愛知県長久手市 まんまる堂では無添加食材のみ使用! お子様連れでも、妊婦さんでも安心してお食事して頂けます

長久手町にある無添加ラーメン屋さんの日記

2017-05-15 22:38

かれーについてのエトセトラ・・・③


さて、初めて日本式のカレー以外を食べたのは、今から30年前位かな?
その当時ワーキングホリデーでオーストラリアに一年ほど滞在している時に、
和食のレストランで働ていたのです。


そこのレストランの先輩の板前達が、「勉強」と称して色んな料理を
食べ歩くのに、たまに連れて行ってくれました。


その時に「インド料理」屋にも連れて行ってくれたのです。
もちろん、初めての体験です。
「タイ料理」もオーストラリアが初体験だったなー・・・懐かしい。


日本のよく知るカレーとの違いに驚いたことをよく覚えています。
「あ!・・・」と、衝撃が走りましたね。
知ってるカレーとは違う、新しい初めてのカレー・・・みたいな。


スパイスの複雑さが、全く未知の物だったので衝撃でした。
鼻孔を抜ける香りが、日本式のカレーとは違いフレッシュなんですね。
味もりんごとはちみつが入っているのかいないかではなく、
もっと多様性があるので、すっかりハマりました。


そして日本に帰ってからも探しました・・・インド料理屋。
でもまだその当時、今ほどインド料理屋もなく、まだインターネットも
ない時代、なかなか出会うこともなかったのです。


たまたま豊橋市で働いていた時に、出会ったのが「マハラジャ」?
だったか「タージ・マハール」だったか・・・店名はウル覚えですが、
かなりベタな名前のインド料理屋でした。


嬉しくて通いましたね〜・・・看板も恥ずかしいくらい派手で。
ただ・・・この当時のインド料理屋には共通の難点がございまして・・・。
まず人が変われば平気で味も変わりまくる・・・と言う難点。
インド料理屋、あるあるですね。


そしてこの当時ですよ・・・あくまで・・・。
店員のマナーがとても悪い・・・ところが多かった。


特に、このよく通っていた「マハラジャ」or「タージ・マハール」は
酷かった。

我々の食事中に、片言の日本語で、
「ノドが乾きマシタ。ビールをプレゼントしてクダサイ。」
とか吐かして横に座って平気で喋りかけてくる有様。


「ワタシお金ナイからビールを奢ってクダサイ」
とか結構フランクに席に居座り、ひつこくアピールしてくるのです。


まあ、ワタシなどは体よく追っ払えるのですが、人のいい日本人は
奢ってやっていましたね・・・それを横目で見ながら、嫌〜な気分に
なっていました。


そんなこともあって、足は遠のいて行くのですが・・・やはり
久しぶりに前を通ったら、潰れてました(笑)・・・当たり前ですね。



ここまで酷くはないにせよ、どこもなんとなく場末感が拭えない
ところが多かったイメージです。


でも近頃は、すっかりインド料理屋も日本化していって、サービスも
接客も大変よろしいですね・・・それも少し寂しいかな?


あの独特の場末感が、日本に有って日本に非ずという空間もコミコミで
インド料理なんだよな〜と、ふと思ったりもします。


だって、今は笑顔で「イラシャイマセ〜」とか言うんですよ。
むかしのインド料理屋に、笑顔はなかったよな〜(あくまでも個人の意見です)