味覚って、何なんでしょうね?
人それぞれだし、嗜好は千差万別ですよね。
ラーメンで言う所の、「インパクト・パンチ・濃厚・コクがある・etc・・・。」
外食産業、コンビニ、インスタント食品、スナック菓子・・・。
すべてに共通しますよね。この手の台詞。
よくテレビなんかで聞きませんか?
「あっさりなのに、コクがある。」とか「濃厚だけども、後味さっぱり。」とか。
売れる(集客のある)商品には、特定のパターンがありますよね。
「病み付きになりそう~。」的な、コメント。
この美味しさには、人為的な戦略が見え隠れしませんか?
皆を取り込んで、病み付きにしてしまう美味しさ・・・。
あらゆるインスタント食品の味のベース。
『食塩、砂糖、油(脂)、うまみ調味料』
この四点セットの過剰な味付けが、食べる人の『脳』をすっかり
虜にしてしまうそうです。脳の機能を麻痺させる。
そして安部弘さんの「食品の裏側」に書いていますが、
あらゆるインスタント食品の味のベース。
『食塩、化学調味料、たんぱく加水分解物』
が加工食品における、うまみの「黄金トリオ」だそうです。
ワタクシ、個人的にはここに『酵母エキス』も是非参加させたい。
人間は本能的に『塩味、甘味、旨味、脂肪』を好みます。
これは生きていく為に、必要な栄養素だからです。
これらは我々人間にとっては、『自然界にあるもの』だったのです。
長い人類の歴史から見ても、この60年位の出来事です。
『自然界にあるもの』を化学的に精製したり、
『自然界にないもの』を化学的に製造したり・・・。
そのようにして製造された、『食塩、白砂糖、食用油(脂)、うまみ調味料』
不自然な調味料類は、本能のリミッターを破壊して、食欲を正常に
コントロール出来なくしてしまうらしいんです。
まあ、要するに脳の味覚領域が、アホになってしまうんですな。
化学調味料って奴は、味らいを破壊するそうです。
東南アジア地域での野犬狩りに、化学調味料入りの食べ物が
使われてるって知ってました?
犬がそれを食べると「フラフラ」に、なるそうです。
そこを捕獲する・・・。脳がアホになってしまうんでしょうな・・・。
食塩や白砂糖も、しょっぱさ甘さのリミッターを破壊して、
より味の濃いさの上限を、上げてしまう。
前に、コンビニで買った「大福」を貰った事がありました。
頂き物なので、責任もって食べようと・・・・食べてみました。
「なんじゃ!この遠慮のない甘さは!」
甘い・・アマイ・・あまい・・唖魔痛!!!!!!!!!!!
なんと、頭痛がするじゃあ~~りませんか!!!!
食べ物を食べて頭痛がしたのは、初体験。
よくこんなもの売ってるなー、と思ったけど、当然買って食べて
平気な人がいるから、売ってるんやろな~。
この甘さは、ワタクシの理解の範疇を超えてる出来事でした。
もしかして・・・・この甘さを理解できない、ワタクシの脳がアホなのか?
と考えてると、ますます頭痛が・・・・・。
でも全部ちゃんと食べましたよ。しばらく頭は痛かったですけど・・・。
味覚の上限が上がってしまうと・・・・。
この話はまた次回で・・・。