「化学調味料」と言われているモノが、巷の加工食品に
使われまくってるのが、どうして問題なのか?
ちなみに、「化学調味料」って名前の由来・・・知ってます
か?
簡単に言うと、昔「味の素」を作るのに、「塩酸」や「水酸
化ナトリウム」などで化学処理していたので、「化学調味料」
と呼ばれたそうです。
そのような化学処理は、食塩でも白砂糖でも行われているの
で、化学処理しているから危険・・・だとも言えないでしょう。
それよりも「味の素」が問題なのは、成分が「グルタミン酸ナ
トリウム」のみに特化している事です。
精製して、一つの成分に特化しているモノ・・・すなわち「薬」
ですよね。
【薬も過ぎれば毒となる】・・・よく聞く諺です。
この諺の出典は「論語」なので、紀元前から「薬」の多用は
害があると、認識されていたのですね・・・。
現代風に言い換えると、【味の素も過ぎれば毒となる】・・・
とも、言い換えれるでしょう。
「味の素」を薬だとして、精々一日の摂取量は「小さじ1/2」
程度・・・多く見積もっても「小さじ一杯」でしょう。
残念ながら、ありとあらゆる加工食品に「グルタミン酸ナト
リュウ厶」は潜んでいます。
朝昼晩、加工品を口に入れ続けると、「小さじ1/2」程度は
軽く超えてしまうでしょう。
そう考えると、「大さじ一杯、レンゲ一杯」のラーメン食べ
るって・・・ちょっと危険な香りしますよね・・・。
当然ですが、大の大人が自分の稼いだお金で、何食べようが
自由です。
「添加物まみれのラーメンなんか、食べないほうが良いですよ」
なんて忠告じみた事、したり顔で言わないです。
「無敵の消化器官を持ってる俺様に、レンゲ一杯の味の素など
恐るるにた足らんわ〜!」・・・と言われれば、「その通りで
ございます〜」・・・と、ひれ伏すでしょう。
大人はすべて自己責任!・・・好きにすりゃ〜良いんです。
ただ子供はそうは行かない・・・。
大人の体になるまでは、極力「過ぎれば毒」となるので、控え
させたいものですね。
後、塩分の摂りすぎ問題もあります。
グルタミン酸ナトリウムには、食塩と同じような塩化物
が含まれています。
3gのグルタミン酸ナトリウムに1g相当の食塩が含まれ
ているんですね・・・意外と多い・・・。
適切な塩分の接種量は・・・
1~2歳では男子3.0g未満、女子3.5g未満。
3~5歳では男子4.0g未満、女子4.5g未満。
6~7歳では男子5.0g未満、女子5.5g未満。
12歳~大人では男子8.0g未満、女子7.0g未満。
・・・と言われています。
「小さじ一杯」で約5gなので、気にしないとすぐに超えて
しまう危険性があります。
それに、グルタミン酸ナトリウムを使うと塩味が抑えられて、
まろやかに感じさせるため、大量の塩分を摂取してしまって
も、気付きにくい・・・という問題があります。
この「塩なれ効果」を継続的に続けていくと・・・ほら・・
「まんまる堂のラーメン、味しない問題」になるのです。
前回のテーマと、奇しくも繋がりましたね〜・・・不思議。
何度も言いますが「味の素」自体が危険ではなく、加工品
、もしくは危ない調味料を使い続ければ、否応なしに「過
ぎれば毒となる」位の量が、身体に入り込んでくるんです。
更に「塩分の過剰接種」と「舌バカ」の症状まで、コンボで
付いてくるので、トータルすると危険である・・・と言わざ
る負えない・・・と思います。
さて、いよいよ来週でこの「味の素」シリーズも、終わりに
したいと思います・・・長かった・・・・。