長久手町にある無添加ラーメン屋さんの日記
2017-06-27 22:42
ラーメンの原価率の秘密・・・①
少し前に「元ラーメン店主が明かした原価率」と銘打った記事を見たので、その辺の話を少しイジってみたいと、おもいます。その記事のサブタイトルが、「”最大のタブー”閉店してしまったラーメン店主が明かした原価率」と表記されていました。「何が最大のタブーなんだろう?」「原価率などタブーでもなんでもないやん」と、思いながら。そこに出ていたものを、そのまま貼り付けます。
さあ・・・これを見てどう思いますか?ここに出てくるスープというのは、タレも込みですね。まず、あくまでも片隅の片隅ですが同業種のワタシから見て・・・。「チャーシュー20円、安っす!」・・・と言う感想でした。でもトータルすると(あくまでも本当だとして)かなり原価をかけていますね。40%超えると、かなり厳しい戦いになるでしょう。たぶん飲食業界全般、原価率30%前後というのが一般的でしょう。前に一度書きましたが、とある社長さんが冗談でワタシに「まんまる堂をチェーン店展開しよう。ただし原価率は18%に押さえてよ(笑)」その冗談に対して「18%ならラーメンの量半分にしないと(笑)」と、答えたことがあります。たぶんこの20%以下の原価率は、大型店舗のチェーン店の話でしょう。なぜなら家賃、人件費、光熱費等々がが半端ないからです。ただ単純に原価率の数字そのものだけで語れるほど、単純な話ではないのです。それはさておき、原価率40%か・・・・なんか懐かしい響きですね。第一期まんまる堂は豊橋で2000年にオープンしました。そしてその少し前から今につながるラーメンブームが始まりました。その牽引者が「麺屋武蔵」であり、佐野実さんの「支那そばや」やその他多数のニューウエーブなラーメン屋達でした。従来のラーメンと違って、素材に拘り、無化調だったり・・・・。やれ、さんまの煮干しだ!名古屋コーチンだ!・・・というブランド名が踊り並んでいる状態のお店が増えました。あの「ラーメン道」で有名な『ガチンコ!』は、1999年4月13日から始まっています。
面白かったですね〜『ガチンコ!』・・・知らない人はユーチューブでどうぞ!
そうこの頃からです。原価40%などと、謳われ始めたのは・・・。
そんなプロパガンダ?に乗せられて、アホが豊橋に無添加など謳って
ラーメン屋をオープンさせてしまうんですよ・・・ここからが地獄の始まり。
この原価40%には恐ろしい裏の仕掛けがあったのです!
(そこまではちょっと言いすぎですね)
その話は、次回に!!!!
(C) まんまる堂 無添加自家製ラーメン 愛知県長久手市