まだまだあります。
アルツハイマー病や認知症にも、食べ物が深く関わっているのではないか
・・・というお話です。(ホントかな?)
「痴呆老人には、若い時から甘い物が好きだった人が多い」
と、言われているそうです。
ある病院で入院患者を対象に調べたところ、「甘い菓子類を良く食べていた」
人は、痴呆群では83.7%、非痴呆群では32.0%だったそうです。
福岡県の久山町という人口約8000人の町で、ほとんどの住民の方が対象者として
参加して、生活習慣病などの発症がどの程度起こるかの研究がなされています。
一部の業界の人では、知らない人は誰もいないという、超有名な研究だそうで
1961年から現在まで継続して追跡調査が行われいる研究だそうです。
この久山町スタディで明らかにされたのが、耐糖能異常(糖尿病の一歩手前)
がある人は、アルツハイマー症や脳血管認知症になりやすい ということでした。
耐糖能異常がある人はない人に比べて、4.2倍脳血管性認知症になりやすく、
4.6倍アルツハイマー症になりやすいことを示しています。
認知症やアルツハイマー病は、甘いものの取りすぎによる、長期にわたる
低血糖症の結果が大きく関わっているであろうと、推測されています。
認知症の問題、とくにアルツハイマー病も、低血糖の反復による脳細胞の壊死、
そして脳の萎縮、このように考えると非常に分かりやすいですよね。
低血糖を繰り返し、脳細胞にブドウ糖が補給されないと、その細胞は壊死して
しまう・・・脳細胞が自然なスピードよりも、大量に失われてるのでしょう。
糖尿病の一歩手前である耐糖能異常の状態であっても、認知症やアルツハイマー
病の原因となることがわかってきています。
「いやー・・・少し血糖値が高めなんだよね。糖尿病ではないから、ま、いいか!」
などと高をくくって甘く見てると、今はなんともないと思っていても、将来・・・
しかも近い将来に突然「あれ・・・おかしいな?」となってしまう可能性も
あるやもしれません。
『よくわかるアルツハイマー病ーーー実際にかかわる人のために』という
本の中で、
「アルツハイマー病患者の食行動異常には、糖分特に精製された砂糖の
過剰摂取が極めて目立つ。具体的には、アメを一日中なめる、おはぎや
だいふくなら五個ぐらいは兵器でたべてしまう、コーヒーに砂糖を3~4杯
入れてしまう。アイスクリームを一日に5~6本食べてしまうなどである。」
「多くの場合には、青・壮年期からすでに同様の食行動を示し、痴呆の
発症後により極端になることからみて、長年の食生活がインスリン分泌に
影響を与えている可能性があるが、あくまで仮説に過ぎない。」
と、書かれています。
「コーヒーに砂糖を3~4杯」なんて、缶コーヒー1本で十分ですね。
少し身に覚えのある人もいませんか?甘いもの常食してませんか?
女性は男性と比べ約2倍ほどアルツハイマー型の認知症を発症する人が
多いそうです・・・まあ、甘いものだけが原因ではないでしょうが・・・
。
すでに専門の医学者が、患者の食生活を調査し、砂糖の過剰摂取との
関係に気づいております。
糖尿病とアルツハイマー症の関連は海外でも多く報告されています。
でも糖尿病にはこんなケースもあります。
例えば糖尿病だということで、血糖降下剤を続けて飲まされ、必要以上に
血糖を下げていれば低血糖の連続です。
血圧が高いから血圧降下剤を飲んでればいい・・・これも問題なんです。
それが原因で認知症になるケースもあるかもしれない・・・。
ワタシの親父もボケました。
甘い物好きで、血圧降下剤も飲んでいました。
なんとなくボケるんだろうなー・・・と、思っていたらあれよあれよと、言う間に
どんどん進行していきましたね・・・もちろんすべてがこのせいだとは思ってない
ですが、やはり大きく関係してるのかな?とは思っています。
ただ、あれもこれもすべては、あくまでもただいま研究中だそうです。
全容はまだ解明されていないので、そのメカニズムが全て分かるのは、
もう少し先のようです(そんな日がくるのかな?)。
まあでも、この路線の研究に本気でお金を出す企業があるとは思えない
のは、ワタシ一人でしょうか・・・・?
さあ・・・皆さんはどうお考えですか?
将来「ボケるのかな~・・・」と、不安ではないですか?
もし、これらが本当ならボケの予防は簡単ですね。
近未来に起こるかもしれない見えない不安から、解放されますね。
まずはお金をかけず、医者に頼らず、自らが簡単に出来ることから
始めてみませんか?