愛知県長久手市 まんまる堂では無添加食材のみ使用! お子様連れでも、妊婦さんでも安心してお食事して頂けます

長久手町にある無添加ラーメン屋さんの日記

2012-08-20 22:17

秘儀de奥義の麺作り⑧


まんまる堂の麺は新しい時代の麺ですよね?

少し誇ってもいいんじゃないですか?・・・なんて自画自賛!を

調子に乗ってもう少し・・・。


それだけでは飽き足らずに、麺に全粒粉などもブレンドし始めました。

豊橋時代からやっているので、10年前にはすでに今流行の(流行ってる?)

全粒粉入り麺をやってたんですから、これまた時代の最先端!(自画自賛!!)


それ以外にも『~を麺に練りこんだ』シリーズもやってきました。

モロヘイヤ、ホウレン草、小松菜、かぼちゃ、人参、とうもろこし、さつまいも、

等の野菜や、各種スパイス、バジルなどの香味野菜、ライ麦や雑穀等々・・・。

色んな物を練りこみに、練りこんできました!!(自画自賛!!!)


「で?なに?それが何の自慢な訳?」・・・と、なりますか。

いやいや、意外にやってないですよ・・・他店ではこんな変わった事。

いやいや、変わった事をやりたい!・・・との理由だけではないんです。


やはり根底にあるお店の基本理念・・・『少しでも身体の役に立つものを・・・』

提供するお店で有りたい!!!・・・その一食が、少しでもそれを食べてる人の

元気の源になるように・・・と・・・どうですか?素晴らしいでしょ(自画自賛!!!!)

・・・はい、もういいですね・・・(!!!自画自賛!!!)は・・・

なにもカッコいいから全粒粉を使ってる訳ではないのです。

少しでも栄養価を上げようと・・・小麦の栄養を丸ごと身体に取り込んで

貰おうと・・・その為の全粒粉ブレンドなのです。

ただしこの全粒粉ブレンド、欠点がありまして・・・・・・。

小麦の「ふすま」が入ってるので、麺にすると切れやすいのが難点。

だからお店ではつけ麺や限定メニューの麺など、やや太めの麺でしか使えない

んです。あと食感に異物感があるので、その理解が無ければすべての麺に

使うのは・・・ちょっと難しいかな、と考えています。


豊橋時代は暇だったので、『限りなく全粒粉100%に近い麺』だの

『半分以上ライ麦を使った黒い麺』だの、お客さんに出せないマニアックな麺を

作って楽しんでいました・・・麺の可能性はどこまで広がるか~なんて。

あと、米粉を使った麺も何度かトライしてみました。

なんとか小麦アレルギーの人が食べれるらーめんを、と思いまして・・・。

でも色々と調べもましたが、今の製麺の設備では米粉100%は難しいです。


スープは『しおまる』なら小麦を原材料として使っているものは排除しているので

対応できるのですが・・・今の現状では小麦を使っていない『既製品』の麺で

対応するしかないので・・・高くなっちゃうんですよね・・・申し訳ないなと思います。

なら何%ぐらいブレンドすれば麺として面白いかとトライしてみましたが・・・

最初30%でやってみたのですが・・・何と言いましょうか・・・ツルツルしてる

・・・いや、しすぎてる・・・弾いちゃうんですよね、スープを。

持ち上げが悪いんです。20%でなんとか使えるかなー・・・程度なんですよね。

余り意味が無い・・・と申しましょうか・・・残念な結果でした。

やはりご飯はご飯として食べるのが一番だなーと。

まんまる堂のメニューとしては、やはり麺プラスぶっかけ飯が最強だな、と。

更に玄米だと完全食だな、と。

我々スタッフはほぼ必ずと言っていいぐらい、ご飯(玄米)で〆ます・・・毎食。

おっと!話がいつものように脱線してしまった。

『~を麺に練りこんだ』シリーズのお話は次週に持越しです。