土器で煮て、
スープにして食べただろうと類推出来ますよね。



あさり、ハマグリなどの貝、あじ、いわしなどの魚、わかめ、
イワノリなどの海草、椎茸などのキノコ、やまいも、ニガウリ
などの野菜を使ってスープにして頂いてたのです。


どうですか皆様、こんな贅沢に魚介使って鍋、してます?


我々のご先祖様は、1万年以上前からグルメ(死語?)だった
のです。


今の日本人が世界に類を見ないほど、食へに拘りまくっている
民族もいないでしょう。


世界の主要都市で、東京の飲食店数はダントツ世界一ですからね。

1位 東京 (日本) 14万8582店
2位 ソウル (韓国) 8万3239店
3位 深圳 (中国) 5万9985店
4位 パリ (フランス)  4万4896店
5位 ボゴタ (コロンビア) 3万4248店
6位 ロサンゼルス (アメリカ) 2万9560店
7位 ニューヨーク (アメリカ) 2万6697店

・・・ね、日本は飲食店大国なんです。

おっと!・・・長くなってしまいました。

続きは次回に!