長久手町にある無添加ラーメン屋さんの日記
2018-08-06 19:02
思い出の塩ラーメン
少し前に、とある名古屋の人気ラーメン屋に行って来ました。
たまたま偶然そちら方面に用事があり、これ幸いと若干の
懐かしさと共に行ってまいりました。
なぜ懐かしいのかというと、我がまんまる堂と同じく、2000年頃に
オープンしている、いわば同期のようななお店なんです。
同期というと、まるで肩を並べているようかに書いていますが、
現実はかたや一気に名古屋の有名店に駆け上がったのに対して、
我がまんまる堂は豊橋で「何とか生き残ってはいるが、いつ
潰れても誰も不思議に思わない無名店」だったので、
「オープン時期は近いが、天と地ほどの知名度&売上の格差」
という間柄で、同期などと語るのは・・・かなりおこがましいのです。
これは我がまんまる堂が長久手に移転してからも、少しも立場は
変わらず、未だ名古屋を代表とする超繁盛店で有り続けているお店と、
かたや長久手の繁盛店とは程遠い、そして変わらず無名に近いラーメン屋
ぐらいの力関係でしかないのですが・・・。
しかし同じく同年代にオープンして、お互い今までやってきている・・・
というシンパシーは、お店としての知名度は雲泥の差があるとは言えども、
持ち続けているのです・・・一方的に。
最初にそのお店の塩ラーメンを食べたのは、まだ豊橋時代の頃でした。
なんとなく我がまんまる堂の塩ラーメンと、味を構成している食材に
類似点・・・たとえばアサリをふんだんに使って節系の旨味と
掛け合わせている・・・みたいに感じたので、嬉しくなったのを
思い出します。
けっこうアサリが効いていたので、「お!・・・オレと同じ事を
考えているな〜」・・・と、勝手に想像していました。
その後も2〜3回食べた記憶があったのですが、さほど最初の印象
から、大きく変わったという感じは受けませんでした。
しかしこの間久しぶりに食べてみたら・・・アサリがいない。
「あれ?」と思いながら何度も慎重に味わってみたけど・・・いない
・・・アサリがどっかに逝ってしまった。
もしかすると、ワタシの舌が未熟で感じられないだけかもしれませんが、
明らかにまえの印象とは、大きく変わってしまった・・・。
でもお店は大繁盛なんです。
この業界結果が全てですから、このアサリがいなくなったお味が
大多数のお客さんの心をつかんでいるので、それが正解なんでしょう。
しかし、ワタシは少し寂しくなってしまいました。
「そうか〜・・・もうあの感動したあの味には、もう二度と
出会えないんだな〜・・・」、と。
ただそれだけの話しなんです。
勝手に立場も身分も違うのに、近いところでお互い走っている・・・と、
あくまでも勝手にそう思っていたのに・・・変わっちゃったか〜・・・。
愛知県産のアサリもいろいろあったからな〜・・・。
それも影響しているのかな〜・・・・。
でも熊本産のアサリも悪くないけどな〜・・・・。
そう、ただ勝手に一人で寂しさを感じた、ただそれだけのお話でした。
(C) まんまる堂 無添加自家製ラーメン 愛知県長久手市