愛知県長久手市 まんまる堂では無添加食材のみ使用! お子様連れでも、妊婦さんでも安心してお食事して頂けます

長久手町にある無添加ラーメン屋さんの日記

2012-07-02 23:55

秘儀de奥義の麺作り①


たまにはお店の事も書いておかないと・・・。

少し前にHOW TO 麺?という項目で、【秘儀de奥義の麺作り】

と称して、まんまる堂での麺作りを紹介しました。

本来このホームページは、お店で使っている調味料や材料だとか、

その材料をどの様に加工して仕事を施しているのか・・・・等々の

情報公開の場として使っていこう、と思って始めたのでした。

しかしこれまた~進まない~進まない~と・・・。

まずこの手の技術的な事がさっぱり分からない。

なので、このホームページの製作会社の方に色々と相談しながら

進めていますが、やはり自分で考えた事が自分で実行出来ないので、

進まない~進まない~。


すぐにでも立ち上げられるネタもあるのですが、第3者を介してでないと

進まないので、公表できない・・・・頭の中にはここでやりたい事のアイデアは

あるのですが、実行するのに時間が足りないし、気力も足りない。

と言う事なので、少しずつしかやれないのです。

でも少しずつはやって行きますので、乞うご期待!(してないか・・・)

いやはや、前置きが長くなってしまった。

そうそう麺のお話でした。

やはりまんまる堂といえば『麺』でしょう!!!!!!!!

自画自賛でお恥ずかしいのですが、麺には自信アリです。

しかし、この麺にも歴史ありで・・ファ・ファ・ファ・ファァァ~ン・・・(回想モードに突入)

国産小麦を使った無かんすい麺。

かんすいの代わりに卵を使ってコシを出す・・・・。

全く製麺などやったことのない素人が考えた、無添加の中華麺の設計図です。


今と違って当時(豊橋のオープンが2000年)かんすいを使わない中華麺の

作り方など簡単には手に入るものではなく、少ないデーターの中から『卵』という

キーワードを探り当て、これに賭けてみるかと半信半疑の設計図でした。

手動の小っさなパスタマシーンで麺の試作をしていたのですが、

やはり加水(小麦粉に対する水分量)の問題なんかもあって、

(パスタマシーンでは低加水の麺は作りにくい)うまくいかない。

そんな時にその当時の小麦を仕入れる予定の業者さんが、

材料さえ持ち込めば、麺を作ってくれる所を探してくれたので、

助けに船とばかりにお願いして連れて行ってもらいました。


大手の製粉関連の会社だったと思います。(うろ覚え)

とても大きな製麺機というか製麺マシーンですね、でか過ぎて・・・。

我々の希望どうりの加水に卵入りで、ドドーンと素早く50食分作って

いただきました。

「おおー!」とか言いながら喜んでいる我々を見て、たぶんこのコシが

ないであろうと想像され、商品としては失敗作であろう麺を持って

喜んでいる、これから商売を始めるであろう素人を見て不憫に思った

のでしょうね・・・。担当者さんが言いました。


「まぁ・・・(言いにくそうに)たぶんですけど、すぐに茹で伸びしちゃう

かもしれませんねー。・・・・まぁ・・・それにかんすいを使っていない麺は

、中華麺ではないですしね(商品表示上)・・・。・・・・どちらかといえばうどんの

仲間になりなすかねー・・・・。」


と、失敗が約束されているであろう無知な2人に、さりげなくアドバイスをくれました。


しかしこちとら、かなりの無知なもんですから・・・・カッ・チィーンときました。

内心では、「なんやとー。馬鹿にしやがってぇ~。かんすいなんかたとえ天然物

でさえも、絶対使ってやるもんか!」と怒ってました。怒怒怒怒怒・・・・・・。

「かんすいを使わないと中華麺と呼べないなら、上等やないか・・・怒怒怒・・・

我々が作る麺は、まんまる堂のオリジナルじゃ!!!!」と、息巻いていました。

いやー、無知って恐ろしいですね・・・恥恥恥・・・やさしいアドバイスだったのにー。

でもやはり、無知だからチャレンジ出来たんだと思います。

かんすいを使わない内麦を使った麺作り・・・・。


このつづきは次回に・・・・続続続(もうエエって!)