長久手町にある無添加ラーメン屋さんの日記
2018-02-26 21:18
誰がために「無化調」の鐘がなるのか?・・・②
おっと!・・・なんかまるで、多くの「無化調」店を食べ歩いた
みたいに思われると困るので・・・。
極々数店舗を回ったに過ぎないので、悪しからず・・・。
さて、「無添加」でラーメンなどというお題で、足掛け14年間
ラーメン屋を営んできた、ラーメン屋店主として一言・・・。
「ラーメン好きは、無化調ラーメンなど求めていない!」
・・・という含蓄のある言葉を残したいと思います。
さっき、ワタシ生まれて初めて「無添加ラーメン」でググってみました。
するとそこには驚愕の事実が!・・・なんとトップは「まんまる堂」!
まじかと!・・・まんまる堂がトップに来ることなんてあるのですね。
・・・ていうか、本当に「無添加ラーメン」では少しの店舗しか
ヒットしないんですね・・・。
日本全国規模で検索して、まんまる堂がトップでヒットするなんて・・・。
この事実で、だぁーーーーーーーーーーーーーーれも「無添加」ラーメン
など求めていないことが、判明しますよね。
こ~んなにギリギリで営むことができている瀕死のお店が「無添加ラーメン」で
トップに出てくるくらいなんですから・・・。
たぶん「無添加」も「無化調」もラーメン好きにとって、
同じ範疇と考えられていることでしょう。
ということは、こんなに需要のないジャンルなのに、なぜ「無化調」を
名乗るお店が、出てくるのでしょうか?????
不思議ですよね・・・・。
多分、この現象はワタシが考えるに、「ガチンコラーメン道」のあたりで
起こったテレビによるラーメンブーム・・・支那そばや麺屋武蔵などの
「本格的」なラーメン屋に「無化調」のお店が多かった事の名残でしょう。
「無化調」イコール「業務用」のスープやタレなどを使っていない象徴・・・。
いわゆる「本格的」に店主の「手作り」の「創作物」である証だったのです。
だからこんなにも需要がないのに、いまだに「無化調」なる冠のお店が
それなりに継承され続けている理由ではないかと・・・高卒のワタシは
考えるのでした。
・・・続く。
(C) まんまる堂 無添加自家製ラーメン 愛知県長久手市