まんまる堂の麺は新しい時代の麺ですよね?
少し誇ってもいいんじゃないですか?・・・なんて自画自賛!を
調子に乗ってもう少し・・・。
それだけでは飽き足らずに、麺に全粒粉などもブレンドし始めました。
豊橋時代からやっているので、10年前にはすでに今流行の(流行ってる?)
全粒粉入り麺をやってたんですから、これまた時代の最先端!(自画自賛!!)
それ以外にも『~を麺に練りこんだ』シリーズもやってきました。
モロヘイヤ、ホウレン草、小松菜、かぼちゃ、人参、とうもろこし、さつまいも、
等の野菜や、各種スパイス、バジルなどの香味野菜、ライ麦や雑穀等々・・・。
色んな物を練りこみに、練りこんできました!!(自画自賛!!!)
「で?なに?それが何の自慢な訳?」・・・と、なりますか。
いやいや、意外にやってないですよ・・・他店ではこんな変わった事。
いやいや、変わった事をやりたい!・・・との理由だけではないんです。
やはり根底にあるお店の基本理念・・・『少しでも身体の役に立つものを・・・』
提供するお店で有りたい!!!・・・その一食が、少しでもそれを食べてる人の
元気の源になるように・・・と・・・どうですか?素晴らしいでしょ(自画自賛!!!!)
・・・はい、もういいですね・・・(!!!自画自賛!!!)は・・・
なにもカッコいいから全粒粉を使ってる訳ではないのです。
少しでも栄養価を上げようと・・・小麦の栄養を丸ごと身体に取り込んで
貰おうと・・・その為の全粒粉ブレンドなのです。
ただしこの全粒粉ブレンド、欠点がありまして・・・・・・。
小麦の「ふすま」が入ってるので、麺にすると切れやすいのが難点。
だからお店ではつけ麺や限定メニューの麺など、やや太めの麺でしか使えない
んです。あと食感に異物感があるので、その理解が無ければすべての麺に
使うのは・・・ちょっと難しいかな、と考えています。
豊橋時代は暇だったので、『限りなく全粒粉100%に近い麺』だの
『半分以上ライ麦を使った黒い麺』だの、お客さんに出せないマニアックな麺を
作って楽しんでいました・・・麺の可能性はどこまで広がるか~なんて。
あと、米粉を使った麺も何度かトライしてみました。
なんとか小麦アレルギーの人が食べれるらーめんを、と思いまして・・・。
でも色々と調べもましたが、今の製麺の設備では米粉100%は難しいです。
スープは『しおまる』なら小麦を原材料として使っているものは排除しているので
対応できるのですが・・・今の現状では小麦を使っていない『既製品』の麺で
対応するしかないので・・・高くなっちゃうんですよね・・・申し訳ないなと思います。
なら何%ぐらいブレンドすれば麺として面白いかとトライしてみましたが・・・
最初30%でやってみたのですが・・・何と言いましょうか・・・ツルツルしてる
・・・いや、しすぎてる・・・弾いちゃうんですよね、スープを。
持ち上げが悪いんです。20%でなんとか使えるかなー・・・程度なんですよね。
余り意味が無い・・・と申しましょうか・・・残念な結果でした。
やはりご飯はご飯として食べるのが一番だなーと。
まんまる堂のメニューとしては、やはり麺プラスぶっかけ飯が最強だな、と。
更に玄米だと完全食だな、と。
我々スタッフはほぼ必ずと言っていいぐらい、ご飯(玄米)で〆ます・・・毎食。
おっと!話がいつものように脱線してしまった。
『~を麺に練りこんだ』シリーズのお話は次週に持越しです。