長久手町にある無添加ラーメン屋さんの日記
2021-03-02 00:35
なぜラーメン屋なのに、ラーメン食べないのかな?・・②
3月3日(水)〜3月14日(日)までは夜21時までの営業です。
あああああああ〜〜〜〜〜早く通常の日常に戻らないかな〜〜〜。
で、前の続きなんですが・・・・なぜ、ラーメン屋なのに
ラーメンに興味無くなっているのかって話の続き・・・。
最初、豊橋で「まんまる堂」をオープンした頃は、まだ若く
夢と希望に燃えていました!!!!
そりゃ当たり前で、自己資金プラス借金で開業するのに、
夢や希望もなく始める奴は、勝負する前に負けてるも同然です。
西暦2000年、ミレニアムですよ。
よし!と・・・「無化調」ではなく「無添加」で行くぞ、と。
店のコンセプトの最上位に「自家製麺」と「無添加」の
美味しいラーメンの店という冠でいくぞ、と。
「ガチンコラーメン道」などを経て「無化調ラーメン」という
コンセプトの店が最先端でブランドでした。
当時、東京でもそこまで多くなかったです・・・「無化調ラーメン」
ましてや名古屋を含む愛知県など、ほんと数えられる程度。
・・・まあ、今でもそうですね・・・なんちゃって「無化調」の
店は、結構あるのですが・・・。
そんな現状の中、「無化調」をすっ飛ばして「無添加」だぞ・・・と、
鼻息が荒かったですね・・・最先端の更に先だと・・・アホですね。
当時有名だった佐野実大先生の「支那そばや」も「無化調」という
カテゴリーでしたが、「酵母エキス」は使ってましたからね。
料理経験ほぼ素人程度の調理人のワタシは、「化調」なしで味を決めることの
難易度の高さも、あまり分かっていなかったのです・・・アホですね。
当然開業と同時に不評そしてどん底・・・という今から考えると
当然至極な結果が待っていたわけなのです。
まあ・・・でもですね・・・試作で作ったラーメンは美味しかった
んです!
ただ、その美味しさを営業時間通して維持するためのテストを
やってなかったのが敗因で、オープンしているのに一からやり直し
という、地獄めぐりの旅が始まってしまうんですね。
・・・・いや〜・・・・思い出しただけでも、胃が痛くなりますね。
極貧でした・・・辛かったな・・・・あの頃・・・・。
でも店が暇で極貧でしたが、お客さんが来ないイコール時間がある
ので、研究に費やせる時間は山ほどあったんです。
手持ちの資金が尽きるか、美味しさを維持してしかも、ある程度
一般受けするような「無添加」のラーメンを完成させ、お客さんを
増やすことが出来るか・・・・デッドオアアライブですね。
タイムリミットは刻々と近づいて来ていました。
そして・・・と、続きは次回です。
(C) まんまる堂 無添加自家製ラーメン 愛知県長久手市