愛知県長久手市 まんまる堂では無添加食材のみ使用! お子様連れでも、妊婦さんでも安心してお食事して頂けます

長久手町にある無添加ラーメン屋さんの日記

2012-03-20 00:18

『無化調』のラーメンというジャンルって・・・①


引き続きラーメンの話題をば・・・。

化学調味料を使ってない、と謳ってるのラーメンを食べる機会がありました。

自分のお店以外のラーメンを食べるのは久々なので(不勉強ですね)、

期待でワクワクしながら、お店に入りました。

スープを一口二口・・・。麺をすすりながら「魚ダシはそんなに利いてないなー。」

とか、「細い麺が皆好きなんやなー。」とか考えながら食べていると、

口の中が「ん?」・・・オカシイナ・・・たしか『無化調』のはず・・・・。

明らかにお馴染みのあの違和感が・・・。しかもかなり強烈な・・・。

「????・・・。」頭の中にたくさんの疑問符が・・・・????。

確かに、過去にも『無化調』を名乗るラーメンを食べた後にも、

若干の違和感が残るケースもあるので、少々のダメージを喰らうのは想定内で

驚かないのですが、これは明らかに少々のレベルではないぞ・・・・。

あれ?たしか『無化調』と謳ってたよな・・・。

食べ終わり店を出た後、口の中がもう大変!

『無化調』と謳っていないラーメンを食べに行く時には、ある程度のダメージを

喰らう事が前提でガードを固めているので、喰らってもダウンする事は

無いのですが、今回は不意打ちのの「クロスカウンター」・・・・・・・・・・

ノックダウンですわ。


豊橋時代に福岡のラーメン屋さんから教えてもらった業界用語。

化学調味料の入れる単位。

「耳かき一杯。小さじ一杯。大さじ一杯。レンゲ一杯。」

このダメージ具合は明らかに「レンゲ一杯」クラス。

たぶんこのお店は、化学調味料を使っては無いと思います。

でも『無化調』なのに、化学調味料で喰らうのと同じダメージ。

さてその秘密は・・・・。


秘密の正体は、『たんぱく加水分解物』と『酵母エキス』じゃないかな、と。

特に『酵母エキス』は、『味○素』と同じような顆粒のタイプもあるので、

『無化調』なのに「レンゲ一杯」なんて手品が出来ちゃいますしね。


この『たんぱく加水分解物』と『酵母エキス』、精製が不十分な為に

化学調味料と表示しなくてもいいのですが、その内情は限りなく

化学調味料に近い危険な物質です。

その精製の不十分さにより、さらなる危険性も指摘されている、いわく付き。

化学調味料と同じで、正しい味覚を破壊する影の立役者。

こいつ等を使えば、『天然の素材だけで・・・・』とか、『化学調味料不使用』

とか、名乗る事が出来ちゃうんですよね。

だからワタクシが食べたこのラーメンは、確かに『無化調』なんですよ。

このような手品が、簡単に出来てしまうこのご時勢に、『無化調』なんて

ラーメンのジャンル要ります?

一昔前、『無化調』を名乗るラーメン屋は、【出来る限りインチキしないで、

手作りで作るラーメン】という位置づけだったように、思えるのですが・・・。


このような手品が簡単に使えるとなると、『無化調』なんて

『グルタミン酸ナトリュウム』を使用してない事を、言ってるだけですよね。

もう、ラーメン店主が出来る限りインチキ無しで、己の腕だけをたよりに

《ガチンコ》で作るラーメン、の旗印ではすでに無いんだなーと実感しました。

だいたいラーメンフリークは、『無化調』のラーメンだからと言って、

特別に有難がらないと思うんですけどもねー。

それでも手品を使ってまでも『無化調』の冠、欲しいかなー?

まあでも確かに、手品を使えば【『無化調』なのにこくがある。】

的なことは出来ますわな~。


この話終わらないなー。引き続き次回に持ち越しです。