「ヘイ!ジャパニーズ。お前ら主食を、『遺伝子組み換え』にして
食べるつもりなのかい?バカじゃないの?アンビリバブル!」
(あくまでも想像です。真に受けないでください)
と言う話でしたね。
『遺伝子組み換え』大国、アメリカやカナダでさえ、
「まさか『小麦』はやんないよね?」
「当たり前だろ・・・お前、死にたいのか?」・・・これが現実です。
直接、日々口に入る物を『遺伝子組み換え』にするなんて・・・バカじゃないの?
という、理屈なんです・・・誰も好んで、病気になりたい訳ではないですもんね。
でも前に書きましたけど、『遺伝子組み換え』が肥料に使われていた肉、
卵などを、間接的に食べただけで、『遺伝子組み換え』が身体の中に
入ってきている事が、確認されたという話を、書きました。
直接口に入らなければ『安全』だというのは、ただの神話になってしまいました。
じゃあ、『遺伝子組み換え』食品を食べると、何が危険か?と言う事ですよね。
諸説、色々あります・・・ワタシなりに色々と調べてみました。
なんとなくですが、それを噛み砕いて、分かりやすく解説したいと思います。
もちろん諸説の中で、ワタシなりに納得したものを、書きます。
所詮ラーメン屋のオヤジの戯言です・・・信じるも信じないも、アナタ次第です。
遺伝子については《人は食べたそのものである》シリーズでも書きました。
そこと重複する所もありますが、今回は『遺伝子組み換え』も絡めて書きます。
食べ物と遺伝子の因果関係からです。
食べ物には、今現在、分かっているもの、まだ分かってないものを含め、
様々な『栄養素』を含んでいます。
最新の研究では、この『栄養素』とは、身体の様々な機能を働かす為の
『情報』だと考えられています。
我々が「食べ物を食べる」と言う事は、イコール「情報を食べている」
と言う事なんだそうです。
そして我々の身体で、食べ物から摂取した『栄養素』=『情報』を受け取る
のが、『遺伝子』なんです。
この受け取った『情報』によって、『遺伝子』は持っているプログラミングの
どこかの部分に、スイッチが入ると考えられています。
「何を言ってるんだ。遺伝子の働き方はそれぞれ決まってるだろう?」
って思いますよね。
血液型などを決める遺伝子みたいに、ひとつの働きしか出来ないものも
ありますが、ほとんどの遺伝子は多くの機能を持っているようです。
前にも書きましたが、ミミズ類の遺伝子による体重調節機能を
科学者達は調べましたんだそうです・・・(気が遠くなりますね)
1万6757個の遺伝子の機能を一つずつ調べて、体重への影響について
観察した所、体重に影響を与えている遺伝子は、417個もあったそうです。
遺伝子一つ変えただけで、太らない体質に変わるなんて都合のいい話は、
有り得ないのです。「肥満遺伝子」は一つの遺伝子ではなくて、複数の
遺伝子の機能が、相互に作用している事が分かりますよね。
一つの遺伝子に、一つだけの機能が備わっているのではなく、
その遺伝子には、まだ我々には分かっていない、多くのの未知なる
性質がプログラミングされているのです。
そしてその遺伝子の、どこかの部分が活性されたり、発現化される
ことによってのみ、その遺伝子の性質が働くのです。
その遺伝子の、どの部分の性質が活性化されるかどうかは、
「栄養素」という「情報」が、その決定権を握っているのです。
ようするに『栄養素』=『情報』は、その遺伝子の活動を決定するスイッチなのです。
これが我々が「食べ物を食べる」と言う事は、イコール「情報を食べている」という
事に繋がっていきます。
それぞれの食べ物が持っている『栄養素』・・・(分かってるものから、まだ未知な
ものまで)・・・が、我々の『健康』にとって、有利に働くのかどうかを決定付ける
「鍵」になるのです。
持ってる遺伝子によってもたされるのが、『体質』。
その遺伝子をどう発現させるかによって決まるのが、『現在の健康状態』です。
それは、「食べ物」と「環境」によってもたらされるものだと、考えられます。
と、いう事は・・・『遺伝子組み換え』などと言う、人為的でこの自然界に存在しない
DNAが身体に『情報』として入ってきたら・・・???????????????
と、いう話は次回です。