今回も引き続き、『ラーメン』について熱く?語っていきます。
ワタクシは常々、【嗜好品としてのラーメン】と【食事としてのラーメン】と、
業界の関係者になんの断りも無く(全く相手にされてないですけどね・・・エヘへ)
分類して、勝手に二極化にしているのですが・・・。
それは、我々のラーメン屋としての立ち位置を、都合よく勝手にこしらえて
正当化してしまおう、というちっぽけな〈竹やり〉戦術です。
では、【食事としてのラーメン】てなんぞや?と、なりますよね。
やはりその一食がお客さんの身体にとって、有用なものであることが大前提です。
そして身体にとってプラスの効果を持った、【食事】としての機能性を備えている
食べ物であるということです。
やはりラーメンといえば、『身体に悪い食べ物』の代表格ですよね。
身体に悪いと分かていても、やめられない~とまらない、と。
過剰な《塩分、糖分、油脂、化学調味料、》を武器に、正しい味覚を破壊し、
コンピューターウイルスと同じで脳内に入り込み、正常な思考(嗜好)を掻き乱し、
生命維持に必要な塩分量や、脂の量のリミッターを破壊し、大量摂取させ、
身体にダメージを喰らっても、また再び食べたいと思ってしまう、強中毒性。
一度味覚がダメになり、リミッターが壊れちゃうと、すべての食べ物に《それ》を
求めちゃいますから・・・。それが怖い。
化学合成の食品添加物を大量に投入して、食品本来が持つ栄養素までも破壊。
プラスになるのは体重くらいで、脳機能や免疫力にとってすべてマイナス。
【嗜好品】と呼ぶにしても、まともな嗜好品に対して失礼かもしれないですね。
うちの店のことで、「ラーメンなのに安全なんか売りにしてるけど、そんなの
ラーメンに求めてない。」的なコメントを見たことがあるのですが、確かにな、と。
その通りだな、と。ラーメンとしては、求められてはいないよな、と。
人それぞれでしょうが、これは働く人間のモチベーションの問題です。
ラーメンフリークには必要のないお店でしょうが、外食の一環に
こんな店があると、助かる人もいるんじゃないかな、とか。
せっかくお金を使うなら、まともな物を食べたいんですけど、とか。
そのニーズに応えられる【食事としてのラーメン】を提供してる、
という自負からくるモチベーションはあります。
どちらかと言うと、ラーメンとしては悪く言われる事が多い店なので、
そのようなモチベーションでも持っておかないと、やっていけないですよ。
今回もかなり、熱く?ラーメン?について語れたと思います。
次回もかなり、熱く?ラーメン?について語りたいと思います。