愛知県長久手市 まんまる堂では無添加食材のみ使用! お子様連れでも、妊婦さんでも安心してお食事して頂けます

長久手町にある無添加ラーメン屋さんの日記

2022-09-05 06:25

世にも奇妙な物語・・・まんまる堂の移転編⑤


もう不動産の資料は軽く100店舗以上閲覧し、実際に
見に行った店舗も50は超えてたでしょう。


キリがない・・・不動産はそう簡単には増えないし、
土地から店舗建てる資金がなければ、どこかで妥協する
しか無い・・・と、腹をくくったのでした。


そして天白区のとある店舗と契約したのが、2005年2月
下旬頃だったと思います。


子供達の転校とかも踏まえ、4月新学期に間に合うように
急ピッチで住居を決め、逃げるように豊橋から天白に
引っ越しました。


その一方で、店舗の改装業者とも打合せしたりして、
開店に向けての準備も進めていたのでした。


そして4月、引っ越しの荷物もある程度落ち着き、
子供達も学校に通い始めて、名古屋での生活が始まりました。


店舗開業に向け、改装業者と工事を始める日程も決め、
あと電話して「お願いします」と言えば、全ての工事が
動き出す段階まで、話は進んだのでした。



ワタシは工事前の店舗に入り、椅子に座って缶コーヒー
を飲みながら見積書を見て、そこに記載されている委託業者
の電話番号を確かめて、携帯電話を手に取りました。


業者に「じゃあ、工事予定通り始めてください。」と、電話
すれば約2週間後から店舗内装工事が、順次取り掛かる予定に
なっていました。


そして携帯に番号を打ち込もうと指を伸ばした時・・・。


そしていよいよ、その時がやってきました。
(その時歴史が動いたの決め台詞だったような?)


なんとなく頭が締め付けられるように感じ、何故か耳鳴り
がして、店内の空間が圧縮しているような感覚を覚え、
冷や汗まで出てくる始末。


「え〜〜〜〜???なんや、この変な感じは???」


と、初めての異常体験に焦り、プチパニックを起こしながら
天井を見上げると、なんか奇妙な圧迫感の中・・・。


「やめろ、やめとけ、やめろ、やめとけ」の大合唱・・・。


もちろん見えも聞こもしてないのですが、まるで多くの
顔のない首達が「やめろ、やめとけ」の大合唱をしている
ような雰囲気が漂っているように、感じました。


「まるで(うしろの百太郎)のようやな・・・」と、
この事態を客観視している自分が、そう呟いたのでした。



「ふうー・・・」と一息ついて、天井から目を下に向け
、もう一度新たに見積書を見直しました。


今までこのように考えたことはなかったのですが、何故か
「これはご先祖様たちが、ここで店をやらない方がいいと、
忠告してくれているのではないか・・・」と。



頭の中では「やめろ、やめとけ」がぐるぐると渦巻いてる
状態の中、大きな決断を下すかどうか・・・今まで開業
に向けて使った時間とお金を、すべて無駄にしていいのかどうか?


悩みに悩み・・・下した結論が「開業を取りやめる。」
という。重い重い決断だったのです。



「よし・・・業者には申し訳ないけど、工事は中止
してもらおう。」と思った瞬間に、すべての付き物が
取れたように「スーっと」、体が軽くなったんです。



これまでの人生で「ご先祖」の事など、一度も考えた
事など無かったのに、何故そう思ったかは、謎です。
(うしろの百太郎に引っ張られてたのかな?)


そして業者に電話して中止を伝え謝り、天白での開業は
幻となったのでした。


・・・え・・・それって霊体験・・・???

って言いたいとこなんですが、そうではないと思います。


多分、駐車場の事とか、少し性急に店舗を決めてしまった
事など、どこか頭の片隅にあった「不安材料」の数々が
顕在化して起きた、不思議な出来事だったのではないか
・・・と、思います。


でも今まで一度たりとも考えたことのなかった「ご先祖さま」
という単語が出てきたのは・・・不思議です。
(うしろの百太郎に引っ張られてたのかな?)



と、期待させといてどこが「世にも奇妙な話じゃい!」と、
お怒り方もいらっしゃるかとは思いますが・・・許してね!


だって霊感無いんだもん!・・・と、言い訳しておきます。


いやー・・・こんなしょーもない話やのに、長かった・・・。


3回ぐらいで全編いけるやろと、軽く考えてたのに・・・。


実はまだこの奇妙な話・・・「長久手の店舗編」もあるんです。
(え・・・期待してないですって)

しかし、一旦「天白に移転しなかった編」が長すぎたので、
またの機会にやりたいと思います・・・懲りずに。


え・・・もういいって・・・まあそう言わずに・・・待っててね!