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長久手町にある無添加ラーメン屋さんの日記

2014-07-29 23:59

中国産チキン問題の問題①


食べ物と脳の不思議な関係』というシリーズ物を書いてるのですが、

せっかくなので今話題の「中国産チキン」の話題を割り込ませます。

なんせ時事ネタですから・・・。


最初、このニュースをスマホで見たのですが、タイトルだけ見て

「へー・・・大変そうやな。」と思っただけで、内容までは詳しく

見もしませんでした。


すると、日増しにこの話題が大きく取り上げられているので「?」

と思いましたが、とりあえず詳しい内容を見てみました。

その中で「もう怖くて《マ○ドナ○ド》のチキンナゲットは食べれないな」

「マ○ドナ○ド終了」「もう二度と行かない」「だから中国産は信用できない」

とか、「食の安全うんぬん・・・」みたいな反応が多いのに驚きました。


イヤイヤ・・・言わせてもらいましょう!

「何を今更!」「それ以前の問題だろう!」・・・と。

確かに賞味期限切れとか、落ちたのを拾ったとか大問題です。

しかし、本当にそれ以前の問題のほうが恐ろしすぎて、この程度の

不始末なんかワタシには「あって当たり前」な出来事なので、気にも

なりませんでした。

確かに「ソコ」に来た肉をどう安全に処理するかは、とても重要です。

「それ以前の問題だろう!」というのは、「ソコ」に来る前に行われている

事がとても恐ろしいので、「ソコ」にきて何が行われているのかなんて、

考える余地の無い話なのでした。

最初に断っておきますがワタシは《マ○ドナ○ド》批判がしたいのでは

ありません。これはファストフード業界向けに育てられている鶏や

加工食品に使われている多くの鶏に共通するお話です。


まず鶏を効率のいい商品に育てる必要があります。

できるだけ早く安く鶏を太らせなければなりません。

早く成長させるため餌に成長ホルモン剤を混ぜたり、病気で死なない

ため、1日に2回抗生物質を投与し、しかも耐性がでるのを防ぐために

18種類ぐらいの抗生物質を使いまわします。

大きく成長させるため、餌に脂肪などを混ぜ、餌代を安くするため

ほかでもない鶏の処理場から出る肉の残骸、油、血液、骨が

加えられることもあるそうです・・・・そう「共食い」ですね。

肉骨粉入りの餌・・・狂牛病の悪夢を連想してしまいます。

そして新たな「品種改良」で育てられた鶏は、胸が大きく短期間

で大人になります。

胸の重みで足が折れ曲がった「奇形」・・・じゃなかった「品種改良」

の鶏達は生涯、外 の土を踏むことも無い・・・。

普通、鶏の寿命が10年以上、大人の鶏になるのに約110日、

ブロイラーの寿命が約40日・・・。

そしてこの後処理されるのですが、詳しくは書きませんが余りにも

残酷だ、という事で動物愛護団体がクレームを出し続けています。

(もちろん鶏だけでなく、牛もですが・・・。)


この事実を知っていても、安いからといってチキンナゲットやその他の

ファストフードの商品・・・食べようなんて考えますか?

そんな肉、その後どのように処理されようと、食べる気無くしませんか?


まずこれが「何を今更!」「それ以前の問題だろう!」

という由縁です。

この問題で「マ○ドナ○ド終了」「もう二度と行かない」なら

理解できるのですが、「エ!そこなのか~?」と、思ってしまいます。


ん~終われないな・・・。

次回もこの時事ネタを続けまーす。